こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯、自称「断り方研究家」です。
Wen-Do Japanでは主催講習やイベントもあり、
企画内容によって、個別のお誘いをさせていただくことがあります。
その際にいただく応答の文面が、
断りかた研究家の私にとって貴重で、とてもありがたいものになっています。
こんな言われかたなら、断られても凹まないし、
逆に励みになるなあ〜、っていうのがたくさんあります。
どちらでも良い関係性の相手からの誘いなら、
そのまま放置でもさほど胸も痛まないのかもしれないけれど、
この人にはなにか応答はしたいなあ…、
でも断りたいなあ…っていうときって
誰にでもあるかと思います。
(先日、整体の稽古回に行ったら咲いていました。
サンシュユかな?って、友達がすぐに教えてくれました)
本質的には、自分の本心にフィットする言葉を
その都度見つけてスッキリと伝えられるようになると、一番のセルフケアになるなと思うけど、
忙しいときなどには、パターンをいくつか持っていられると楽なのも事実。
以下、『断りかた』についてまとめました。
(*各文面は、いただいたのを丸ごとコピペしたものはなく、こちらで手を入れたものです)
(1)誘いを受けるか受けないかは、あえて書かない
(2)(1)+できることを申し出てくれる
(3)その日時は行けないけれど興味がある
(4)今は優先してやりたいことがある
(5)ポリシーで答える
(1)誘いを受けるか受けないかは、あえて書かない
「唯さん、お誘いありがとう!」
「がんばってるね〜! ありがとう。」
それだけ。
参加したかったらそうお返事を書いてくれるはずなので、
これだけで、十分、相手の意図は伝わってきますし、
私に応答は示そうと思ってくれた気持ちや
断りの言葉をあえて添えない配慮(?)がうれしい。
ときどき
「私もちょうど先日、唯さんのことを思い出していたよ。
こんなことがあってね…(と書いてくれる)」
というかたもいます(^-^)
そんなのもとってもうれしい。話の流れでランチに行ったりして。
(2)(1)+できることを申し出てくれる
「ありがとうございます!
よかったら私の知人にも紹介したいので、拡散しても良いですか?」
「お誘いありがとうございます。
チラシとかあれば周りの人に配ります。
印刷もこちらでしますので、データでいただけるならぜひお願いします」
(1)と同様、誘いを受ける・受けないは書かれておらず、
かつ、《応援しているよ》という気持ちを
より具体的に示してくださるお返事です。
言われてはじめて大急ぎでチラシを作ることも私は多々あるので(笑)、
作業を促進していただけるという点もふくめて、力になります。
(3)その日時は行けないけれど興味がある
「唯さん、興味深い企画の案内をありがとう。
その日はあいにく行けないのですが、とても興味があります。
またの機会にぜひ誘ってください」
こうしたお返事には
またの機会に誘ってみてもいいのだなと判断の負担を助けてもらえて、
ありがたい気持ちになります。
(4)今は優先してやりたいことがある
「唯さん、ご連絡をありがとうございます。
お元気そうで何よりです。
今は私は優先してやりたいことに時間を注いでいるけど、
また唯さんと会える時間は欲しいです。
どうぞお元気で」
こうしたものをいただくと、
今回お送りした内容にはしばらく関心が向かないのだなということが
明確に伝わってきて助かりますし、
『うわあ! それは頑張って!!(^-^) 私もがんばるー!』って思えます。
(5)ポリシーで答える
「ご連絡をありがとうございます。
私は宗教上の理由で、日曜日は用事を入れないのです。
ごめんなさいね」
「夜は21時までに帰宅する、って生活を目指そうと、
今努力中なの。
なかなか良いよ。今度、成果を聞いてね」
「今は経済的な理由でちょっと難しいです。
きっと受講費だけの価値があるものなのだろうなということは
唯さんの普段の様子を見ていたら信じられるので、私も残念です。
ムシの良いお願いかとは思いますが、
もし安価でご企画なさることがあったらぜひ知らせてください」
こんな応答をしてくれる方たちが身近にたくさんいるなんて、なんか、うれしい✨
毎月のWen-Doの練習会では、
上記のような「断りかた」の対面バージョンを、
ロールプレイでやってみたりもしています。
メールなどなら断りやすくても、対面だと「うっ!」ってなっているうちに、
相手がさらに言葉を重ねてきたり…とか、ありますから。
良かったら毎月やっているので、いつでもどうぞ。
(*Wen-Do初体験の方がお見えの回は、Wen-Doのダイジェスト体験が優先されます)
年度末も慌ただしく終えたばかりですが、
新年度はそれはそれで、さまざまなお誘いのありそうな時期です。
新たな出会いを楽しみにしつつも、自分軸を持って選ばないとな〜って、優柔不断な私は特に思います。
お互いにがんばりましょう。