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つれづれ

改めて、人権の視点について

こんにちは。WEN-DOインストラクターの福多唯です。

12月12日(日)に、群馬県は前橋市に行ってきました。

WEN-DOを群馬県内でも精力的に開催してくださり、
フォーカサー仲間でもある「ひこばえ」さんの主催の講座があったのです。
詳しくはこちら
http://wendosd.exblog.jp/13476423/


栃木県でDV被害女性のためのシェルター運営などの活動をなさっている
NPO法人 サバイバルネット・ライフの
代表:仲村久代さんのお話を聴かせていただくことができました。


終止とろけそうな笑顔でお話をなさっていた仲村さん。
語り始めるとけっこう『あねご』だったり、
お召し物もハードかつクールだったりするのですけど、
私は、「まるで少女のような方だわ」と感じました。
キャリアも年齢面でも大先輩の仲村さんに少女みたい、だなんて、
私のボキャブラリーの貧困さは推して知るべし、って感じですが…(^^;


仲村さんのお話は3時間半、ほぼノンストップで続いたので、
語られたことは沢山あるのですが、
私の中で一番響いた仲村さんの主張は


「DVについては、『人権問題』として支援する。
 可哀想だから、気の毒だから、ひどいことだから(被害者を支援する)ではいけない」。



考えてみると、人権が踏みにじられる場面って、日常生活のあらゆるシーンに多々あります。


「あれもこれも人権だとか大袈裟に言って、事を荒立てて、それが一体何になる?」との
声も時々見聞きしますが、
人が人を大切に思わなくなったら、一体私達の社会に何が残るのでしょう。


ささやかに見えることでも、
『そんなこと、あちこちである問題で、大袈裟にすることない』と言いたくなることでも、
それって、本当に人を、
人の気持ちとか、感性とか、意見とか、身体とかを大切にという視点で、
考えに考え抜いた上での結論なの?と、
自分自身に問いながら、

私が自信を持って選べる方に進み続けようと思います。
by selfdefence | 2010-12-17 14:03 | つれづれ

ふくだゆいです。自己表現や思考スキル、日本語の講師です。20年以上前のある日、声をあげたら、『蓋』が開いたんです。びっくりでした。蓋の存在にすら気づいていなかったので。以来、困ったときには探すようになりました。どんな声でどんな蓋を外したらいいのだろう?と。基本閉じていてひとりの時間が好きな私でも、声探しに助けが欲しくなることがあります。声探しの場を求める人と繋がれたら嬉しいです。


by selfdefence