子ども

『親が子どもに教える護身術〜子どもがどんどんやる気になる!〜』5ステップ(2)・人のパフォーマンスは弱みできまる

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


ちょっと時間があいてしまったのですが、
すぐにわかる身の護りかたのポイントと、動作紹介をさせていただける機会を得ました。

   宗教や政治とは無関係、自己啓発でも異業種交流というわけでもなく、
   出会いと学びと食を楽しむ、とても素敵な会です。


資料写真を掲載して「はじめのステップだけでもいいので…」と書きました。


今日は、その続き、(2)(2')です。
輝の会での実際の展開のからどうぞ。


親が子どもに教えたい護身術 
〜子どもがどんどんやる気になる! 5つのステップ〜

(1)子どもを先生に見立てる(前回の記事)
(2)「いいね!」でアイデアを受け止め、それのどこが良いかを言語化する/してもらう。
(2’)(いいね!と言い難い案を出されたときには)「面白い!」でアイデアを受け止める。
    


『輝の会』ではじめに

「いざというときに身を守るには、
 身体的にも精神的にも、強くなる必要がありそう…と想像なさっているかたは
 どのくらいいらっしゃいますか?」

会場で皆様にそうお尋ねしたら、半数ほどのかたが手をあげてくださいました。


ありがとうございます。
かつて、私も、同じように想像していました。


そのように思い込んでいた私にとって、
セルフディフェンスで得られた、人生を通して大切にしたいことは、
その真逆に近い重要な視点でした。



その重要な視点というのは、



人のパフォーマンスを決定づけるのは強さよりも、
弱みとなる部分である


という事実。


たとえば。足の小指をどこかに強くぶつけて怪我をしたときなどに、
こう思った経験はありませんか。

「こんなに小さなところが怪我をするだけで、
 こんなにも、日常生活の全てが不便になるとは!」


無理が重なったときに不調が出始めるのは、
自分の体の弱いところからだったりしませんか。


私は喘息があるので、無理が重なると呼吸器が最初に不調になります。
胃腸や歯、生殖器系は比較的丈夫なようで、
不調を感じたことがこれまでにほとんどないのですが、


いくら歯を強く丈夫にしても、呼吸器の不調をカバーはできません。
呼吸器が不調にならないように気を配ることも、多少のコントロールもできますが、
呼吸器が私にとって急所であることは、変えようがありません。



自分をまもるには、
自分の日々を決定づけるような自分の弱さが
体の、または自分自身のどこなのかを、自分でわかっておいて、


そこを大切に扱い、そこと共存しながら、
そこがなるべく最大限の力を発揮できる状況を日々作り出して、保つこと。


それが重要だということが、セルフディフェンスに出会ってつくづくわかったのでした。


他者から暴力を振るわれそうなときにも、
相手の弱いところ、急所はどこかな?と意識すると、
逃げる時間の確保に役立ちやすいです。


じゃあ、目の前に加害者が迫ってきている、としましょう。
相手の顔がこんなふうに目前にあります。


この加害者の、弱いところ、急所として
みなさん、どこが思い浮かびますか?


…と聞いたら、と聞いただけなんですけど、


多分私が、
「『や、やめてよっ!! 離してっ!!』とかするのではなく、
 もっと効果的に相手に抵抗したいとしたら…」

と、少々のひとり芝居を入れたからかな?と思うのですけれど、


その時点で輝の会の皆様が爆笑でした。


笑い始めるのがちょっと早すぎませんか。


まあ、ともかく、笑ってる場合じゃありません、みなさんっ!
相手の顔がこんなふうに目前にあるんですっ。


この加害者の、弱いところ、急所として
どこが思い浮かびますか?


するとあるかたが、私の問いに対して、大笑いしながら
股間のあたりかな、と、ある女性がおっしゃってくださいました。


いきなりそっち?!
顔の近くでの急所を内心期待したのに、いきなりそっち?!


でも、『親が子どもに教えたい護身術』のときに紹介したように、
出していただけたご発言はすべて「いいね!」で拾って生かす。
それが私の信条です。


いいですね! 急所の知識を学んできたよ、って友達に話そうにも
 そこについての話じゃなかったら意味がないくらいの王道スポットですものね。

 じゃあ、今から、私が加害者役として、
 襲いかかる真似のポーズだけしますので、

 どんな動作や方法でその急所を狙おうとお思いになるか、
 作戦を、チラッと私たちに、ご披露いただけますか。
 動作の真似事をしてくださって大丈夫です」


ひとりの女性にご協力をお願いしたら、


その女性は、なんと、なんと、なんと!!


私の脇の下を狙ってきました(笑)。


え〜っ!
さっきこっち(股間)って言ったばっかで、脇に来ます?!


でも、これもまた『親が子どもに教えたい護身術』のときに紹介したように、
いいねと言い難いときにも、「面白い!」で受けて生かす
それが私の信条です。


それ、面白い!!
 股間を狙うと思わせておきながら脇に来るって、

 どうですか、みなさん、

 この意外性の高さと知恵! これがとっさにちゃんと出るっていうのが、
 このかたの、そして女性の、秘められた力です。
 すごくないですか。いろんな意味で(笑)

 ご証明くださってありがとうございます」


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これは、足遣いやキックについての説明場面です



以上が(2)(2’)についての、展開の実例です。


対子どものときには、たとえば、
「(相手を)かむ!」などの発言が出てくることがあります。

噛むのは血液感染のリスクから言うと、
私たちWen-Doの指導員にとって、「いいね!」とは言い難いアイデアですが、

そんなときに「面白い!」。


「こうして、ああして、こうしてから、こうしてやる」みたいな
そこまで過剰にやったら自己防衛ではなくて単なる暴力だよ^^;;なアイデアも
子どもからは出てくることが、たまにあります。


そんなときも、「いいね!」は言い難いですけれど、
「それ、面白い!」なら、言えます。


ちなみに、なるほど!などの言葉でも良いとは思うのですが、


私の実感としては、「面白い!」と言うほうが
こちらも楽しい気持ちになれて、本当に面白く楽しく子どもと学べる心境になりやすいかんじ。


なるほど!だと、どこか上から目線な自分が斜め上あたりに居続けるというか。
指導的な雰囲気を自分がまとい続けてしまうような気がします。


そこはあくまでも私の個人的な感覚なので、
もともと上から目線にならないで人と関わることのできる人なら
なるほど!を使っても違和感はきっと生じないだろうと思います。


いやあ…。脇に来るなんて、すばらしいです(笑)。


5つのステップは
(3)補足や助言は対等な提案・相談事項として伝える
(4)一緒にする
(5)気持ちを言葉にする
と続きます。

つづきも、輝の会での展開を通して、また後日で。




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《Wen-Do Japanの実績について》
Wen-Do Japanは2002年〜。
女性を暴力被害から守るエンパワー手法の「Wen-Do」プログラムを
体験型ワークショップや講演などで広めています。

UN Women日本国内委員会、NTTコミュニケーションズ、
各地自治体の男女共同参画/子育て支援/人権・福祉等の担当課、
日本福祉大学、信州プロレス、各地CAPグループ、幼稚園協会、保護者会など、
民間団体・企業・自治体・教育機関の実績多数。

 

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by selfdefence | 2018-05-22 14:23 | 子ども

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