子ども

『親が子どもに教えたい護身術〜子どもがどんどんやる気になる〜』5ステップ (3)〜(5)


今日は『親が子どもに教えたい護身術』5ステップの(3)〜(5)
先日の講話場面(5ステップの2)の展開例の続きからご紹介します。



先日の講話で、
「もし相手がこんな風に顔を近づけて迫ってきて、
 何か抵抗しないと、すごく大変なことになるかも!って危機感を感じた場合に
 みなさんならどうしたくなるでしょうか?」
とアイデアを募ったら、(ステップ1)


(顔近辺への抵抗動作を期待していたのですが)
股間を狙います!という意見が出て、


「いいですね!じゃあ、どのように狙ったらいいか、ちょっと思いつくことを
 やってみていただいてもいいですか?」としたら、


(股間への抵抗動作について期待をしていたのですが)
脇を狙われてしまいました。


想定外続き(笑)。


なので、想定外が出てくることを想定して(笑)、
「いいね!」か「面白い!」で、どんなアイデアや発言でも受け止めるまでが
ステップ2でした。


親が子どもに教えたい護身術 
〜子どもがどんどんやる気になる! 5つのステップ〜

(1)子どもを先生に見立てる
(2)「いいね!」でアイデアを受け止め、それのどこが良いかを言語化する/してもらう。
(2’)(いいね!と言い難い案を出されたときには)「面白い!」でアイデアを受け止める。
(3)補足や助言は対等な提案として伝える
(4)一緒にする
(5)気持ちを言葉にして伝える



ステップ3は、こちらの助言や補足やアイデアを相手にそれとなく示す段階です。
必ずしも入れなくても大丈夫。省いてステップ4に行けることもあります。



さて、脇を狙うというアイデアが出てきたので、


   それ面白い! 脇ですか!
   意表をつくやりかたで相手を困惑させる、って
   護身ではとってもいい方法ですよね


が、そのままというわけにもいきません。
こんなときに、ステップ3の、提案や相談の形が使えます。


   元の展開をここで思い出してみますと、
   会場のみなさんも、股間への抵抗動作ってどんな風にしたらいいのかな?と
   そっちにメッチャ期待してくださっていたかなと思うので、
   話を脇から股間に戻してもいいですか?(笑)


そして再度「股間に抵抗するとしたら…?」とお伺いしたら、
『太ももでガンとやる!』とのお声が会場からあがりました。

   それ、いいですね!
   太ももって、かなり重みもあって頑強ですものね。
   こんな感じの動作になるでしょうか。


(とやった瞬間が、前回の記事の写真でした。)


   やってみて感じたのですけれど、

   普段私はあまり運動をしていないので、
   いきなりこれをやると腰がグギッ!とかなっちゃうかも…。
   腰がグギッとなってしまったら、
   そのあと走って逃げられなくなってしまうので、
   手で行う方法も何かひとつ考ておくのはいかがでしょうか?


このように↑、

・この方法には、腰への負担リスクがあるかもしれない
・逃げることが最終目標(最終目標を達成しやすい手段を選ぶ)

などの補足情報や、

・手で行える抵抗動作もオススメ

などの助言を、提案・相談の形でお伝えする、
これもステップ3です。


お子様とのやりとりでも同じです。


もしもお子様とやっていてこのような展開になり、
補足したいことも助言も何もないときには、
そのまま、一緒に動作練習(=ステップ4)に進みます。


「そっか! それいいね! やってみようか? こうかな?!」と
お子様を促しつつ、親が先に体を動かし始めるといいかも。


動作をしてみると、たとえば、
・これ、急にやると腰にきそう。
・バランスをとりにくいな(バランスを取りやすくするにはどうしたら?)


など、実感から見えてくるものがあるかもしれないので、


やってみたらバランスが崩れそうだったね。
 それってどうしたらいいと思う?(相手を先生に見立てる+相談する)


などとして、これもお子様と共に考えていけばいいと思います。


先日の講話では、
実際に股間に対して手であることを行ない、無事で済んだという女性の
サクセスストーリーと動作方法をご紹介しました。


そのあとでみなさんに
「他に、こんな場面でのこのやり方について知りたい!など
 何かありますか?」とお聞きしたら、


背後から突然抱きつかれたときの振りほどき方を知りたい、とのことで、


背後から襲う役として
輝の会の主催メンバーさん:北口豊さんにお手伝いいただきました。
変な役割をニコニコとお受けくださり、ありがとうございます。
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これも
   こんな体制の場面でしょうか?
   この体制で、私が動かしやすそうに見える身体パーツってどこでしょう?
   ぜひ、みなさんから私に、ここがきっと動くよ!って教えてください。


すると、

足が使えるよ!

との声があがりました。

ああ、良かった。
やっと期待通りのアイデアが返ってきて(笑)。


   いいですね!(ステップ2)
   足でどうしたらいいでしょうか?(ステップ3 相談の形をとる)


すると、

踏む!   蹴る!  暴れる!  

などのお声が。
ああ、良かった。期待通りの展開で、時間内に終えられそうで。


あとはそれらについて、ひとつひとつ、
「いいですね!」とか「面白い!」と受け止め(ステップ2)


「〜ってしたらいいかなと思ったんですけど、やってみてもいいですか?」

「〜を、具体的にはどんな動かし方にしたら良さそうでしょう?」

提案または相談の形で(ステップ3)
みなさんからの意見をより具体的にします。



その次が、ステップ4。

    今から、それをやってみましょう。

です。

お子様とのときには、

    今から、一緒にやってみようか?

と誘いつつも、
こちらが先にやるくらいでちょうど良いかもしれません。


実際には、親子にはそれまでの関係性とか、各ご家庭の空気というものもありますし、
誰もがすぐに、この展開を実現して取り入れられるとは限らないだろうなと思うのですけれども、


護身のことじゃなくても、

たとえば、晩御飯を何にするか、などの日常から、

「今夜、晩御飯は何がいいと思う?
 冷蔵庫には〔こんな材料〕があるんだよね」

「それいいね!」「それ、面白そう!」

「辛いのが苦手な人もいるから、味つけを、ちょっとだけ
 こんな風に変えちゃってもいいと思う? どうかな?」


などと対話に使うなど、
このステップはいつでも誰とでも取り入れることができます。


この、


・相手の意見を尋ね、聴き、
・「いいね!」「面白い!」と受け止めあい、
・相談や提案を重ね合う。

は、一流のかたがたから教えていただいた方法です。


Wen-Doを通して多くのかたとやりとりをさせていただくときに、
責任ある地位につき、たくさんの偉業の実績をお持ちで、多くのかたの信頼を得ている
いわば、一流のかたがたと話をさせていただくと


自分があたかもすごい知識やアイデアを持つ人間であるかのような、
なんていうんですか、
良い気持ちになれるのです。


どうして、ああした人たちとやりとりをすると、
私は、あたかも自分が賢い人間であるかのように、
良い気持ちになれるのだろう?
不思議に思って観察をするようにしてみたら、


そうした方々は、常に、ご自身の経験や頭脳や知識だけではなく、
相手の経験や頭脳や知識もフル活用なさるべく、
皆がもっと考えたくなるように、
皆がもっと意見を出したくなるようにしてくださっていることが
わかってきたのでした。



ステップ5として最後には、

  たまにはこういうのを考えてやってみるのも面白かったね!
  どうもありがとう。

などなど、

やってみての気持ちや感想やお礼などを言葉にして伝えたらバッチリです。




11月には児童虐待防止月間で
女性に対する暴力をなくす運動週間などもやってきますね。


どうぞ、使ってください。


うまく進まないぞ?!など何かありましたら、
お気軽に連絡ください。一緒に考えます。









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以下の定期活動をしています。

Wen-Do定期練習会(←クリックで詳細) (月1、夜、金沢にて)
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《Wen-Do Japanの実績について》
Wen-Do Japanは2002年〜。
女性を暴力被害から守るエンパワー手法の「Wen-Do」プログラムを
体験型ワークショップや講演などで広めています。

UN Women日本国内委員会、NTTコミュニケーションズ、
各地自治体の男女共同参画/子育て支援/人権・福祉等の担当課、
日本福祉大学、信州プロレス、各地CAPグループ、幼稚園協会、保護者会など、
民間団体・企業・自治体・教育機関の実績多数。

 

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by selfdefence | 2018-05-30 15:18 | 子ども

Wen-Do Japanの福多唯です。今、あなたが抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


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