小学校では、子ども達の「夏休み作品展」が始りました。
そこで、すごい研究を見てしまいました!
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「ことばがけの研究」というタイトルで、画用紙が綴られていました。
植物に、毎日言葉をかけて、成長ぶりに違いが出るかどうかを調べるというものです。
『誉めたり肯定的な挨拶をする鉢』
『悪口雑言を投げつける鉢』
『無視をつづける鉢』
計3鉢(もちろん同じ種類で、同じ日に種まきしたもの)を用意し、毎日の様子を観察です。
・誉め鉢には「おはよう、早く大きくなってね、おやすみ、また明日ね」などの言葉がけ。
・悪口雑言鉢には「バカ、うざい、汚い、くせぇ」など。
・無視鉢には言葉がけはなし。
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観察は、夏休み中ずっと。5週間。
成長の度合は、誉め鉢の成長は順調で一番大きくなり、
ところで。
この研究が、科学的に本当に価値があるのかどうかは、私にはわかりません。
でも、別にそんなことはどうでもいいのです(^-^)。
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4週目をすぎてある日、こんなコメントが見られました。
・悪口雑言鉢
「他のもののように大きくならない。ボクがイヤなことを言いつづけたからかもしれない。
・無視鉢
「この間まではそれなりに育っていたのに、最近元気がない。
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翌日、彼は研究の大胆な方法転換(!)を決意します。
・悪口雑言鉢 「今日からは悪口を言うのをやめることにした。
今日かけた言葉: いままで悪口言ってごめんね。もう言わないから。大きくなってね」
・無視鉢 「今日からムシはしないことにした。
今日かけた言葉: これまでムシしてごめんね。元気になってね」
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私は、この段階で、感動しちゃいました。
「ごめんね」から始まっているう〜〜(T T)
「ごめんね」を言わずに、
けど、彼は、
すると!
確かに、そう言われてみればどことなく、ピンとなったような???(笑)
へぇー、すごいなあぁー、本当かなあー。とにかく面白い。
そう思いながら、私はさらに『研究のまとめ』のページに目を進めました。
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このまとめの部分では、さらなる感動が待っていました。
はっきり言って、夏休み作品展で、瞳をうるうるさせる羽目になろうとは(爆)。
「ボクはちょっとした思いつきで、
けれど、悪口もムシも、とちゅうからイヤになったのでやめた。
ごめんねとあやまって、あやまりつづけて何日かたつと、
悪口やムシには、元気をなくさせる力があるのだとわかった。
ボクは、友達にも悪口やムシをするのは、
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なんか、…すごーい!
この方(お子さん)の労作である研究を、お名前を伏せたまま勝手に紹介だなんて、
すごいなあ。
この気づきがダークサイドで使われることがありませんように…。
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