つれづれ

その歯ブラシって私じゃなくてもいいよね?〜国際ガールズデー アフリカのDVエピソードと歯ブラシ事件〜

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


先日の夜、Wen-Doの練習会「たまあれ」でした。
たまあれっていうのは、「たまにアレをやりたくなる」「たまに『アレ?あれはどうやるんだったっけ?』ってなる」「別に永遠に行かなくてもいいような気もしつつ、たまにアレ(Wen-Do)が気になる」女性のための気軽な、っていう意味。←説明長いな。


基礎動作をひととおりやってから。


意外にも盛り上がったのは、歯ブラシの話題…。



ある朝、出勤前の夫が、朝の歯磨きを終えてから、
毛先の開いたその古い歯ブラシを持って、
キッチンの私のところにやって来て、


「歯ブラシ、これはもう捨てようと思うから、
 夜までに、買っておいてもらえないかな? 君、今日は忙しい?」と。


そして私はごく普段通りのモードで、こう答えたのでした。


   あなた、今夜は帰宅が深夜になるの?


「ううん、そんなことはないよ。多分21時ごろ」


   だったら、大丈夫だよ。クスリのアオキとかやってるから
   帰りにあなたが自分で寄れると思う(^-^)。


「…。わかった。そうだね^^;;」


   私が忘れずに買えたら、
   あなたが帰りに薬屋さんに寄らなくてもいいように連絡するけど、
   それがなかったら、帰りに自分で買ってきて。


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たとえば。


歯ブラシの買い置きがなくなるから、
今度機会があったら買っておいて。


そう言われたのなら、私も『うん、オッケー(^-^)』だけれど、


今の歯ブラシは毛先がダメでもう捨てるから夜までに新しいのが欲しい…って
知らんがなw 自分で買ってやww と思ってしまった。


歯ブラシを買いに行く余裕がないほど忙しいわけではないけれど、
彼も、歯ブラシを自分で買えないほど忙しいわけではないし。


雑談でそんな話をしたら、
ここ数ヶ月でWen-Doに関心を寄せてくださるようになった方がおっしゃいました。


「きっと、そういう、何気ない日常的なことで、
 『これは私がやらなきゃならないことではない』と思える、とか
 『これをしないからといって責められる道理はない』と思えるとか、
 女性がそうなっていけるってことが、本質的に、
 自分を護りやすくしていくんだろうと思う!」と。




今日、10月11日は、国際ガールズデーです。

プラン・インターナショナル・ジャパンさんのWEBサイトに、こうありました。
「妻が食べ物を焦がした」「断りなく外出した」など、いくつかの理由のうち、何か1つでも該当すれば夫が妻に暴力をふるうことも仕方ないと考える人の割合は、サハラ以南のアフリカでは男性35%に対し、女性は52%もいるんです。


《何か一つでも該当すれば夫が妻に暴力を振るうことも仕方がないと考える》っていうのは、
(暴力という仕打ちの有無にかかわらず)
 妻はそうしてはならない/そうするべきだと考えている》ということ。


上のような文章を読むと、日本で生まれて育った人の多くが、


「食べ物を焦がしただけで?! ひどい!」とか
「自由に外出するのもままならないなんて!」などと感じるのかもしれないけれど、


歯ブラシの件は逆に、
『そのくらい、買ってあげればいいのに、ひどい妻』と思われる可能性の方が
まだ高いのかもしれない…。



そして、《男性35%に対し、女性は52%もいるんです》の部分にも注目したいです。


そう考える女性が男性より多いのは…?
女性が男性に比べて感情的で、論理的な思考力に劣るから?


科学的に考えて、そんなわけがあるはずがなく、
それでも性差があるとしたら、


抑圧を受けた側の傷はそのくらい深い、ってことなのではないかな。
私は研究職ではないのでこれも仮説でしかないのだけれど。


食べ物を焦がしただけで暴力を受けた経験を、女性は持っている。
周りの女性も同性の立場として、間接的に傷を負う。


食べ物を焦がさないようにすることがベストだった女性たちが、
ちょっとやそっとで、そのサバイバル手段を変えようなどと、思うわけがないよな…って
そう思えてくるのです。


でも!!


逆に考えたら、
女性がそれを当然だと思わなくなれる、
そんな状況に近づくことができたときには、
世界は大きく変わっているはず☆


そんなわけでWen-Do練習会で歯ブラシの話題、なのでした。
どこが護身術なんだ?! な練習会の様子がちょっとでも伝われば本望です。

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この歯ブラシはチューリップフェスタで友達が、
私が車を出したお礼にと買ってくれたもの。
可愛くて使えない。
夫の歯ブラシ購入を、その日もしもお互いに忘れたら、
これを夫にあげるしかないか?と思ってた(笑)



今後の、出入り自由な気軽な場は以下の予定です。 055.gif

・10/14(日)午前:学習会「ゆらっく」(断りかたを自分で見つけるフレームワーク)
・11/6(火)夜:Wen-Do練習会たまあれ
・11/7(水)夕方:Wen-Doカフェ(the bOndsでのドリンク付)
・11/11(日)午前:学習会「ゆらっく」
・12/4(火)夜:Wen-Do練習会たまあれ
・12/5(水)夕方:Wen-Doカフェ(the bOndsでのドリンク付)
・12/9(日)午前:学習会「ゆらっく」
・12/9(日)午後:Wen-Do番外編(企画中)



 . ..:*・゜ 私をひらく 声をあげよう  . ..:*・゜
          代表 福多 唯 055.gif 


以下の定期活動をしています。

選べるカフェドリンク付きWen-Doゆうぐれカフェ(←クリックで詳細)(月1、夕方、金沢)
初めてさんも安心の Wen-Do定期練習会(←クリックで詳細) (月1、夜、金沢)
自分を大切にする定期学習会ゆらっく(←クリックで詳細)(月1、日曜、金沢)

その他の講習情報はWen-Do Japanの講座情報ページにて



出張研修・市民向け講座・イベント余興・記念企画などに 055.gif

《Wen-Do Japanについて》
1972年にカナダで生まれた、女性用セルフディフェンスWen-Do。
Wen-Do Japanは日本で2002年から普及活動をしています。

《主な実績》
北海道から九州まで各地自治体の男女共同参画/子育て支援/人権・福祉等の担当課
日本福祉大学/金沢大学附属小学校などの小・中・高等学校・大学、教育機関
◎UN Women日本国内委員会/信州プロレス/各地CAPグループ/MAC/幼稚園協会/保護者会/ガールスカウト/YWCA/更生保護女性会/国際ソロプチミスト/各種相談員研修会/労働組合などの民間団体
◎NTTコミュニケーションズなどの企業など


海外実績はカナダとマレーシア。
外国に在住の日本人女性グループの方なども、ぜひお声がけください。

 
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by selfdefence | 2018-10-11 11:13 | つれづれ

Wen-Do Japanの福多唯です。今、あなたが抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


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