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はじめての護身術♪ 暴力加害者だった私が『護身術』に参加した理由

こんにちは。
“世界が変わる 私のお守り”Wen-Do マスターインストラクターの福多唯です。


《女性のための護身術》なるものをやっていると、「なぜ、その道に?」とよく聞かれます。


そしてそれに少しだけ答えると、
「興味深い!」と深く突っ込まれることも多いです。そうなんだ〜?


3月29日に、金沢でWen-Doをします。
今回チラシを受け取ってくださったあるかたも、「なぜ、Wen-Doをやろうと思ったんですか?」と聞いてくださいました。




私は、暴力被害にあったことがきっかけでWen-Doに足を運んだわけではなく、
自分が暴力を振るってしまうことをなんとかしないと!との気持ちから、
それに役立ちそうなことを学びました。そのひとつがWen-Doでした。


子どもに対してもひどいことをたくさんしたし、
他者に対しても、(たとえ相手がそうと気づかなくても)ひどかった。
モラハラ加害者についての文章などを読むと、今でも「ああ、わかる〜」と思います。


他人に対して、批判的なことばかりを考え、
世の中バカばっかりや!と思っていました。(←『バカって言う人がバカなんだよ』の典型


価値判断の中心軸が正誤だったからそうなっていたのだけど、
若かった頃は、自分の価値観が《社会や文化によって作られている》とはわからなかった。


「私は正しい人間だから正しく考えることができる」くらいに思っていたし、


『悪い人間は正しく考えることができないからこそ悪いことをするのだから、
 指導して、わからせて、正しくさせなきゃいけない』みたいな感じです。友達になりたくないですね(笑)。


そんな人間が子育てなんぞをしていたので、ひどかったです…。
今思うと私の子どもは、不憫の最上級をいっていました。


こういう場所でふざけてはダメだと、わからせなければならない。
こういうところで泣いてはいけないと、わからせなければならない。
こんなことでダダをこねてわがままを言ってはダメだと、わからせなければならない。
食事はこぼさずに綺麗に、どんなものでも好き嫌いなく食べなければいけないと、わからせなければいけない。
お風呂に入ったらちゃんと身体を綺麗に洗わないと!とわからせなければいけない。
夜は寝るものだとわからせなければいけない。


…延々と書くのもアレなのでこの辺りにするとして
24時間、毎日、万事がその調子。


当然、子どもが可愛いと思えるはずがなく。


子どもなんて面倒で手がかかり『バカ』なのだから、
だからせめて《教育》によって『お利口』で『使える』人間に育てねば報われない。
そんな感じ。←家族にも親にも絶対にしたくないですね(笑)



そう思いながらも、辛かった。
愛を抱けない相手(子ども)につきっきりの毎日が。


それに、正しいことをしようとしているはずなのに、


怒鳴っている私はなんなんだ? 
  人に怒鳴るのは正しいことじゃないはず。

手をあげている私はなんなんだ? 
  手をあげるのは正しいことじゃないはず。

こんなひどい関わり方をしている私ってなんなんだ? 
  こんなの、正しい母親像ではないはず。


正しいことをしようとすればするほど、
私の行為は『悪いこと』だらけになる。
なんでこうなるの?! 


それがメチャメチャ、辛かったのでした。


ある日、子どもたちのお昼寝中に。


疲れて脱力しきった私の視界に、ふたりがスヤスヤ眠っている様子が目に入ってきて、
(のん気に寝てんじゃねーよ!)と、子どもへの怒りと暴力的な衝動がこみ上げてきました。


今ならやれる!と、私のイメージに浮かんだのは、


お腹をダンと思いっきり踏んだら内臓破裂で死ぬかな、とか。
アイロンを当てるなら心臓のあたりかな、とか。
そんなことしなくても鼻も口も覆えばいちころだな、とか。


暴れたくてあばれたくて、いてもたってもいられなくなって、
スッと立ち上がったら、


今度はとたんに、


   (なんで私、今こんな風になってんだ?!。
    子どもたちは眠っていて、『悪いこと』は何もしてないじゃん)


それまで私は、子どもが悪いことをするから私が怒る羽目になり、
私が苦悩する羽目にもなり、
諸悪の根源は子どもや!!と思っていたけれど、


違う…、私がこうなのは、私の何かが変だからで、子どもは悪くないんだ。


もしかしたら、これまでも、誰も悪くなかったのかも、本当は。


愕然として、涙が頬をツーっと伝わり、床についた手の甲に落ちました。


怒っていたはずなのに、泣いている。


私は、悲しんでいるんだ。怒っているのではないんだ。



そこまではわかったものの、その先、何をどうしたらよいのかまではわからず、
私の何が変なのか、
どうしたらよいのかを学ぶために、


子どもに虐待する親やその人たちへのサポート、ケアについて学びはじめ、


「気持ちをただただ聞いてもらうこと」の意味や価値を知り、
相談やカウンセリングに関心を持って、かじるようになりました。


世の中にはグループワークなるものがあり、
生きづらさとか親子関係とか、いろんなことについての講座があって、
学校で、授業や講義になるようなもの以外にも、たくさんの学びがあるのだと知りました。


そんなときに
「女性専用の、暴力防止の、護身のプログラムっていうのがすごくいいよ」噂を聞きました。


私は被害者側というより加害者側だから縁ははさそうやな〜と思ったけど、
体験談を聞かせてくれた人は、


「自分に自信が持てて、元気が出て、『私はこれでいい!』って思える!」


それなら…と興味が出て情報収拾を続けていたところに、
あるとき、「運命か!?」なくらいに参加せざるを得ない不思議な流れで参加して、


圧倒的な説得力と爽快感と自立した力強さに魅了され、すぐに講師になりました。
(今思うとありえない流れでの、初心者講師でした)


運動をしない(喘息の)私は、身体のことにあまりにも無知だったので、
いわば合気道や柔術的な「身体ってすごーい!」という面白さや
「身体を動かすって気持ちいい〜」という基本感覚自体がはじめてで新鮮でしたし、


『あなたのアグレッシブなWen-Doにはパワーとエネルギーを感じられて、すごくいい!』と
私の暴力的な面を褒めてもらえたのが、目から鱗でした。


私が決定的にダメだと思っていた私のある一面は、
それまで私が受けてきたしつけや社会的な価値観からしたら、褒めてもらえるはずがなかった。


声がすごい!そんな声、誰にも出せないよ♪とか。
攻撃的な目が最高すぎる!とか。


そんな風に言われたのははじめてでした


もしかしたら、男だったらまたちょっと違ったのかもしれないけれど、
女の私には、決定的にマイナス要素でしかなかった私の一面も含めて、


『そのあなたがいいっ!』と受け止めて認めてもらえたのは、Wen-Doがはじめて。


そうか、これも「力」のひとつなんだ…。
私は、力を確認したくて、認めてもらいたくてたまらなくて、他者に対して暴力的・支配的になっていたけれども、
私の力が、私を守るために使えるものなのだとしたら、
平時に他人に見せつける必要なんて、ないんだ。


それがわかり、生まれ変わったかのようにスッキリしました。


正確には、子どもへの暴力をある日突然辞められたのは、Wen-Doとは全く無関係の、別の出来事がきっかけで、
Wen-Doに参加した時点で子どもへの暴力は止んでいたけれども、


Wen-Doこそが、私に、
私は今のこのままでも十分にOKなんだ、と心の底から思われてくれました。




「なぜ、Wen-Doをやろうと思ったんですか?」への答えになっているといいのですが(^-^)


   もっと公式なプロフィールはWen-Do Japanのこのページにあります。
   


お前などダメだ、ダメだ、ダメだ! という『抑圧』という存在に気づかせてくれて、
それに対する私の真の声を取り戻させてくれたWen-Doを、私が細々と続けることで、


自分自身を取り戻して元気が出せる人が、あとにも続いて出てきたら嬉しいな。


●子どもに護身術を教える際の、関わりのポイント、当ブログのこの記事で公開中です!


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     マスターインストラクター 福多 唯  




女性のエンパワーとつながりで女性の心・身体の傷つきを減らします。

Wen-Do定期練習会 (月1、夜、金沢にて)
世界が変わる 学びと対話:ゆらっく(月1、日曜am、金沢)
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by selfdefence | 2018-03-09 13:20 | ☆☆講座案内☆☆

Wen-Do Japanの福多唯です。今、あなたが抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


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