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2014年 10月 30日

911にいたずら電話?

Wen-Do Japan の福多唯です。こんにちは。

もう他でご覧になったかたもいらっしゃるかも。
海外ニュース等で話題になっているサクセスストーリー。

アメリカやカナダで使用されている緊急通報用の電話番号、911.
(日本では、警察なら110、消防なら119と番号が別になっているけれど、
 アメリカやカナダは911でOK)
そこに、ピザのオーダー電話がかかってきて…というお話です。




「はい、911、緊急ですね。場所は?」

   『表通り123番地です』

「どうなさいましたか」

   『ピザの配達をお願いしたいのですが』

「(またいたずら電話か…)
 もしもし、あなたがおかけなのは911です」

   『ええ、そうですね。
    ペパロニのラージピザ、それと、キノコとトウガラシのハーフアンドハーフで』

「えーっと……、すみませんが、911にかけているのをご承知ですか?」

   『ええ。到着まで、どのくらいかかりますか?』

「本当に大丈夫ですか? 緊急事態、ですよね?」

   『そうなんです』

「(あ!っと思い)誰かがそこにいて、それ以上は話せないんですね?」

   『ええ、それで合ってます。到着まで、どのくらい時間がかかるかわかりますか?」

「そちらまで約1マイルの警官に直ちに連絡します。あなたの家には銃や武器はありますか?」

   『いいえ』

「このまま受話器を置かずに会話を続けることは?」

   『いいえ。それでは、よろしく』


そのあとオペレーターがこの通報を処理する際に、この地番からの緊急通報歴を確認したら、
以前にも複数のDV通報履歴があることがわかりました。
警官が急いでかけつけると、ひどく暴行された女性と、泥酔した男性がいたそうです。

オペレーターは、この電話にはなぜだか直観的にいたずらではないと感じたそうです。


 *  *  *  *  *


こうした話を聴いたときに、
すごいな〜と感動の思いがわいてくるのと同時に、


《でも、世の中、そんなに敏感にちゃんと察知してくれるような人ばかりじゃないし…》と
なんていうかな…
過去の、満たされていないガッカリ感が、頭をもたげてきちゃうこともあるかもしれません。
私も割と、そういうところがあります。



以前にある講座でご一緒した女性は、DVにあったことがあり、
同居時代に大変だったご自身のお話をしてくださいました。

そのときの彼女のお話が、【気づいてくれる人はいる】希望につながるなあと思ったので、
併せてご紹介します。


*個人が特定できないように、細部を変えて、
 でもお話の筋書きは変わらないようにしています。


 *  *  *  *  *


彼女の当時の家は、塀がとくにない一軒家で、
ある日の早朝、ガシャンという大きな音がしたので見に行くと、
どうやら道路から誰かの車が敷地内につっこんで来て、
彼女の家の自転車数台に当てて、損壊し、当て逃げしていった様子。


まだ5時頃だったので、朝食を終えてから警察に届けに行こう…と彼女は考えたのだけれど、
事態に激怒した夫は、今すぐ警察に届出をしに行け!!
交番なんかダメだ、ちゃんと警察本部まで行け!!!と彼女に怒鳴り、
殴り掛かりそうな勢いです。


仕方なく彼女が早朝に警察本部に行き、自転車当て逃げの件の届出をして、
警察に、こんな早朝にこの届出をしにきたことを詫びると、
(彼女としては、常識的な時間帯に届出をしたかったところを
 夫の命令と脅しで仕方なく…な気持ちがおありですから、
 つい、そのあたりも口にしたくなってしまったのかもしれません)


届出を受け付けたベテランの高齢の警察官が

「もしかして、…とうちゃんにかなりやられてるんじゃないか?
 DVとかないか? 怪我はしてないか?
 とうちゃんが警察へ行け!って言った今回みたいな機会こそ、
 警察に来ても怪しまれないチャンスだ。
 あんしん生活課でも話聞くから」

となったそうです。


このお話をしてくださったかたは、
あのときに気づいてもらえて本当に嬉しかったと話していらっしゃいました。


常に期待通りに事が展開するという保証は、誰にもないけど、
行動と出会いによって、こうした展開に遭遇できる可能性はあがる。
そう思えたお話でした。



*写真は、ハロウィンなので。
 北海道、ニセコの、ノーザンリゾートアンヌプリのフロントです。

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by selfdefence | 2014-10-30 11:18 | サクセス・ストーリー!
2014年 10月 29日

「私らしさ」をとりもどす☆傷つきからの回復ワーク 第3回 身体的暴力/性暴力

今日は、金沢市と「かなざわDVサポート凪」が共催の、
「私らしさ」をとりもどす☆傷つきからの回復ワークの第3回でした。

第3回のテーマは、「抵抗できなかった私が悪い?」としてあります。
内容的には、身体的暴力と性暴力について焦点をあてます。

暴力に、
身体的暴力、性(的)暴力、経済的暴力、精神的暴力、(社会的暴力)
という、様々な形態があることは、ある程度知られるようになってきたこのごろ。

このワークショップではそこからもうちょっと踏み込んで、
一般的には身体的暴力/性暴力と認識しにくいようなことについても考えてみます。


例えば、間接的な身体的暴力と言えそうなものに、どんな行為があるか? 

必要な治療を受けることを阻む、
眠らせない、
食事を与えない(著しく管理・制限する)
戸外に締め出す…

などがそれに当たります。

子どもの虐待防止に関心のあるかたなどは、ここで「輸血の拒否」をあげてくださることもあります。


性暴力についても同様に、
私達が一般にいわゆる性暴力として思い浮かべる以外の行為での性暴力
…接触がない行為はハラスメント(セクシャルハラスメント)なのだけど、
 その単語でもまたイメージされにくいような性的かつ暴力的な行為…
についても考えました。


今日の参加者さんは発言してくださるかたが多かったので、
「各自で考えてみる」だけではなく、意見が活発に飛び交う場になりました(^^)

*このワークショップシリーズでは、意見交換や参加者同士の交流は主目的にしていないので、
 進行役側から参加者さんに意見交換を促すことはありません。
 けれど、参加しているかた自身が話したくなったら、発言してもOKです、としています。
 言いたいことを言わずに抱えたままだと、その先の学びに気持ちが着いていけなくなりますものね。


皆さんが気軽に発言しやすい空気になっていたため、
笑いや爆笑や冗談も頻出する回になりました。
   身体的暴力や性暴力の回なのに意外な展開。


こういうワークショップはテーマが重いですし、
皆さん、来てみるまで、不安や緊張が大きいのだろうなと思います。


はじめてきてくださったかたのおひとりが、
「今日は、色々気軽に話したり笑ったりも出来て、来て良かったです。
 なんかもっと深刻なかんじの講座なのかなと思っていたので」との感想を残して
笑顔でお帰りになってくださいました。


全員が、毎回、必ずそうなれるとは限りません。
人によって感じ方は違うので、
途中で何かを思い出す人は、ご自身のために休憩を取るためにお部屋を出ることもあります。
皆が笑っているのになぜ私は笑う気になれないんだろう…と
内心思う人もいるかもしれません。


皆に合わせたり、場の空気を読んだりはしなくて良く、
たとえ暴力がテーマでも、笑いたいときには笑い、
涙ぐんできたらその涙も流し、
しんどくなったら休憩したり場を外したりしながら、
とにかく無理なく、
あと9回も、自分が自分のために居られる時間を皆が過ごしていけたらと願っています(^^)


次回は11月12日(水)。 ←げっ! もう今年も11月ですか…(倒れそうかも)
〜「お前のためを思って」は本当?〜をテーマに
精神的暴力やモラルハラスメントについて見ていく回になります。


場所、時刻はいつもと同じです。
次回以降の日程やテーマ、場所、申し込み先などの詳細はこちらをどうぞ。

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by selfdefence | 2014-10-29 20:32 | 講座の御礼
2014年 10月 29日

デートDV防止のワークショップ(日本女性会議札幌報告 その2)

さて、札幌女性会議報告のその2です。
  その1はこちら。(内容は性暴力の分科会報告です)

10月17日に参加したふたつめの分科会は
デートDV防止のワークショップ体験。
運営はNPOピーチハウスさん。
メインのファシリテーターは、ピーチハウスの志堅原郁子さん。

 そのご報告記事はこちら。

開催していただけた経緯は、Wen-Doの参加経験のあるかたが
ピーチハウスさんのメンバーさんだったためなのですが、
そのかた以外のかたには私は全く面識がなく、
ピーチハウスさんのご活動についてもHPで拝見するだけでした。
だからこの分科会にはぜひ参加したい!と楽しみに思っていました。

でも、参加して、分科会がはじまって5分もしないうちに、
「どうしよう、私、この分科会に来ないほうが良かったかも…」と。

というのは、

とにかく素晴らしいのです。
何が素晴らしいって、ピーチハウスさんのワークショップの全てが!

場の全員を引き込むオープニング。
誰も傍観者でいさせない工夫。
参加しやすくなる声かけや呼びかけかた。
飽きさせないタイムスケジュールや場の作り替え。
内容、構成、
ファシリテーターの声のボリュームや口調やトーンや講座運びのリズム、
分科会を支えるメンバー全員の役割分担、
パワーポイントで映写するデータ、
使用するプリントや小物類の準備に至るまで、

グループメンバーのアイデアと力が総出で作られて、練りあげられたのだろうなという、
本当に素晴らしいワークショップでした。

このピーチハウスの皆さんにWen-Doを開催していただいて、
この皆さんの前でWen-Doをさせていただくなんて、
ちょっと、私、大丈夫か?!と(^^;;


けど、『ああ、私、緊張しかけてきちゃってるかも…』と自覚した瞬間に、
せっかくのこの時間を緊張して過ごすなんてもったいない!と思えたし、
実際には、楽しくスピーディなワークショップ展開に、緊張どころではなかったです。


学校で実際に行っていらっしゃる、デートDV防止のためのワークショップの一部分を
早回しでご紹介くださって体験させていただいたあと、

机を並べ替えてグループに。そしてデートDVについてのレクチャーを聞きました。
ファシリの志堅原さんが何度も訴えていたのは
「暴力は選ばれた行為だ」ということ。
『暴力がいけないということは皆知っている。
 ではなぜ、それでも暴力を選ぶのか。そこに介入することが大事』と訴えて、

・その行為が暴力だと気づくことの大切さ
・その暴力的行為を自分が選んで行っていることに気づくことの大切さ
・なぜそれを選びたくなってしまうのかの背景に気づくことの必要性
・DV行為の主要因には何があるのか… などを
様々な言葉で説明してくださいました。


次に、同じ机のグループになった方々と3種類のグループワーク。
ひとつめはマンガを見て、暴力行為に「名前をつけて認識する」みたいな感じ。
ふたつめは実際に日本で放映されているCMの動画を見て、気づいたことの話し合い。
みっつめは、『ポジティブブック』づくりです。


『ポジティブブック』、可愛いです〜♡

小さな、既に本状になっているものをひとりひとついただいて、
表紙や各ページを、自分の好きなように仕上げていきます。

ただ『好きなように』するのって考えるのに時間がかかるし案外難しいですよね。
ここでは何種類かのポジティブな言葉が、
何種類かの色、何種類かの書体で既に書かれた印刷物が配布され、
ハサミで切って本に貼ればOKなように用意されていました。
そして、飾り用のいろんなシールもいっぱい。


何種類かのポジティブな言葉とは、例えば、
 プライドを持っている
 勇気がある
 ありがとう
 笑顔がすてきだよ
 明けない夜はない

などなど(もっと種類はあります)。


私は、『その言葉がぴったりくるかどうか』にはこだわりが強いというか敏感というか…なので、
こういうときには、用意されたものだとあまりぴったりのものを見つけられず、
勝手に自分で書いちゃったりすることもあるのだけど、

大好きだよ 

という言葉があったので、今回はそればかりを使いまくりました053.gif
『大好きだよ』ブックの出来上がり(笑)。


いやあ〜。はるばる北海道にやってきて良かった。
ピーチハウスさんのワークショップに出られて本当にラッキー♪
(『大好きだよブック』をつくれたからではないですよ!←なに念を押してんだ)


全力投球で分科会をしてくださったピーチハウスの皆さん、ファシリテーターを務めた志堅原さん、
別にWen-Doを開催していただけたから言うわけではなく(笑)、
ほんとうに、分科会でのあの感動と刺激はずっと私の財産になるに違いないです。
嬉しいなあ。ありがとうございました。

2日目に分科会報告がホールでなされたときに、
私が写っている写真が出ていたので、記念にいただきました。
わざわざ探してくださってありがとう。


こういう大会に、この女シャツで出かけたときに
「あ!そのシャツ、Wen-Doをなさってる人ですか?」と言われるくらいに
Wen-Doを広められたらなあ〜(^^)

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↓ 私の「大好きだよ」ブックと、分科会参加者にピーチハウスさんが配布してくださった
19日のWen-Doのチラシ。
(ここでの配布で参加してくださったかたがいらっしゃいました♪ やったあ!)
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by selfdefence | 2014-10-29 17:40 | 学びのシェア
2014年 10月 29日

性暴力にあったら(日本女性会議札幌報告 その1)

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンス
Wen-Doインストラクターの福多唯です。


札幌にて開催された2014年の日本女性会議に行ってきました♪
…ってもうだいぶ日が経ってしまっているのだけど(^^;;


初日の10月17日は分科会がメインです。

こうした大会物では初日は基調講演等と夜交流会、
2日目に、各自がそれぞれの関心にわかれての分科会…となることがよくあるけれど、

札幌大会では
『せっかくはるばる北海道まで来てくれるみなさんが、
 各自の関心に会うことを、ひとつでも何か持ち帰れるように』との配慮から、
初日にまず分科会を、しかも、選び方によってはふたつ選んで参加できるようなタイムスケジュールで、配置なさっていました。

私が17日に参加した分科会はふたつ。
ひとつめは性暴力に関する分科会の3A。
ふたつめはデートDVに関する9。


この記事では3Aの分科会から。


《性暴力被害時に自分を護るために覚えておきたいこと》を書きます。



  *  *  *  *


3Aの性暴力分科会はシンポジウムだったので発言者は複数いらっしゃったのですが、
私のメモには加藤治子さんのお話がいっぱい!

大阪で、性暴力救援センターの代表をつとめていらっしゃるかたで、
語り口調が『ごく普通のトーン』に聞こえるのが私のツボです。



性暴力は、「私のことは私が決める」という当たり前の権利が奪われる暴力だという言葉から
お話がスタートしました。

加藤さんのお話は全てがメモしたくなることばかりで、
一部分だけを「ここが特に良かった」と取り出すのが難しい。

その中でも
セルフディフェンス的なお役立ち知識として、
加藤さんのお話を聞きながら私が改めてここが大事!と実感したのは、


性暴力にあってしまったら、
早い段階で、
できれば着替えもシャワーもしないくらいのうちに、
遅くても3日以内には、
受診し、関係機関に行きたい!、ということでした。


関係機関は、加害者と被害者との関係性によって微妙に変わるのですが
(例えば子どもへの性虐待なら児童相談所、
 夫婦間でのDVや性暴力なら配偶者暴力防止センター、など)、

被害にあった人がそうした判断すらしなくても良いように、
また、たらい回しにならなくて済むように、
ここ数年間で、日本の各地に、加藤さんが代表をなさっているような
「性暴力被害者救援センター」機能を持つ民間機関がいくつか出来つつあります。
(まだまだ少ないです。でも、ないよりいくつかだけでもあるほうが希望になる!)


そして、性暴力を性犯罪とし加害者に法のさばきをうけてもらうために、重要になるのは『証拠』。
だからこそ、《できれば着替えもシャワーもしないくらいのうちに》なのです。
(着替えてしまった場合は、被害にあったときに着ていたものを全てビニール袋に入れて持参すると良いです)


日本の現在の刑法での「性犯罪」とは、性暴力行為の中のごく一部に限られています。
また、その行為を「合意の上での性行為」ではなく「性犯罪」とするには証明や証拠が必要で、
それは通常、被害者側が立証しなければならず、
そのために法で裁けない性暴力があまりにも沢山あります。


性暴力にあったときには3日=72時間以内に服薬すれば、
望まない妊娠から自分を護ることが出来ますし、
体液摂取等ができれば、相手のDNAがとれます。


準強姦にあたる行為(薬物等をのまされて意識がもうろうとした状況下で暴力を受けること)についても、
「薬物を飲まされたなんて何を根拠に言ってるんだ。
 自分が深酒しただけだろう!
 朦朧としていたなら、薬を入れられたなんてわかるわけがない」などと言われてしまうと
薬物を飲まされたことの立証はとても難しいように思ってしまうけれども、

3日程は尿検査に薬物はちゃんと出てくる、と加藤さん。
3日以内の受診と尿検査が重要なのはそういうことか!


たとえ、相手が誰なのかがわからないような性暴力で、
妊娠してしまい(*妊娠が判明してからセンターに来所する人が実はとても多いそうです)、
中絶に至ったとしても、
そこには相手のDNAが含まれるため、重要証拠になり得ます。


現状では被害者側が立証しなければならないからこそ、
私達がこうした知識と意識を持てる機会が大事だなと思いました。



*写真は、大会2日目に掲示された、各分科会の報告パネルです。

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by selfdefence | 2014-10-29 16:34 | 学びのシェア
2014年 10月 25日

ウィングス京都でのWen-Do

こんにちは!
Wen-Doインストラクターの福多唯です。

10月25日はウィングス京都での京都市によるWen-Doでした。

午前はガールズが保護者女性と参加の2時間Wen-Do、
午後は一般女性(と言っても中学生も歓迎です♪)の3時間Wen-Doです。

毎年開催していただいているおかげで、たいていは再受講してくださるかたがいてくださるので、とても楽しみにリラックスしてお伺い出来るのもありがたい♪

その上、「以前に友達が参加したと聞いて…」などでいらしてくださるかたもいて、
京都のかたは、楽しむ気マンマンで来てくださるかたが多めな気がします。

今日も、多くの方に沢山ご発言いただいて、様々な経験談がいっぱいでした。
みなさんに講座の充実度を高めていただけて、とっても嬉しいです!

例えば、護身術を使った直後、もし人混みに紛れることが可能ならそうするのもナイスだと経験から教えてくださったかたがいらっしゃったり、

銀行で私達がお金を降ろすのを見ていた人から襲われる…と言った事態に備えたいと質問をしてくださった女性には、
複数のかたから様々な予防策の情報提供がありました(*^^*)


『被害に遭いかけた』という話を、成功談として、笑顔で楽しそうに話す女性の本当の顔に出会えるのは、
Wen-Doの醍醐味のひとつです。

そんな話を楽しそうにするなんて不謹慎かな…とか、

聞いた人がドン引きしちゃうかな…とか、

心配されるのも面倒だしなぁとか(笑)、

色んな気持ちがうごめくと、
そんな話って、したくてもなかなか出来ません。

Wen-Doは、女性が普段抑えているアレコレを出してこそ!なので、

被害に遭いかけたとしても、「でも、私が××したら、その人、逃げて行ったんです!」と、

成功体験…自分の直感と選択と行動はそのときの私にとって正しかったのだ!と
輝きを伴うエピソード…として
捉えていただけて、
聞かせていただるのって、
ほんっとにこの上なく嬉しいです(*^^*)

あまりにも沢山の積極的なご発言をいただいたので、
配布した資料の後半にはほとんど触れずに終わってしまいました。

ご参加くださったみなさんには、
ぜひ、資料に目を通していただきたいです(笑)

暴力被害に悩む友達の話をどう聞くかや、
講座でご紹介しきれなかったサクセスストーリーなどが載っています♪

そしてぜひ、周りの女性たちに皆様のお気に入り動作やお気に入りの発想やアイデアをお伝えください(*^^*)
SNSに書いていただいても大丈夫です(急所の知識以外なら♪)


ウィングス京都の皆様、ご参加くださった皆様、大変お世話になりました(^人^)

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by selfdefence | 2014-10-25 18:35
2014年 10月 14日

水引きパープルリボンづくり

こんにちは。Wen-Do Japanの福多です。

10月12日に、国際ガールズデー(10月11日)にちなんでのイベントをしました。
金沢らしく(?)、水引きでパープルリボンバッヂを作るワークショップです。


去年、はじめてパープルリボンを水引きで作って、
お世話になった方々にお配りした…だなんておこがましいねw 受け取っていただきました。(←去年受け取ってくださったかたのブログとそのときの写真です)

そして、私自身もなるべく着用していたら、
「あら、それ、水引で?(^^)」と声をかけていただけることが多くて、
(それは皆さんがご配慮の深い方々だからかもしれないけれど)
水引きのリボン、案外いいかも♪ と自画自賛。

今年は、私がひとりで作るのではなく、皆で作りながらおしゃべりする交流会にしよっ!と思いたちました。


お茶はドリンクバーみたいにしたくて何種類も用意をし、
おかしも、手が汚れないようなものをそれなりに準備して、当日を迎えてみたところ、

どっこい。

誰もしゃべらない。というか、しゃべれない(笑)
お茶もお菓子も全く減らない。


皆さん黙々とすごく熱心に取り組んでくださっていました。
私も、撮影の余裕がなかったくらい!
そうですよね。
はじめてのかたにとっては難しいよね。


そんなこともあろうかと思って、当日の朝、参加人数分、水引きコースターを作り、
参加賞としてひとつずつお渡ししました。
あまり上手く作れなかったな、ぐっすん…という人も、何かあったら多少は嬉しいかなと思って。


水引きコースターを作る際、その作業だけ座ったままでやっているのもナンなので、
エアロビステッパーを踏みながら6個作ったら滝汗効果抜群!(笑)
なんかハイになっちゃって、エンドルフィンが出てたと思います、絶対。
のべ1時間強、ステッパー踏んでました(笑)。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

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by selfdefence | 2014-10-14 15:01 | 講座の御礼
2014年 10月 14日

ヘルスカウンセリングいしかわ勉強会のWen-Do


こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Do Japanの福多唯です。


10月のこの連休は、11日に女性センターフェスティバルでのWen-Do体験会
そして10月13日(祝)は、「ヘルスカウンセリングいしかわ」さんの勉強会で
Wen-Doをお取り上げいただきました*\(^o^)/*


ヘルスカウンセリングいしかわでは、私がWen-Doの講師になって2年目〜5年目くらいに
毎年開催していただいてお世話になっていました。
以来ずっとやりとりをさせていただいていまして、
今回、『久しぶりにWen-Doをしたくなった♪』とのこと。
こういうの、嬉しいです。

5人のご参加で、ゆったりコースの3時間。
気になっていること、聞いた話、疑問に思うこと…などを出し合いながらの進行です。
活発にオープンにお話をしてくださる方が多かったおかげで、充実した場になりました!


サクセスストーリーも沢山ご紹介ができました。

その中のひとつで、

夜中に性的暴行を目的にアパートの部屋に侵入してきた男性に、
(その女性は、寝ているところに男性が上に乗ってきて気づいて目を覚ましたのですが)
「ちょっと待って。まずはお茶でも!」と言ってお茶を出し、
会話をし、男性を外に連れ出すことに成功し、そのまま車に乗って警察にかけこんだ…

という話があります。


そのほかにもいくつか、知恵で切り抜けるようなタイプの話をご紹介したら、

ある参加者さんが
「意外な気もするけれど、案外待ってくれたりするものなんですねぇ〜(笑)」と。


たしかに確かに。

そんなことを言っても無駄なのではないか…という『イメージ』を
私達女性は持たされてしまっていますものね。


『ちょっと待って』が効かないときのための方法がWen-Doでの実技のメインですが、
『ちょっと待って』などの口頭対応でも有効な実例も多数あるのは事実です。
(『何も言わない』のも含めて口頭対応なので、口が達者でなくても出来ることは沢山あります♪)


両方をバランス良く念頭に置くのが女性のためのセルフディフェンスWen-Doです♪
暴力の《兆候》の段階から対応の選択肢を増やせると、余裕が出来てくるかもしれません。


その日の参加者さんは、実技練習も弾けんばかりに楽しんでくださって、
一動作するごとに、「(私達って)かっこいい…053.gif」って小声でつぶやいたり笑顔になったり。

   じゃあ、動作をつなげてみたりしちゃいます?
   ひとつめで、この技で抵抗すると、相手がどんな姿勢や体制になるかな…と
   想像してみていただいて、
   その相手に、もう一度何かをして、逃げる時間を確実に作るとしたら、
   どんな技をつなげたいかを考えてみましょう。

と、動作をつなげる練習も入れました。


ふたつつなげるくらいなら他の講習でも(参加者さんによるけれど)やらないこともないのですが、
この日は、2つ動作をつなげると嬉しそう、3つつなげるとさらに楽しそうだったので、
4動作までつなげてみました。


実際には4撃しなくても逃げられる可能性も高いので
(『ちょっと待って。まずはお茶でも』でも逃げた例があるくらいですし!)、


「あ、逃げられる!」と感じられたら逃げる、が基本です。
くれぐれもよろしくお願いします(笑)

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by selfdefence | 2014-10-14 14:42 | 講座の御礼
2014年 10月 12日

金沢:女性センターフェスティバルでした♪

今日は女性センターフェスティバルでした。
すごい賑わい!

第一部で相川康子さんのお話と、
女性センターで活動するグループの活動事例発表として
「DVサポート凪」と「(特)あかりプロジェクト」の発表を聞きました。

凪のかたは、時間を計測しながら練習なさったのかも…と感じられる発表で
話しのスピードもトーンもゆっくりめで優しいものでした(*^^*)
DVは子どもへの虐待でもあるということから、子ども虐待防止のオレンジリボンと、女性に対する暴力防止のパープルリボンを合体させたピンバッヂをお作りになったそうで、そのお披露目も。
とっても可愛い仕上がりでしたよ!
私はバタバタしていて買う時間を逃してしまい写真がないけど(^^;;
今度、ワークショップのときにでも購入させていただきます。

あかりプロジェクトは、私も会員で、活動に(ちょびっとだけですが)関わっているので、心の中で発表者の村田いづ実さんの横並びになりながら聞きました。
この数年、あちこちで活動発表等の機会をいただいて、それは嬉しいことながらも準備にはいづ実さんがご苦労を重ねてきたのを知っているので、その厚みが伝わってくる発表に感動。
あかりプロジェクトでWen-Doを開催してくださった主旨やWen-Doがそのあとの分科会でご体験いただけることも、会場の皆さんに丁寧にご紹介くださいました。
ありがとうございます。


凪は、facebookページもお持ちです。

あかりプロジェクトについては

何も写真を撮らずに帰宅してしまったので…。
配布資料と、今日、Wen-Doの体験会に来てくださった方がくださった差し入れ写真で。

あ、そうそう!
最後になりましたが、Wen-Doの体験会にお運びくださった皆様、
ありがとうございました。


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by selfdefence | 2014-10-12 00:14
2014年 10月 07日

前橋でのH26年度「こころのケア講座」とWen-Doが終了

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


群馬県前橋市を拠点に、女性と子どもの支援センターとして精力的な活動を展開する(特)ひこばえさん。
そのひこばえさん主催で、H26年度は前橋にてWen-Doを4回、そして『傷つきからの回復 私らしく生きる』のこころのケア講座も4回、ご開催いただきました。

4回全てに多くのかたにご参加いただくことができ、
いろんなご質問もいただきながら、皆さんと一緒に学べたことが本当に嬉しいです!


実は、ひこばえさんは昨年の12月に、こころのケア講座を3時間の単独で開催してくださいました。
そのときに評判が良かったことと、これは全テーマを通して開催したいとひこばえさんがお考えくださったことで、今年度での4回での開催になりました。


今回のこころのケア講座での、《文章2分割法》の時間のときに
拍手喝采の出来事があったので、ぜひとも書き留めておきたいと思います(*^^*)


《文章2分割法》とは、例えば…。

『私には家族がいるために、食事の仕度が大変だ』
   ↓
『私には家族がいる。/ 私は食事の仕度を大変だと感じている』

文章をふたつに分けてみるとただそれだけで、
主観的な因果関係が薄まって、解決方法や手段を考えやすくなることがあります。


《文章2分割法》は昨年の12月にも扱ったため、今回はリトライの参加者さんも何人かいらっしゃいました。


各自で取り組んでみてから、
『やってみていかがでしたでしょうか。何かありますか?』としたら、
Mさんが手をあげてくださいました。

「私は、昨年も参加したのでこれをやるのは2度目です。
 昨年の講座で私は
 『生活リズムが乱れたせいで、太った』という文を
 『生活リズムが乱れた。/ 太った』と2分割してみたところ
 生活リズムを整えられないとしてもそれでも出来ることはあるなぁ…と色々思えるようになって、
 で、今なんと、
 昨年の講座時より3.5キロやせましたー☆」

文章を2分割するだけでダイエットができるなんて!!
本が書けちゃうのでは?!(笑)


会場内では拍手喝采でした。本当にすごいです。

言葉の力、思考の組み立てかたの意識への影響力、
そしてなによりも、実行して継続なさるご本人の力の偉大さに感動♪


もちろんこの方法は、対人の悩み事などでも使えます。

 『◎◎さんが口出ししてくるせいで、会議がいつもスムースに進まない』
→『◎◎さんが口出ししてくる。会議がスムースに進まない』

などなど…☆


ご参加くださった皆様、ご開催くださったひこばえの皆様、
ありがとうございました!

講座のときに『公開用』として撮った写真は、Wen-Do Japanのサイトに掲載させていただいています。
写っているかたはどうぞ以下URLまで。
http://www.wendo-japan.com/2014/10/07/前橋-h26年度4回講座終了/

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前橋の皆様、大変お世話になりました。
また来年度の講座でもどうぞよろしくお願いいたします。





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by selfdefence | 2014-10-07 17:52 | 講座の御礼
2014年 10月 01日

「私らしさ」をとりもどす☆傷つきからの回復ワーク 第1回 それは共依存…?

こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。


今日、10月1日は10月の初日でもあり♪
H26年度の金沢市での『「私らしさ」をとりもどす☆傷つきからの回復ワーク』
後期の初日でもあります。

内容はNPO法人レジリエンスのこころのケア講座の全12回。
金沢では、金沢市人権女性政策推進課と、民間団体のかなざわDVサポート凪が共催してくださっています。

より多くのかたに関心を持っていただいて
参加してみたいテーマの回に気軽に足を運んでいただけることを願って、
開催前に各回のテーマタイトルを皆で考えて、オリジナルにつけてみました♪


第1回の今日は、
『私に起きた出来事と私の辛さの関連について』。


DVや虐待など、身近な関係性で起こる『暴力の構造と特徴』を改めて頭に入れて、
暴力、支配、抑圧、PTSD、トラウマ…など
今後この12回講座で頻出する言葉の意味を抑えるのが初回の主な内容です。


また身近な関係性で起こる『暴力の構造と特徴』を頭に入れる際に、
暴力を受けた人が暴力から遠ざかる選択をしにくくなるのはなぜなのか?を
批判的でなくサポーティブに理解するために、


どんな行為が暴力になりうるかだけではなく、暴力の『構造』を知っていきます。
(その『構造』を支えてしまっている『システム』については2回目以降で出てきます)
また、そうした関係性には、通常では理解しがたい葛藤を伴う心理的な結びつき(トラウマティックボンディング)が生じてしまうことがあるということや、
暴力にはサイクルがあるということ…等にも触れていく回です。


親しい間柄での暴力の構造とその特徴について話しをし、
次に、トラウマティックボンディングについて説明をしたところで、

ひとつ、ご質問をいただきました。


このご質問は特別珍しいものではなくて、
Wen-Doやコミュニケーション系の講座などでもしばしばいただきます。


そのしばしば出る質問というのは、

「そのふたりの関係性は、共依存なのでしょうか?」。

共依存…。
グサっと来る言葉のひとつだなぁ。

このワークショップには、本当に(って言い方も変ですが)DVを受けている人から、
パートナーとの関係を考えてみたい人まで、
様々な人が参加します。

そして、いらした方の事情や背景は問わないため、
私も、参加者さんたちがどんな状況なのかは知りません。

質問してくださったかたが、パートナーさんとどんな関係でどんな状態で何に一番困っているのかわからない。

ただ、
私のような立場の者に、私が担当するような講座やワークショップで質問をしてくださるかたは、
・自分の直感を後押しするひとことが欲しい
・以前に他者からそのように指摘され、違和やざらつきを覚えた経験があって、
 ずっとそのことがひっかかっている
かの、いずれかであることが多いので、


そのことも念頭に置いて、その方たちの力の発揮につながるように
何か言葉を返したいなということも意識してお返事しました。


「その見方だけでは、暴力を受けた人が、心の傷を癒したり、
 再び立ち上がって暴力から離れるために歩み出す後押しとしては
 不足する部分も出てくるかな…という気がします。

 親密な間柄や家族間での暴力では特に、
 心理学的な見方や知識と社会学的な見方や知識の両方を学んで、
 様々な視点や方法から解決を考えることが大事かなと
 私は思っています」


という主旨のお返事をさせていただきました。


  *  *  *


本人の気持ちや意志は、どんなことにでも重要です。
パートナー間の暴力的な問題で言えば、
本人が、逃れたい、逃れるぞ! 私にはそれが出来る!! という気持ちになって何らかの行動を起こす必要があります。


それを思うと、
例えば、妻が支配的な夫に対して
「私がついていてあげないとこの人はダメになってしまう」
「私がこの人を見捨ててしまったらこの人はどうなるの」と
救済者的な役割の自分を見出してしまっている限り、
その役割から離れることは出来ない、という見方もアリかもしれない。


関係性を『共依存』として捉えるような冷静さや知識は、
その状態から自発的に脱出するために、
有効に機能する場面もあるのだろうと思います。


同時に、


DVを受けている女性の全員がそうだというのは言い過ぎで、
「そんなこと、全く思ったこともない/私が離れられない理由はそれではない」という人も大勢います。


報復に怯えて暮らすことになるのは耐えられない、
だから、離れることを考えるほうがむしろもっと怖い、という人もいるでしょうし、

経済的な事情や母親としての役割意識、家制度のしばりなどのために、
相手から離れる気持ちにふんぎりがつきにくい人もいるかもしれません。


特に、経済的なことや家制度など、社会のシステムに関わるような要因は、
暴力被害を受けたときこそ、障壁として実感されますが、


暴力被害がない限りは、
『普通のこと』『みんなそう(あなただけではない)』『それでも充分やっていける』等と思われたりして、
社会の障壁として課題や問題にあがってきにくいので、


当事者女性は、それらに不便や違和を覚える自分が未熟なのかなと思ってしまったり、
周りからそういう扱いを受けたりしやすく、
社会での改革もなかなか進まず、後回しになりやすい。


社会に当たり前のようにそびえたつ諸々の障壁は、
ひとりで向き合うには高すぎて、その上存在自体が当たり前すぎて、
本人がそれを障壁として自覚することすら難しい。


共依存という見立ては、
パートナーとの困難な関係に悩む人にとって、
ある人には当てはまる可能性はあり、
その自覚や気づきが、解決の鍵になることもあると思うけど、

・当てはまらない人もまた存在する(決して少数でもありません)、
・当てはまる可能性がなくはない(共依存的側面があるのかもしれない)としても、
 そこから脱するには『社会的資源』が必須で、
 本人の気持ち・決意のみで即時に脱せるわけではない
というケースも少なくないなと感じます。

※そして『パートナーとの困難な関係』がDVの場合は、
被害者を共依存者として見るのではない支援やサポートが現状では基本になっているように思います。


これからも沢山のかたと一緒に勉強を続けていきたいなと思っています。


次回は10月15日。
「『世間が私に求めるもの』と『私らしさ』」というテーマで
社会にある固定的な役割意識に目を向けてみます。
自分の意志でやっていたつもりの言動が、
実は自分で自分を、固定的な役割の枠に押し込んでいただけ…ってことも
けっこうある…かも…しれません?!


お気軽にご来場ください。

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by selfdefence | 2014-10-01 17:31 | 女性支援