こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。
『相手に悪気がなさそうなのだけど、
手を取って、握ったそのまま話しを続けてくる人がいて、
こちらとしては嫌だなあ…っていうとき、
どうしたらいいんでしょうか?』
『宴会の帰りや2次会の店に路上を歩いている時に、
ほろ酔い加減の男性からボディタッチを頻繁にされるのが本当は嫌だ』
こういうご質問はとっても多いです。
たくさんの女性が同じことに迷いを感じているのですよね。
今日は、そんな時のオススメの対応です。
(1)行為名称・事実を伝える:「それ、セクハラですよ」
(2)こちらの意思や気持ちを口頭で伝える →これの詳細は こちら
(3)こちらの意思や気持ちを全身で伝える
(1)行為名称・事実を伝える:「それ、セクハラですよ」
これは想像よりも効果があり簡単なので、超オススメ。
自分がどう感じるかとか、相手への配慮のセリフも考えなくていいのが良いですよね♪
相手がタッチしてくる場所が体のどこであろうと、
触りかたがどうであろうと、それも全く構いません。
セクハラ(セクシュアル・ハラスメント)の判断ポイントは、
「それ、私が女だから(男だから)するんですよね?」なことをされているかどうか。
《相手が行うその行為は、相手が、セクシャルな関心を持たない性別の相手にも
日常的に行う行為か?》と考えてみると、
相手の言動がセクハラかどうかが、判別しやすくなります。
例えば、あなたに不快なボディタッチをしてきているのが
男性で、
異性愛者(=自分とは異なる性の人に恋愛感情や性的欲求を抱く)だとしたら、
その男性は、あなたに行うボディタッチを
同僚や上司や部下…など他の男性にもよく行うのかな?
男にはしないことを女の私にしてきている…なら、
相手のその行為はセクハラです。
行為が性的かどうか…は重要ではないのです♪ って思うと気が少し楽ですよね。
セクハラかどうかがわからなくて「それ、セクハラですよ」と言うこと自体が不安なら、
イヤなことは、イヤだと伝えてOKです(^-^)
(セリフや言い回しの考え方のポイントは、続けて(2)で)
(2)こちらの意思や気持ちを口頭で伝える
意思や気持ちを伝える際のポイントは、
『なりたい自分のキャラに合う言いかた』(詳細はこの記事)です。
その言葉をそのように言う自分を
好きでいられるか。憧れを持てるか。胸を張れるか。
セリフも、表情も、ボディランゲージも含めて、
『なりたい自分』のキャラに合う言い方を探し、実行しましょう。
え?
いざと言うその時に瞬時に探してそれをするのは難しい?
素晴らしい視点です!
普段のコミュニケーションの中で
常に、
自分を好きでいることのできる自己表現を、私はできているかな?と
自分を見てみるようにすると良いかも。
継続するうちにだんだんと、
好きでいられる自分に近づくことができます(^-^)
《なかなか、好きでいられる自分に近づけない…》という段階では、
そのことを話せる友達や仲間づくりもいいですよ(^-^)
「うまくできなかった~(T_T)」に対して、
「そっか~」って言ってくれる人がいるだけでいいんですよね♪
(3)こちらの意思や気持ちを全身で伝える
全身で、護身術チックな動作も含めて伝える段階では、以下の2点を念頭に置きます。
・相手に意外性をもたらしうる方法を取り入れる。
「何も考えずに動作するとこうしちゃいそうだけれど、
そこを敢えて…」と、真反対のことや別の動きを取り入れます。
・ウイークポイントを意識して動作する。
自分にとっても相手にとっても、です。
特に、自分の関節を損傷しそうな行為は避けます。
ワークショップや練習会に来れそうな日があれば
ぜひお気軽にお運びください♪
*CLDエキスパート認定コース 2期生募集
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