先日WenDoの講座があり、そこで参加者の方々と話題になったことを紹介します。
セルフディフェンスでは「意外な反応」が役立つことが多いと言われています。加害者が予想もしないようなことをしたり、加害者の気を萎えさせてしまうようなことをすることで、防御側は、特に力を使わなくても、自分を守ることができる、と。
聞いたことありませんか。「レイプにあいそうになったら、排○すればいい」みたいな話を。
講座で話に上ったのは、有名な歌手の方の体験を雑誌かテレビかで聞いたという話。その人がニューヨークにいた当時、レイプされそうになったのだけれど、排○して、難を逃れたというのですね。(確実な情報ではないので歌手の方のお名前は控えます)
私は実は、それってすごい(良い)方法だな~と思いつつも、「現実的ではない」「一般的にはどうか?」と思っていたのでした。<u>そんな事態に遭遇したとき、そんなこと都合良くできるわけないと思い込んでいたからです。普段ですら、排泄をコントロールしてるわけじゃないし、ましてやそんな非常時に、しようと思って出るものでもないだろ~、と。
でも、講座にご参加くださった方が、それについてもうひとつ情報をくださいました。その方は、その歌手がレイプを逃れたという逸話は知らなかったそうですが、どのように母親から育てられたかについて見聞きしたことがあると話してくれたのです。
歌手のおかあさんは、どんな風に育てたか。
「もし襲われそうになったら、排○するのよ」と、ごく普通の対処法のひとつとして、幼い頃からその歌手の人は教えられていたのだそうです。
私はそれを聞いて、なんだか勝手に、自分としてはものすごく納得してしまいました。
人の価値観とか行動様式は文化によって影響を受ける部分って大きいです。たとえば、アフリカで裸に近い服装で生活なさっている方とかいますよね。日本で生まれ育った私には、なかなか抵抗がありますが、そこで育った人にとっては、普通のこと。
「こういうときには こうするんだよ」「こういう場合は こうするといいよ」というような生活の知恵とか文化などは、教育=刷り込みによって、人に大きな影響を与えるだろうと思います。
レイプされそうになったとき排○できたその人は、小さい頃から、「こういうときはこうするといいよ」と、普通に言われて育ったことで、そういう回路みたいなものが開かれていたんじゃないかな? だからこそ、人生で初めての、その場面に遭遇してしまったときも、おかあさまの教えがしみこんでいた彼女の体には条件反射みたいなものが自然に起こって、危機を回避できたのではないかしら。
うん。私も、自分のいろんな回路を開けるような、自由な発想、考え方を、心がけるようにしたいものです!(^^)
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親サイト女性に役立つセルフディフェンスも
ぜひご覧ください
文中に出てきた WenDo講座について詳しくわかります
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