こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。
県内の高校数校に、デートDV防止の講演に行きました。
人の個性がそれぞれなように、
学校での雰囲気もそれぞれで、
『高校生』と一括りにできるものではないのだなあと実感します。
ある学校では、生徒さんから質問が上がりました。
「こんなこと聞くのは、ホント、ホントに申し訳ないんですけど…」
と恐縮しながら聞いてくれたのは、
来るべき日が来たら、
自分はこんな場面でこのように告白しようと思っている。
今からそれを、先生(福多)相手にやるから、
自分の振る舞いに対して助言が欲しい。
という主旨のものでした。
ロールプレイの相手役とそのロールプレイについてのアドバイスを依頼されたのです。
生徒さんのロールプレイは朗らかで、楽しく、
私はすっかり相手役になりきってしまい、
相手役としてのセリフを言って満足して終えてしまったくらい。
「あ、すいません、相手役をするだけじゃなくて、
助言もどうかお願いします」と言われて
そうやった!ごめんなさい!!(笑)
素晴らしいと思います。
何が素晴らしいかって、
来るか来ないかわからない事態にも備えて、真剣に考え、
準備行動を実際に起こすこと自体が、実に尊いと思いました✨
それは、自分が何に価値を感じるのかがわかる人にしかできないこと。
準備に費やした労力や時間が報われる日が、もし仮に来ないとしても、
価値を感じることと共に人生を過ごせるなんて、最高に豊かな生き方だと思います。
私は、そういう人が大好きです。
…そんな風にお返事しつつ、
内心はもうひとつのことも考えていました。
もらった質問は、
私が講演の中で全く触れなかったからこそ聞かれたことでした。
ても、そうだよね、
みんなが関心があるのは私が話したような
『もしも交際相手と不穏な兆候を感じたらどうしたらいいか』
ではなくて、
質問してくれたような、
『まず、交際相手を得るには、どうしたらいいか』っていう、
そっちだよね^^;
みんなが知りたいことの話じゃなかったのに、最後まで聞いて質問までくださって、
もう、本当に、感謝感謝です。
ありがとうございました。