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2015年 05月 26日

飲食店で客から性的嫌がらせを受けた女性の対応が素敵

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

今朝、facebookのトロントWen-Doグループで
ある動画が投稿されていました。


どんな動画かというと。
飲食店に勤める女性が、お客(男性)に呼ばれて行ってみると、
客がチップ?を女性の胸に入れようとする?もので、
女性は、触られた瞬間に一分の躊躇なく猛抗します。
(*正しい漢字は『猛攻』です。『猛抗』という熟語は多分ありません ^^
  攻撃ではなくて抵抗なので、『猛抗』と書いてみました)


ほんの50秒強の動画です。
以下の記事に掲載されています。


私は「この女性、すごい!!」と思ったのだけれど、
日本人は特に、性別に関わらず、これを見ての正直な反応は色々かも…と思いました。


  *  *  *  *


先日、5月23日に、新大阪でWen-Doがありました。
そのときに、
《毅然と「ノー」が言えるようになりたいので、そのポイントも学べたら》とおっしゃってくださったかたがいました。


「ノー」の言い方について学ぶ際には、
身体的要素(腕を掴まれるなど)がないほうが口頭対応のポイントを整理しやすくなるので、
『ボディタッチはお互いにしません』という前提で、あくまでも言葉のやりとりだけで学びます。


それをやったら、さらなるナイスなご質問をいただきました。


《口頭対応のポイントはよくわかったのですが、
 実際の事態は、相手が手を掴んでくることとかもありますよね。
 あと、言葉がけも、優しい感じで言ってこられることもあれば、
 いかにも脅しをかけて…みたいな。色々あるかと思うのです。
 それに対しての、こちらの、基準みたいなものってどんなもので、
 何をすればいいのかなという気持ちになってきました。》


私は最初、

「その基準は…、相手の言動に、自分がどこまで持ちこたえられそうか、
 たえられそうかどうか、です。
 ああ、もうこれ以上は無理、と自分が思った瞬間に、
 自分が出来ることを組み合わせて
 自分にとってベストな対応を作る、ということになるかな」

と言ってしまったのだけれど、


私の返答を聞く質問者さんの表情を見て、抽象的すぎだったな…(^^;; と反省。



【自分がここまでなら持ちこたえることができて、この一線以上は無理】との見極めは、
普段から様々な場面でそうした意識でいないと、急には難しいのかもしれないし、

【出来ることを組み合わせてベストな対応を作る】のは、
各方法に慣れて使いこなせるようになってからの話でした…。



何か【サンプル(一例)】があれば、
それと比較しながら、自分だったらどうかな?と考えやすくなるので、


【言葉としては荒くないのだけれども、
 強引に腕を掴んできて離さない人を相手にどうするか】のロールプレイを行い、
判断基準をサンプルとして抽出し、お返事に替えました。


そのときの、
「こんな展開になったら、
 この時点で、こう判断して、こうするのはという方法ではいかがでしょうか(*^^*)?!
 (いつ)  (どんな論理で) (何をするか)     」と
私が参加者さんに示した対応例は、


自分でも残念ながら、上のURLで見られる動画とは似ても似つかないものです。



日本の女性参加者さんに一番無難に納得していただけそうで、
ドン引きされる可能性が極力低く、
動作や対応として見てわかりやすくシンプルで、
法的にも無難(過剰防衛とされる可能性が低いもの)なものを選ぶと、


動画のような対応例は、
日本のWen-Doでサンプルとして出して推奨するのは難しいのが残念です。



実はカナダでのWen-Doなら、動画そのもののような対応も推奨されます。
そのための実技練習の時間もあるくらい!(^-^)



というのも、あちらでは、
口頭での性的いやがらせは「セクシュアル・ハラスメント」で、
身体的接触が少しでもあればそれは「セクシュアル・アサルト(性暴力)」だと
されており、


Wen-Doのような団体等は、その意識啓発も含めて、
『少しでもボディタッチがあればそれは『性的いやがらせ』ではなく『性暴力』。
 タッチの軽重にかかわらず、身体的な防衛行為をとってOK』と伝えることが可能な状況があるから。


日本はその点ではまだまだ、です。
身体接触があれば性暴力とされるどころか、
強かんとしての被害を認められるかどうかですら、要件がありすぎです。


ですので、日本のWen-Doで、動画のような対応を推奨することは
女性に『過剰防衛』のリスクを負わせないためにもありません(←表向きは)。


でも、それを、やっちゃダメだと考えているわけではないし、
過剰防衛とされるなら、そっちのほうが本当はおかしい。

皆が、いざというときにためらわずに自分のための行動が選択でき、
そうした人が不利益を被ることがなく、
また、社会的にも責められることがない、そうした状況整備や意識醸成が進めばいいな。



  *  *  *  *



話を動画のことに戻すと。色々と「はぁ…」と考えさせられました。


だいたい、この動画の加害者男性、とんでもないよね。
女性が最初に反撃した時点で即やめればまだいいものを、


目にものを見せてやる!と思ったのかどうかわかりませんが、
立ち去ろうとする彼女の背後にわざわざ迫って
彼女のヒップをあんな風に触る、っていうのがもう…。
女性(彼女)を見下してる感が、ありありと。わかりやすすぎる。


お店の、おそらく店員仲間なのだろうなと思われる男性たちも、
誰一人として彼女にかけよる人はいません。


皆が揃って加害者男性にかけよるって…。


店員が客にかけよるのは当然だ、と考える向きもありそうだけれど、


『店員という役割意識でとりあえず客を優先して客にかけよったのだ』と言うほど
接遇や教育が徹底した店なのであれば、


『上司(店長、同僚)としての役割意識を持って彼女を即指導する(フリをする)』人も
いそうなものですが。
でも、そういう人はいません。


そうするフリをして女性に近寄り、小声で労わりつつも、
客の怒りを鎮め、店の利益とそこで働く皆のために、ことなきを得るように
『チームを組んで』対応することも、
やろうと思えば(そうした意識さえあれば)可能ですし、
実際、そういう形で実は同僚や仕事仲間が私をかばってくれた、という話も聞きます。
事例はちゃんとあるのです。


この動画では誰も彼女に声をかけません。
彼女の対応自体はすごい!と思ったのだけれど、
ちょっと見ていて悲しくなるなあ…。


あの店の皆の意識が、普段から加害者男性寄りなもので、
あの店全体に、女性蔑視的な空気があるから、
あの店の客はあの店でああした行為に及ぶことができちゃったのかも。


あの女性は、日頃から様々な抑圧をあの職場で感じていて、
あの瞬間に「もう無理!」となって、自分を表現したのかも。


そして、そういう職場や店が、実際にこの世の中にあるのは、
世の中にそういう空気がまだあるから。


新大阪のWen-Doを、ライフコーチというお仕事のかたが関心を持って開催してくださり、
そこにさまざまな属性の人が集ってくださったように、
いろんな人で、さまざまな形で、取り組みが進むように!って思います。


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by selfdefence | 2015-05-26 12:10 | セルフディフェンス全般
2015年 05月 21日

得意なことが無力化したときに、人は生まれ変われるのかもしれない

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


7月24日(金)に、金沢で、「トークバック」の上映会をします!


それに先立ち、トークバックの監督の前作である「ライファーズ ~終身刑を超えて~」を見ました。


終身刑を課された人たち(Lifers:ライファーズ)が、

刑務所の中で、『アミティ』と呼ばれる治療共同体の手法に沿って、

さまざまなことを語ったり、聞いてもらったり、わかちあったりしていく様子のドキュメンタリーです。


作業自体は、語り、聞きあい、わかちあい…なので、

手順や作業としての困難さはさほどではないかもしれないのだけれど、


気持ちとしては(もしかしたら身体感覚的にも)、

これは、ものすごく、ものすごく、大変な作業だよな…と思えることに

実に粘り強く取り組む人たちがそこに映っていました。

美しい映画です。



得意なことで勝負できなくなる  というのは、ものすごく大変だと思う。


ライファーズの彼らは、ライファーズとなる前、

ギャングのヘッドだったりしたわけで、

そこに昇りつめるために発揮した手腕もあっただろうし、

『得意』だったこともあったはずだろうと思うわけですけど、


それを自ら手放さなければ新たな生き方を獲得できないとしたら、

それって、どんなに、葛藤や不安や苦悩や苦痛が伴うだろう…と。



私の知人に、若かった頃に美貌で勝負していた女性がいます。

彼女ならそうだろうなと思います。おばちゃんの彼女を見てもそれはわかる。


美貌で勝負していた当時の彼女は、

美貌が女性としての彼女にとって最強の『生き残りツール』になると信じていたので、

自分を魅力的に見せることへの努力は惜しまなかったし、

自身の容姿に惹きつけられる男性と関係を結ぶことが自分の幸福への道だと信じていたそうです。


けれど人生は面白くて、彼女が好きになった男性は、全盲。


彼に選んでもらうにはどうしたらいいの? と、軽くパニックになった、と。




私にも、彼女ほどではないけれど、ちょっと近い経験ならあります。



私は、聴力がそこそこ良かったのでした。昔。

人がコソコソ話をしても割と聞こえてしまうし、

かすかな音もわかるので、危険回避のための行動が早かった。


それが、20歳前あたりから、徐々に、聴力が悪くなりました。

原因は、いろいろ調べたけれども、これだ!というものは結局わからず。

片耳だけ試し的に手術もしてみたけれど、効果がないことがわかったので、

補聴器を装用するように。



補聴器は煩わしさなどいろいろデメリットも言われますが

(もちろんそれはそうだし、慣れるまでけっこう大変かとも思うけど)、

私にとっては、装用の不快感は小さな問題。

それよりも聴力が悪化したという事実のほうが、大問題でした。


コソコソ話が聞こえないじゃん!

かすかな音がわからなかったら、危険回避の行動を早めに取れないじゃん!


お風呂のときは、お風呂外の声や音がほとんどわからないし。

寝るときにもはずすので、静かと言えば静かで良いけど、静かすぎる(笑)。

恋人と何か(ってなんだよ)するときも

囁かれても全然聞こえない(^^;; ので、応答ができないのです。



得意さを発揮できていたがために長けて出来ていたことが、できなくなると、



…今思えば他にも選択肢はあったのかなあ? よくわからないのだけれど…

私の場合は、生き方を変えるしかなかった。



『聴こえさえすれば、~~が出来るのに!』と思っても無駄なので、

聴こえることでの利便性とか、もっと言えば幸福感みたいなものを

私の《幸せ》の基準の中から排除するしかなくなるというか。



…というか、幸せって何? になるのですが(^-^)

聴力がダメなら視力、と勘違いして一旦そっちに行きかけても、

『いや、だから、そういうレベルの話じゃないでしょー!』と

新たな何かを獲得した気になった瞬間ほど、それは勘違いだと痛感します(^^;;



得意なことが無力化したときに、人は生まれ変われるのかもしれないですね。



美貌で勝負していた知人も、

全盲の人と自分との関係性の築き方に途方にくれた瞬間から、

生き方がガラリと変わったそうです。

うん。そりゃそうだろうな。



ライファーズの人たちも、

勝負ツールだったものを手放しながら、

別のオルタナティブなものを獲得して生き方を変えるための歩みを続けているのかな。



大変だろうな。

ああ、でも、まさに、『人は何度でも生まれ変われる』っていう感じ。



こういう人の姿って美しいな。と思いながら見ました。



私はどうだろう?

今出来ることが取り上げられたときに、

私はどうしたら私でいられるのかな。

どうしたら、大切な人や世界と、つながり続けることができるのかな。



それは、聴力が悪化した当時の私のように、

できなくなった事態に直面したときにはじめて与えられるギフトのようなもので、

今の私が想像したり考えたりしてみたところで、

決して与えられるものではないのかもしれないけれど(^-^)


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北海道物産展で知床ドーナツを買いました。

たまらん可愛さ (//∇//)


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5/23(土)夜 新大阪にてWen-Do3時間講座
はじめての方用のコースです 小学生からOK

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by selfdefence | 2015-05-21 14:32 | つれづれ
2015年 05月 20日

トークバック 金沢上映会!

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

とうとう、石川県金沢市での「トークバック」上映会が決まりました。
去年愛知国際女性映画祭で見て、金沢でも上映したい!と思った素敵な作品。
実現できて(まだだけど)嬉しいです(*^^*)

すでに参加申し込みをいただきはじめています。
皆様、ぜひこの機会にご来場ください。


……。……。……。……。……。……。……。……。……
映画『トークバック 沈黙を破る女たち』金沢にて上映!
作品公式サイト:http://www.talkbackoutloud.com/index.html
……。……。……。……。……。……。……。……。……

舞台はサンフランシスコ。
主人公は元受刑者とHIV/AIDS陽性者。
彼女たちは、自分たちの人生を芝居にした。

暴力にさらされ、“どん底”を生き抜いてきた女たちの
現実とファンタジー。
彼女たちの舞台は芸術か、治療か、それとも革命か?


芝居を通して自分に向き合い、社会に挑戦する8人の女たちに光をあてた、
群像ドキュメンタリー。

坂上香監督作品「トークバック」を、金沢市内にて上映します。


《Talk Back(トークバック)の意味》
「言い返す」「口答えする」という意味で使われることが多い。
この映画では、沈黙を強いられてきた女性たちが「声をあげる」ことや
人々と「呼応しあう」という意味で使われている。


° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° °
■H27/7/24(金)18:15~18:30 受付 (~20:40 終了)
■金沢市近江町交流プラザ(金沢市青草町88)4階 集会室
° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° °


■観賞料:1500円/学生は500円(当日現金にて)

■観賞は事前申込制です。
 下記申し込み先に
 申込代表者名と同伴者人数をご連絡ください。

★申込先★
 金沢大学 人間社会学域 学校教育学類 杉田研究室 
 sugitam@staff.kanazawa-u.ac.jp
 Fax:076-264-5617(共通)
 tel:076-264-5533(直通)
 
° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° °
主催:トークバック上映会 金沢
後援:日本女性会議を金沢でひらく会

° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° °

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5/23(土)夜 新大阪にてWen-Do3時間講座
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by selfdefence | 2015-05-20 09:17
2015年 05月 14日

隠すことより明かすこと Pablic rather than Plivate

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


歯の詰め物が歯磨きでポロっととれてしまい、急遽歯医者に行くはめになりました。


歯医者って…恥ずかしくないですか?\(//∇//)\


私は体があまり丈夫な方ではないし、頭痛や腹痛も人並みに起こすし、

ずっと服薬してるから肝機能とかすごい悪いし、

怪我は多いし、腰や股関節も痛むことがあるけれど、


歯と、生殖器関連だけは丈夫です(←いきなり何を言い出すんだか


だから、歯医者と産婦人科は縁遠さも手伝って、ひときわ苦手。


第一、口の中なんて誰にも見せないじゃないですか、普通。

好きな人と性行為したって口の中なんて見せないよ!


そんなところを、しかも虫歯だったり…で悪くなっているところを

見られるとかいじられるだなんて、顔から火が出るほど恥ずかしい…。



婦人科も抵抗あるけど、婦人科は一応、なんていうんだろう、

(*日本で今一般的なあの診察室とか診察方法についての議論は別として)

その恥や抵抗心を配慮しますよ、という前提みたいな空気があるのに対して、


歯医者さんは、そうした『恥』への専門家としての配慮はしっかりありながらも、

一般的な建前としては、

歯医者で恥ずかしくなるって、それどうなの?みたいな。

歯医者の治療なんて皆平常心で受けるものでしょ、みたいな。



平常心と平常な表情で処置を受けなければならない…というところがまた

さらに恥ずかしさを助長する~~~(わかりにくいよ!!)。



どうせ苦手な歯医者に行かなきゃならないのなら…と、

今回は私が他の保険外治療についても相談したこともあって、

口中の写真までバシバシ撮られてしまいました。


「もっと力抜いてくださいね~」「あ、そこ、その角度でちょっと保っててください」

「そこはもっとゆるめて大丈夫ですよ~」とか言われながら(笑)

12枚くらい撮ったのかなあ。



明かしたくないところを明かす、とか、

さらしたくないものを提示する、とか、

隠したいものを包み隠さずに出してみる、とか、



そういう、勇気を伴う作業でしか、手に入れられないものってあるよね…とか思いながら、

なんとか1回目の診察は終了です。



  *  *  *


《そういう、勇気を伴う作業でしか、手に入れられないものってあるよね》

などと、

歯医者で大げさにも考えていたのは、

ちょうど昨日、《摂食障害回復サポート あかりプロジェクト》のセミナー案の打ち合わせで、

そんな話をしたばかりだから。



自助グループ活動で大事なことって、これとこれと…と確認をしながら、


治療共同体のアミティでは

『隠すことより、明かすこと  Public rather than Private』という、

成長のための理念が大切にされている…ということについて、

あかりPの村田いづ実ちゃんとあれこれ話をしたのでした。



人に知られたくないこと。知られちゃならないと思うこと。

大切な人には特に、絶対にばれたくなくて、それを思うと怖くなるようなこと。

隠し通さなければこの社会で生きていけないだろう、と思うようなこと。

見せたくないところ、見られたくないところ。



そういう秘密って、自助グループやTC(治療共同体)を特に必要としない人にでも、

誰にでもきっと、何か、あるもので、



それを、誰かに自ら明かせたときに、

自分の中に自分への愛情が生まれるのは、

一体どういう仕組みなんだろう(^-^)



この辺のことは比較的長く学び続けているはずなのだけれど。

いまだにその仕組みは、不思議で深くて、よくわからないです(^-^)



 *  *  *  *  *



治療を終え、待合室の受付で次回予約等をして、

「今日はこれで終わりです」と言われたときのことです(まだ続くのか! 笑)



私は、診察券だけではなく、お薬手帳など他にもいろいろ提出したものがあり、

それらの一部が何かまだ戻ってきていないような気がして、

『あれ? えっと(全部あるかな)…』とつい言ってしまったのですね。


すると、受付の人も、「そうかも!!」と焦って

とっさに周囲をパタパタと見てくださったのですが、


オチは、私の気のせい(//∇//)


    うわーっ!! ごめんなさい! 

    私の気のせいです。全部私の手元にありま~す!

    大失礼で、ドッキリさせてすみません(笑)


と言ったら、


受付の人が、

「いえいえ、なんだか、こちらもすみません」と言って、


「本当によくあるんですよ。

 患者さんを『お大事に~(^-^)』と手を振ってお見送りしたとたんに、

 その手に診察券を持っていてお渡ししてないことに気づく、みたいなのが。

 ほんとにイヤですよね~

 しかも、3人ほど立て続けにやっちゃったりして…」


と、ものすごい照れ笑いのご表情で、関を切ったみたいにだーっと話しはじめました。


その受付の人は、

ワールド・テキパキ・チャンピオン・コンテストがあれば優勝するんじゃない?というくらいに、テキパキしているかたで、

どちらかというと笑顔は少なめで、ピリッとしていて、ピシッとしている。


そのような人が、いきなり別人みたいな表情になり、

ご自身の失敗についてペラペラと話しはじめたのが、私にはとても意外でした。

しかもその顔が、超キュート♡



私がヘテロ(異性愛者)でなければ、恋に落ちてるかも!みたいな。



     いや、そんな風に言っていただいて、益々すみません。

     こちらの完璧な思い違いでしたのに、

     普段の失敗話まで引き出しちゃいましたよね、私(^^;

     悪気はないんですけど、イヤですよねぇ(笑)



「そう!悪気はないんです! ないんですけど、ついお渡しするのを忘れるんです。

 それで、表まで走って追いかけてお渡しする…ってことがしょっちゅうで。

 お恥ずかしい話です~」



思いがけない表情で、思いがけない失敗談を話すそのかたを見ることができて、

なんか、

言い方が大げさかもしれないけど、ちょっと幸せでした(*^^*)



私が失敗をし、それを彼女の前で明かしたことになったのが、

彼女の失敗談や、一枚奥にしまわれていたご表情を、表に出すことになったのだなあと。



お互いに、恥や失敗について話しているわけですけど、

なんか幸せ、って。

なんなんだ、これは(笑)



Wen-Doでも、ときどきこんな瞬間があります。

隠すことより明かすこと。

それができる場や関係を、大事にしたいな。


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by selfdefence | 2015-05-14 13:53 | つれづれ
2015年 05月 07日

自分の内側の、ささやかな動きや声に添う方法と表現するスキル

こんにちは。


連休があけたことに気づいていなかったWen-Do Japanの福多唯です(^^;;

曜日感覚をテレビドラマだけで保つ日々…。やばいかも。


最近は打ち合わせが続きます。

各NPOさんが年間事業計画を立てる時期なのね。


*  *  *


連休前は、(特)あかりプロジェクトさん(以下あかりP)と何度か♪


あかりPは、摂食障害当事者の回復のために活動する団体です。

自助グループが全国各地にたくさんできることを願い、

今年度は、活動をはじめたい人や活動中の人に貢献できる企画を新たに考案中。


内容もほぼ固まりました。とりあえずは1日講座が2種。


ひとつめは、自助グループや居場所づくりの活動に関心のある人(で、どちらかというとはじめての人)向け。

家族会とか、ちょっとした悩みや困りごとを《ここだから話せる》みたいな定期的なサロン活動などに関心のある人も大歓迎です(^-^)

もちろん、摂食障害に全然関係のない人でも大丈夫。


グループ活動の立ち上げに必要な基礎部分と、

『他人同士が集って、気持ちをわかちあいって表現できると何が起こる…?』を体験する1日です。



ふたつめは、既にグループ活動をしていて、行き詰まりを覚えていたり、ちょっと疲れていたり、飛躍のための何かが欲しい!人向け。

その行き詰まりや疲れなどの思いは、どこから、なぜ、出てくるのでしょう。

五感を頼りにした独特な方法でゆっくりやさしく見ていって、『ああ、そうか…!☆』を探す1日です。



大阪や東京、九州などでも毎年セミナーを開催しているあかりPなので、

今年度からの新企画も、ゆくゆくは各地に出張したいところ。

まずは金沢市内で開催することになりました。

8月1日と2日です。

関心のあるかたは、あかりP(または私でもOK)にお気軽にお問合わせください。

もうすぐ正式な広報をはじめます(^-^)

(タイトルさえ決まれば!←これが最難関)



*  *  *



連休中は、前橋の、(特)ひこばえさん(以下ひこばえ)と打ち合わせ。


一昨年度と昨年度、『傷つきからの回復ワークショップ』を開催してくださり、

今年度はどうしましょう?とメール等で相談していたところ、

会うほうが早いなと(笑)、連休中に事務所にお邪魔してきました♪

やっぱり会って話すと話が早いね。


『傷つきからの回復ワークショップ』は、学習要素の強い内容で、

それはそれで…なのだけど、私は年に数回しか前橋に通えないため、

少ない回数だけで学び切ろうとすると、ちょっと頭が疲れるというか(笑)。

もうちょっと頭がすっきりできるような要素も欲しいね、ということで、

今年度は『傷つきからの回復ワークショップ』を少しアレンジし、アサーションと組み合わせます。


傷つき体験を負うと、

思うことを思うままに表現することを避けるようになったり、

表現する以前に、自分の思いより他者の意向を慮ったりするくせがつくことがあります。


それが、悪いということではないのだけど、

その癖のために、『困った状況』に陥ってしまうとしたら、なんとかしたいもの。


小さな出来事の段階で、「まあいいか」と、普段の自分の癖だけで行動していると、

自体がどんどん大きくなってしまうことってありますよね。

『こんなことになっちゃうなんて…。どうしよう…』と思ったときには、

自分の手に負える大きさの自体でなくなってしまっていたりして。


いざというときにちょっと手強い状況に対応するには、

小さな出来事のうちから対応できるといいのかもしれません。


その、小さな出来事への対応っていうのがけっこう難しいのですよね。

『大げさにはできない・したくない』という気持ちになりやすいから。


『さりげなさ』とか

『おおげさにせずに、けれども自分の思いを思うままのかたちで表現できる

 …と、自分のことを信じられる力』などをつけていくには

自分の内側の、ささやかな動きや声に添う方法と、表現するスキルの両面が要るのかも。


《暴力ってそもそもなんだろう?》を学びながら、

自己表現の力を皆でつけていけるような企画に育てたい。


…などなど、こちらは今育成中(練り上げ中)です。

ああ、もうちょっと知識と経験(失敗も成功も)を呼び起こして頭を整理したーい!


前橋で、秋から、5回連続シリーズで予定しています(^-^)

お近くの皆様にいらしていただけたら嬉しいです。



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             松任グリーンパーク(石川県白山市)の藤です! 美しい。

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by selfdefence | 2015-05-07 07:41