講師トレーニング

福岡・にじいろCAPさん×Wen-Do JapanのCLDエキスパート認定コース

こんにちは。


あなたもエンパワーのエキスパートに! セルフ・エンパワーの輪を広げよう。

直感に耳を傾け、ふさわしい思考を展開し、最適な行動を選ぶ力をつける

Wen-Do Japan主催の『CLDエキスパート認定』コース。


9月の名古屋に引き続き、12月17日〜19日の丸3日間、久留米市でやってきました。
充実感でいっぱいです〜〜〜!!
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今回お声がけくださったのは、現地のにじいろCAPさんです。



177.png『CLDエキスパート認定』コースとは

CLDとは「Control my Life and Destiny.」の頭文字。

どんなときでも私の舵をとるのは私!と実感できる女性が増えることを願って
誕生したプログラムです。


3日間の受講で、CLDエキスパート認定者は、

・Wen-Doの基礎実技の習得者と認定され、
 将来講師トレーニングコースにエントリーできます。
・CLDプログラムで得たことは全て、ご自身の実践の場で自由に使うことができます
 (*例外はWen-Doの実技指導のみ。他はすべてOK)
・上記の一例として、Wen-Do Japanの講習メニューのひとつ、
 『私がたり』のファシリテーターができます。


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会場のえーるピア久留米。とっても素敵な、ずっとそこに居たくなる建物でした。
階段を歩きたくなる工夫やフリースペースを使いたくなる工夫が実に素晴らしいです。

◆1日目
初日はWen-Doをがっつりです。
久留米の場合、にじいろCAPさんが、一般女性対象の2時間のWen-Doも
併せて開催してくださったので、さらにWen-Doを楽しんでいただける時間が持てました。


とはいえ、Wen-Doが初めてでCLDに参加してくださる方にとっては、
たった2回の機会でしかないので、一気に全てを覚えるのは難しいかなと思いますが、

全体を通して、Wen-Doの理念やワークショップのスタイル、
そしてWen-Doを経ることで女性たちの何がどのように変わるのかは
実感から体得いただけます。
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女性に対する暴力についての基礎学習の時間には、
皆で、
「夫婦間の性暴力を受ける女性が
逃げよう!と思えるようになるにはどうしたら…?」の手立てを
皆で考えました。
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それを皆で考えるのにはTOCfEを使っています。


TOCfEを使うことの大きなメリットは、

教えない教え方・教えられるのではない学習経験ができること。


『何を』『どのように』考えれば、命題に対する解答を自分で見つけることができるか、が
内発的にわかるようになる。


これはすごいことなのです。
なぜなら、


もし、常に「〇〇には××が重要ですし、有効です。その理由は…」と
講師側から全てを解説して教えるスタイルしか取れないとしたら、
受講生には、学ぶ度に暗記事項が増えていきます。

そんなにたくさん覚えられないよ〜となれば意欲は下がるかもしれません。

《テストに出そうにない事柄》=社会人学習においては、実生活との関連が薄い事柄
についても、やはり覚える意欲が下がりやすいです。

仮に意欲は持てるとしても、
暗記知識についての記憶を常に第一線で保ち続けることはできません。
人は常に新たな経験や知識を得るからです。


それに対して、


このルートで考えればいいのか!を発見・理解し、自分でできるようになったら
その経験とルートは、長く記憶に残り、必要な時にいつでも取り出して使えるスキルとなります

自転車の乗り方を忘れないみたいなものですね。


その証拠?に、

久留米のCLDコースで、上記写真のようなディスカッションワークを通じて、
『何を』『どのように』考えれば、命題に対する解答を自分で見つけることができるかを
掴んでくださったある受講生は、

コース期間中のある日、

「昨日、自宅でパンを焼きたいと思ったのですけれど、
 この講座の宿題もやらなきゃいけなくて、時間もない…ってなって、
 どうしたらいいかと思って、
 早速、皆でやったアレを使って解決策を考えましたー♪」
こんなのを披露してくださいました。

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そして
「というわけで、焼いてきたパンもありま〜す♪」

やったあ!


飲み込みの早さもすごいけど、

人の注目と歓声を集めるこのプレゼンの構成力はもっとすごいし、

パンで美味しさと喜びを振りまいてくれる才能はさらに素晴らしい〜(笑)


みんなで大盛り上がりで、パンをいただきました。

美味しすぎてせっかくのパンの写真撮影を忘れたことに今気づいてショック大…。


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◆2日目

2日目の午前は『私がたり』。
名古屋のCLDのレビューにも書いたように、今回も涙あり笑あり。
ナラティブが人にもたらす力ってすごいです。


午後は《言葉の力で私を護る》。


言葉の力…自己主張や交渉で自分を守るためには、
自分や、場合によっては相手と自分の双方の『最終目標』と
何を手段とするのかの理解が役立ちます。


人って、やっているうちに、
手段を目標にしてしまいやすいものです。


例えば、

言葉の力で私を守るのだから、強い口調や態度をとらなくちゃ!!
ああ、でも、自分を守るためにやることなのに、それで逆上させたらどうしよう?
逆上を避けるには、笑顔とか優しさが必須だよな…。
どうしたらいいの〜〜〜〜。

みたいな。


そのときほぐしにも、
答えを見出しやすい思考のルートを各自の中に作る方法で取り組みます。
こういう時にはこうですよ、という指導型や講義は一切ありません。


この日は、路上で悪意の有無がわからないナンパ的な声かけをされたら
どのように断るかというワークに取り組みました。


皆を代表してロールプレイに取り組んでくださった方は、感想として
「できるなら本当は、完全無視で相手に応じずに、ずっと読書をしていたかった」と。


その後、ロールプレイ時にやった行動の背景にどんな気持ちやニーズがあったのかを明らかにし、
2度目のロールプレイではどんな方針で行きましょうか?を尋ねたら、


「相手の話しかけに普通に気楽に、全て答えて応じて、
 怖がるとか警戒するとか断るとかすらもナシで、普通に会話をしたい」


「あ、でも、それじゃあ、断るというテーマでのロールプレイに
 ふさわしくなくなってしまいますか?」とおっしゃるので、


    相手の誘いの通りに相手と一緒に行ってもいいと思ってます?


「いいえ。一緒にはいかないです」

    ですよね。
    ならば、《誘いを断る》ことには変わりはないです。
    『お断りします』というセリフを言うことだけが断ると行為ではないのと同じです。


「あ、じゃあ良かったです」

    あともう一つ。やる前に確認でお尋ねしたいことがあるのですけれど、
    《本を読んで完全無視》っていうのと、
    《相手の話しかけに応じて答える》は
    一般的には真逆に見える感じではあるのですけど、
    あなたの中で、矛盾はなくて、
    私はこれのために行動するのだと、整合性は取れていますか?

そうお尋ねしたら、

「そう! 矛盾してますよね。自分でもそう思いました。
 でも…自分の中ではどちらもアリなんです。
 これってなんて説明したらいいのかわからないけど


    それでしたら、
   《これは両方とも、私にとっては〇〇という目標のための手段で、
    決して矛盾しない》と確信できる、目標の言葉を持っておきましょう。
    それが持てると強いです。

    どちらもアリと思えるのは、きっと目標が共通だからです。
    何が目標なのかな。
    自分にとって絶対に譲れない何につながるからなんだろう

    ヒントになりそうのは、
    繰り返しおっしゃっていた『負けたくない』の辺りかなと…。


…と、こちらからそこまでお伝えしたら、

「あ…。わかった! 
 わかりました!! 
 私、主導権は握っていたいの!!」

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ご自身の目標を見つけさえすれば、この方も、そのあとはもう無敵でした114.png


自分にとって重要で大切な何かを言葉にして持てるって大事です。

感覚的に感じるだけではダメって意味ではないけれど、
議論や意見交換は言葉で行うものですし、
言葉になりにくいことは戦略に乗りようがないから。

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◆3日目
午前中はひとりずつ発表。プレゼンの実習でもあります。
「文章分割に取り組みました」と発表してくださったある人にも、すごいことが起こりました。


人は、二つ以上の概念や出来事を一つにつなげて捉えてしまうことがよくあります。
例えば、
『うちの子どもが落書きをしたせいで、うちの壁紙が汚れた。』みたいな。

これを、
・うちの子どもが落書きをした。
・うちの壁紙が汚れた。

このように個別の要素として見るための方法が文章分割です。


この方の場合、ホームワークで文章分割に取り組んだことによって、
・うちの子どもが落書きをした。
・うちの壁紙が汚れた。
・私は悲しい気持ちになった。

のような発見があった上に、

「CAPでやる、『それってどんな気持ちだった?』とつながりました!」
と、発見の喜びを発表してくださいました。


具体的な知識、こうしましょうと教えられたことの意味するところがわかると、
具体ー抽象の往来が自由になり、
これはこういうことなのだ!と自分の中でつながります。


そうなれば、その知識は自分のものとなって、
応用の効く自由自在なスキルと化します。

それを、ホームワークで自ら発見したというのがすごいです173.png


午後は、皆様のご希望で質疑応答演習。


ロールプレイに果敢にチャレンジしてくださった方は、
3日間の学びのエッセンスを早速ご自身の対応に取り入れていました。


とにかく習ったことを使ってやってみる!の意欲が素晴らしいですし、
それがこの方の場合にすぐにできるのは、
おそらくですけれど、

日頃からあらゆることにアンテナを張っていて、
関連があると見出したことは即使う!が習慣となっているから。素晴らしいです!


〜かもしれませんね。
〜っていうのはどうなんでしょうね?
などの、

婉曲で優しく、刺さりにくい語り口調と、

私には、わ(からない…と言いかけたのをさっと直して)、
 察することしかできないのですが…

とか

なぜ女性専用のセルフディフェンスをしな(ければならない…と言いかけたのを改めて)
 女性専用のセルフディフェンスがあるのかというと…

など、

ご発言の所々で、言葉を瞬時に選び直し、その場で構成し直すほどの
自分への客観的な眼差しを持ちつつの対応にも、ほれぼれしました。

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こちらは、「さすがだなあ!と感じられる講師やファシリの対応の特徴」について皆で挙げて、
それがなぜ・どのように効果的なのかを考察したワークのメモ。
CLDでは徹底的に「自分の経験と照らし合わせて」「自分の言葉で」語る、という実践をします。
借り物の表現や、うまく言えない…では、講師になるのもエンパワーの実感も難しいから。
そこで終わらないのがCLDコースの強みです♪



その質疑応答演習の時間の、全員の忌憚のない意見交換、
CAPメンバーとしての一体感が、とにかくもう、傍目から見ていて素晴らしすぎて、


皆さん最高だなあ! この空気でフィニッシュだ!!と思ってしまった私は


帰宅してから、CLDの最後の最後にやる2つのワークを
やらずに終えてしまったことに気づきました…140.png←オイオイオイ!

めっちゃ後悔…。プロ意識に欠けていて面目ない…。

でも、

最後の二つのワークは意識をWen-Doに戻して終えるためのものなので、
にじいろCAPの皆様には、意識をWen-Doに戻さずとも
本当に素晴らしいフィナーレだったのでした。


CAPもWen-Doも、単に、手段です。

私たちは、きっと、共通する目標を持っている。
だから同じ内容から学べるし、同じ内容からエンパワーされて、仲間にもなれる。


にじいろCAPの皆様には本当にお世話になりました。
私にとっては、
会いたくてたまらなかった人にやっと会えた、
そんな気持ちになれた時間でした。

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直感に耳を傾け、ふさわしい思考を展開し、最適な行動を選ぶ、
そんな、セルフエンパワーのためのCLDエキスパート認定コース。


2019年はWen-Do Japanの主催では名古屋で開催予定です。
ご希望の方はご連絡ください。日程調整からご希望に添えますように配慮いたします。
(要3日間)


にじいろCAPさんのような、メンバー研修としてのご開催も歓迎いたします。
ご自身と地域コミュニティ全体のエンパワーを目指す方にフィットします。
もちろん、Wen-Doの講師を目指したい人も、まずはCLDへどうぞ。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。



以下、今後の予定です。 055.gif


・12/17〜 CLDエキスパート認定コース第3期 満員御礼





 . ..:*・゜ 私をひらく 声をあげよう  . ..:*・゜
          代表 福多 唯 055.gif 


以下の定期活動をしています。

選べるカフェドリンク付きWen-Doゆうぐれカフェ(←クリックで詳細)(月1、夕方、金沢)
初めてさんも安心の Wen-Do定期練習会(←クリックで詳細) (月1、夜、金沢)
自分を大切にする定期学習会ゆらっく(←クリックで詳細)(月1、日曜、金沢)

その他の講習情報はWen-Do Japanの講座情報ページにて



出張研修・市民向け講座・イベント余興・記念企画などに 055.gif

《Wen-Do Japanについて》
1972年にカナダで生まれた、女性用セルフディフェンスWen-Do。
Wen-Do Japanは日本で2002年から普及活動をしています。

《主な実績》
北海道から九州まで各地自治体の男女共同参画/子育て支援/人権・福祉等の担当課
日本福祉大学/金沢大学附属小学校などの小・中・高等学校・大学、教育機関
◎UN Women日本国内委員会/信州プロレス/各地CAPグループ/MAC/幼稚園協会/保護者会/ガールスカウト/YWCA/更生保護女性会/国際ソロプチミスト/各種相談員研修会/労働組合などの民間団体
◎NTTコミュニケーションズなどの企業など


海外実績はカナダとマレーシア。
外国に在住の日本人女性グループの方なども、ぜひお声がけください。

 
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by selfdefence | 2018-12-21 17:41 | 講師トレーニング

Wen-Do Japanの福多唯です。今のあなたを抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


by selfdefence