こんにちは。
世界が変わる わたしのお守りWen-Doの福多唯です。
4月の第1週に、ベトナムのダナンに行ってきました。
学習会等で顔を合わせることがある、10歳ほどお若い知人女性(*誘われた当時)に誘われて(^-^)。
(宿泊旅行を共にしたので、もうすっかり『友達』だ、って意味です。
10歳の年の差が縮まったわけではありません… ←その説明いらないよ! )
誘ってくださったCさんには海外旅行に彼女なりの目標があったらしく、
私は同伴者スタンスでいよう、と最初から決めていました。
行き先の最終決定や行った先で何をどうするかの最終決定なども
ほとんど彼女におまかせ。
その結果、意図したことではなかったのだけれども、
過去の海外旅行時と今回は、ちょっと違う私でいることができました。
・私の人生や私を、私のものとすることに誇りを持ちたい
そんな思いでWen-Doやあれこれをやってきて、
そのプロセスには過去の海外旅行も入っているのですが、
今回の旅行で過去を振り返り、すごいこと(?)がわかりました。
南国の解放感に任せて、すごいポーズをとってみた。
私の過去の海外経験は、ええと…。
独身時代…、会社勤め時代の『社員研修』…、
結婚してからの、子どもを連れた家族旅行…、
Wen-Doのことでは3回、
子どもの手が離れて夫とふたりでの旅行が1回。
…数えてみたら、自分でもちょっとびっくり。
今回が18回目でした。
私が永遠に貧乏な理由のひとつがよくわかりました(笑)。
これは…お金は貯まらないわ…。
歩いていてふっと路地を見たら、プチ市場ストリートがそこに。
写真の背中がCさん。
カニとか、買って食べてみたかった!
「リラックマを連れてる人を探せばいいので、唯さんは、はぐれてもすぐに見つけられます」とCさん(^^;;
過去の17回のうち14回は、
私がフライトやホテル等を調べ、手配して、
現地情報なども事前に調べて、必要に応じて手配もして…というもの。
『私がしなければ誰がする?!』な状況だった(と考えていた)ので、
当然のようにそうしていたのですけれど、
今回、Cさんが現地で、
「近くに、チキンライスのお店があって、美味しいらしいですよ♪」
などを教えてくださるたびに、
彼女のことをすごいなあ〜!と思い、
過去の私ってすごいことをしていたのだなあ!と感心してしまいました。
Cさんが調べておいてくださった道順に沿って市街中心部へ。
バイクがいっぱいで、なかなか道を渡れません…^^;;
当時、自分がそれだけのことをしていることに、
自分でもっと感心というか…満ち足りること(満足)が、
できていたら良かったのかもしれないけれど、
過去の私は、人から、
ありがとう、とか
君のおかげだよ、とか
すごいね! とか、承認される発言が聴けないと超不満でした(^^;;
大聖堂。青空に映える色づかいです。
大聖堂の斜め向かいくらいが、ハン市場(めっちゃ広い)
市場内のバナナ屋さん。わさわさ♪
どうして自分で自分に満ち足りることができなかったのかな…?
帰国してから改めて、ちょっと自分とおはなしをしてみたところ、
だって、責任があったから。
って声が。
責任を取らなきゃ、って思ってた。
自分の安全にも、満足度の向上にも、子どものことにも。
たしかに、
選ぶ航空会社やフライトスケジュールや、
滞在するホテル、そこのサービスや快適・充実度、
周辺環境、現地での過ごしかた、
現地での移動手段のあれこれについて、
現地の慣習、チップのこと、両替やお金のこと、
水の調達、
外出時のトイレ、それは有料か無料か、キレイさはどうか、
備え付けのトイレットペーパーはあるのかないのか…と、
どこに行くにも、最低限上記のことは頭に入れておかないと動きにくく感じたし、
子連れのときには、
もしもはぐれたら…を想定して子どもにも教えたり、
「旅のしおり」的なものを作って子どもに渡したり。
全てに関して責任を負おうとしていました。
私にとっても未知の場所でのことなのに。
ミーソン遺跡。ホテルに依頼して、車をチャーターして行きました。
ガイドがつかなくなるけど現地ツアーと同じ出費でふたりで行けて、周りや時間への気兼ねもなし。
ファミリー海外のときに、夫がほんの何度か、
「まあまあ。いきあたりばったりでも、なんとかなるだろうから(^-^)」と
言ってくれたような気がするけれど、
当時の私は、
調べる手段と時間があるなら調べるべきだ、
なぜなら、『運』とか『いきあたりばったり』を信じるなんて、
それは…なんていうか…あまりにもお気楽で無責任な姿勢に思えるし、
私はそんな風に責任から逃れてよい人間ではないんだもの!みたいな、
…なんて言うんでしょう、
苦しんでいなければならない、というほどでもないけれど、
お気楽でいる私なんて許せない!みたいな感覚がありました。
当時の私は極端に自己批判的で、
何かあると、「自分の調べ方に不足があった。私があまかった」と思ったものです。
もっと調べておけば、もっと完璧度を上げることができたのに!と猛烈に悔しかった。
完璧度を限りなく100%に近づけること、
そしてそれにチャレンジし続ける私でいられるかどうかに
私の価値を見出そうとしていました。
100%なんてあるわけがないことも、
その、達成不可能なことに挑み続けていることも、
うすうすはわかっていたのだけれど、
達成できる目標なんて私が全力で取り組むには値しないものだ、くらいに思っていたので、
自分のしていることの奇妙さからはずっと目を背けていました。
後になってからわかること。後世で見出される偉業や価値。
世の中にはそういうものがいっぱい。
…どうでもいいけど、リラックマがこのバランスで立つのがちょっと謎…
自己批判的な傾向。
お気楽な自分を許せないこと。
あるわけがない100%の達成に必死だったこと。
過剰なまでの責任の負いかた。
私ってなぜこうなんだろう…って、当時思っていたそれらは、
そっか、リンクしていたんだな。
ダナンのドラゴンブリッジ。顔近くまで行ったらなんと、…龍の目にもハート 鬼の目にも涙的な(笑)
今回Cさんが一緒にいてくれたから、私は気楽でいられました。
気楽でいられるってことは、
負わなくて良い責任から自分を解放できるということで、
負わなくても良い責任から自分を解放できると、
取りたい行動が迷いなく選べて、
取りたい行動が迷いなく選べたから、
「これが私!(This is Me!)」と思える私でいられた。
いやだから、きみはもういいって…。
そうそう。まさしくその通りの出来事がありました。
滞在中にホテルでちょっとしたことがあったあのとき、
私が迷わず「声をあげる」ことを選ぶことができたのは
そういうことだったのか。
ドラゴンブリッジへの夜散歩の途中で。
ココナッツの実の本物のココナッツジュースってまんが肉に並ぶあこがれの一品です。
しかもストロー2本刺し♡
その場で実を割って、ストローとスプーン(実を食べる用)を挿して出してくださいます。
何も入れていないのがわかるので安心♪
それは声をあげなくてもなんとかなるささやかなことで、
声をあげても解消されるわけでもないことで、
今回は子どももいなかったから、しつこくこだわる理由もなく、
だから、私にも不思議だったのです。
どうして私は、このことに対して
それでも「声をあげる」ことをあんなにスッと、迷わずに選んだのだろう?
声を上げることのできる私でいたい。
その思いがあるからなのはわかるけど、
今回、それがスッと迷わずにできたのはなぜなのだろう?と。
帰国して静かに自分と対話をしてみて、今、わかりました。
わかると、諸々がやさしくほぐれていく感じがします。
Cさんとの旅行のおかげで、私が声を上げることができた背景がわかった。
Cさん、ありがとうございます。
これはホテルでWen-Doについての考え事をしていたときの私。Cさんはこの方法をご存知なので、一緒に考えていただけて、とても助かりました。
快適でいられる人との時間、大事にしたいです。
そして、
海外は、私にとって抑圧から距離をとりやすいオルタナティブな居場所で、
私にはこれまでもこれからも、大事です。
また行きます!
ダナンは石川県の小松空港からも大韓航空で行きやすいです。
小松---ソウル(仁川空港)で乗継(3時間〜6時間)--ダナン空港
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以下の定期活動をしています。
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Wen-Do Japanは2002年〜。
UN Women日本国内委員会、NTTコミュニケーションズ、
各地自治体の男女共同参画/子育て支援/人権・福祉等の担当課、
日本福祉大学、信州プロレス、各地CAPグループ、幼稚園協会、保育士会など、
民間団体・企業・自治体・教育機関の実績多数。
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