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2014年 08月 27日

札幌Wen-Do講座 10/19(日)に開催☆

去年は自主開催だった札幌でのWen-Do講座。

今年は『NPO ピーチハウス』の皆様が応援団となってくださって、
Wen-Doをご開催いただけることになりました!! ありがとうございます。

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私の力で私をまもる 女性のための護身術
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護身術は護心術
自分のからだの力、心の力に気づいたら
ふだんの暮らしにも自信が持てます。

■開催日:2014年10月19日(日)

■会 場:菊水ひまわり薬局ビル4階 会議室
    札幌市白石区菊水4条1丁目8-17(勤医協札幌病院の裏です)

★入門講座:午前・午後の部2回開催
     午前9時30分~11時30分
     午後13時~15時

☆オプション講座 15時30分~16時30分(入門講座の受講者対象)



・対 象:小学5年生以上の女性(小学生は保護者同伴)
・定 員:各回20名


・後援:札幌市・札幌市教育委員会(8/27現在 申請中)


●受 講 料:1人 3,000円(早割 2,500円~9/30まで)
• ペア割(友人・母娘など)2名 5,000円(1人増えるごとにプラス2,500円)
• オプション講座 1,000円
●当日の持ち物:動きやすい普段着・裸足か内履き・筆記用具・飲み物


《申込み・問い合わせ》
締切10/16(木)*お名前・年齢・連絡先・件名/護身術でお申し込みください。
・メール:npo_peachhouse@yahoo.co.jp
・電 話 :070-5602-1535



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by selfdefence | 2014-08-27 21:30
2014年 08月 27日

ガールズパワー☆ 予防からケアまで

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

今日は金沢市女性センターでの、女性&女の子でのセルフディフェンス講座「ガールズパワー」の2回目でした。

全2回講座の2回目になる今日は、復習で前回の動作や内容を思い出してから、新たな動作を追加しました。

先週と今週で計12個(10種)の技を覚えたことになります(^^)



レクチャー内容での今日の中心は、急所のことと、『友達から打ち明け話をされたら どう聴くか』

・いやだったときのことを話していたら、近くにある物をさわりながら聞かれたことがあった。
 真剣に聞いてもらえていないのかな…と思った。
 話を聞くときには何かをさわりながらはやめようと思う。

・友達に相談をしたときに「あ〜、わかるわかる! 私も…」とその人の話をされてしまった。
 まだこっちの話が終わっていないのに。

・悩み相談をしたら「楽しいことでも考えて気晴らししなよ」と言われたことがあった。

などのお声もあがり、
悪気がなくてもそうした聞き方をされると、「話さなければ良かった」と思ってしまうこともあるよね、と確認をしたり、
どんな風に聴いてもらえたら嬉しいかなどを考えてみる時間を持ちました。


護身術として紹介されることの多いセルフディフェンスは、
暴力被害を未然に防ぐための学び、とイメージされて位置づけられることも多いのですが、
実際にやることの中心は、予防よりも介入について(行使される暴力にどう対処するか)だったりしますし、
ケアについての学びも大切にしています。
予防〜ケアまでの全領域を扱う、深くて広くてバランスの良いプログラムです(^^)。私が言うのもナンですが(笑)


暴力を受けて被害にあってしまったらそれで終わり ではなく、
どの時点からでも、必ず、自分のために自分が自分にしてあげられることがあります。
常に自分で自分の味方となって、
それを信じて見つけて実行するのが、Wen-Doが思うセルフディフェンス☆


自分を護ろうとするときにも、出来た傷をケアしようとするときにも、共通するのは、
対象となる人(自分)への味方としてのあたたかいまなざしと、サポーティブな言動。


予防〜ケアをひと連なりで捉えることの出来る人が増えていけば、
被害を『自己責任だ! 被害者にもスキがあるんだ!』なんて見なすこともなくなっていくだろうし、
被害を経験した女性を《傷もの》と見なすこともなくなっていくだろうなと思います。


   *  *  *


今回のガールズパワー☆の講座では、ほんのちょっとだけ、『危険ドラッグ』についても触れました。
飲み物などに知らないうちに入れられる可能性もあるなど、
『すすめられてもきっぱり断りましょう』だけでは防ぎきれない状況になってきているので。


講座を終えて帰宅してネットでニュースを見ていたら、
厚生労働省が『危険ドラッグ』の販売や取り締まりの態勢を来年度から本格的に増強する…というのを見ました。

販売や取り締まり態勢の増強そのものについては、反対する理由はないのですが、
驚いたのは、厚生労働省からの概算要求が11億円というところ。


11億円!


『女性に対する暴力の根絶』のために割かれている内閣府の予算は、H26年度で7100万円です。
優先課題とされている『性犯罪被害者等のための総合支援交付事業』には5千万円。


危険ドラッグ絡みで行われている性犯罪(性暴力)もあるし、女性への暴力ツールとして使われることもあるので、
販売や取り締まり態勢の増強自体にはさきほども書いたように反対する理由はないのだけれども、
薬物の場合は需要もなんとかしないと(薬物依存症の治療やケアもしないと)供給を根絶できないのに、
「取り締まりに11億円も…?! ケアは??」とつい思ってしまいました。


予防〜ケアまで、ひと連なりにならないものかなあ…。


私に出来ることは、Wen-Doの場を通して、
人が人を護るには予防〜ケアまでつながったまなざしや姿勢が大事だ、ということへの
共感の輪を広めること、かな、と思っています(^^)


ガールズパワー☆を企画してくださった方々、
開催してくださった金沢市女性センターの皆様、
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。


*イラストは、「こんな風に話を聴かれるのはちょっと…」の例ですw

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by selfdefence | 2014-08-27 16:49 | 講座の御礼
2014年 08月 25日

公民館研修 男女共同ワークショップ

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

先日、金沢市の粟崎公民館の皆様の、男女共同参画に関する研修という
貴重な機会をお預かりさせていただきました。
責任重大〜!

ご要望は、
「男女共同参画っていう言葉は聞いたことがあっても、
 その意義や目的や、重点課題等を詳しく知っているわけではない人向けとして、
 男女共同参画推進についての理解を深められるよう、
 ワークショップ形式でやさしい内容で(^^)」でした。


内容は先日当ブログに書いたように準備をし、会場へ。


調査結果によると、
主導権役割志向(妻には思い通りに動いて欲しい/妻には夫の家のやりかたにあわせてほしい/生活の重要なことは夫が決める  などの主導権意識)と、
配偶者への行為(どなる、声を荒げるなど)には関連があります。

また、配偶者への行為があった中でも、殴るなど、実際に身体的行為のあった人については、
日常生活依存志向(妻が数週間いないと日常生活が困難になる)が高い傾向がある…とも出ていました。


いきなりその話になるのもナンなので、ワークショップは以下の順で進行しました。

①導入
マンガの吹き出しにセリフを入れてストーリーを創ってみるワークです。
《性別役割意識はストーリーの創造に関連しているを実感。

②役割意識・規範意識・制度 のつながり
スタンフォード監獄実験について簡単にご紹介し、
人の役割意識は規範意識化し、ときには怖いことにもなりうる可能性をご紹介。

③地域での防犯・暴力防止について考える
痴漢防止や路上での犯罪抑制のために地域に見られがちな看板や標語をみて、
その看板や標語にはどんな意識が反映されているかを考えたり、
その看板や標語が女児/男児にどんな影響を与えそうかについて
意見を出し合ったりしました。

家庭内での暴力についても、性別役割意識が関連していることをご紹介。

⑤女性・女児にもすぐに出来る護身術
首に手をかけられた場合の外し方をご紹介しました。


「地域での犯罪の防止」や「女性や女児への犯罪や暴力の防止」というテーマは
多くの方から賛同と関心を持っていただきやすいので、
Wen-Doをやっていて良かったなーと、今回のようなお仕事のときには特に実感します。
皆様にはお疲れのところでご参加いただきました上に、
熱心に集中してワークにも取り組んでいただいてありがとうございました(^^)/


会場設営をとっても絢爛豪華にしてくださって、金屏風があったので、
『首に手をかけられたときの外し方』は壇上で金屏風前でさせていただきました(笑)。


その後、会場から声についてのご質問をいただいたので、
Wen-Doでのあの大きな声を出すことのメリットをお答えさせていただいたところ、

「『助けてー!』みたいな叫び声のほうがいいのかと思っていました」というご意見があがりました。

   『助けてー!』でも、もちろんいいですよ。
   実技練習のときに、特定のセリフではなく先ほどのような声を出すのは、
   どんな状況でも使いやすくするためなので、
   助けを得られる可能性のある状況で、助けて!と言おう!と思いついたら、
   もちろんそのように声を出していただいても大丈夫です。
   そのときに、
   私がさきほど出したみたいに、低い大声で思いっきり、「助けてぇー!」と…

と、Wen-Doのあの声バージョンでやってみせたところ、これもとてもウケました ^^;;


一目瞭然でインパクトに残りやすいWen-Doは、こういうとき本当にありがたいツールです☆


それにしても…。 金屏風って本当に明るいのね〜〜。びっくりしちゃった!!
めっちゃ輝いてました(笑)。
クセになりそうです(笑)


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by selfdefence | 2014-08-25 13:09 | 講座の御礼
2014年 08月 20日

親子/母娘Wen-Do講座

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


今日は金沢市で開催された母娘でのセルフディフェンス講座「ガールズパワー☆」でした。
全2回の初回です。


この手の企画で2回としていただけるのはとても貴重でありがたい!
Wen-Doは講師が少ないために、県外でご開催いただくとなると2〜3時間での単発開催が最も多く、
今では2〜3時間での開催がすっかり定着しつつあるわけですが、
ほんとうは、もっと時間があったらな…と思うことが度々なので。

もっと時間があったら私がWen-Doにぜひ入れたいこと。
それは、

《何らかの不測の事態》に遭遇したときに
1.『自分の内側にわきおこってきていることは自分にとって何なのか?』を感じ取り
2.『それは自分にとってどんな意味があることなのだろう?』を捉え、
3.『目の前の事態に私はどんな姿勢をとったらいいのかな?』を考えて、
4. その考えを反映するために何らかの行動を起こす

ということについての練習です。

「手を掴まれたときは、こうして外します」
「うしろからはがいじめにされたら、こうすると取れます」も、もちろん楽しいし大事なのだけど、
そこ中心で終わっちゃうと、
なんかちょっと足りないかなあ…と、つい、思っちゃう(やってる方って欲張りだわ 笑)。
かといって、上記1〜4に時間を割いたら、
実技はほんの少ししか出来なくなっちゃいますし。

今回は時間があったので、護身のベースになる上記1〜4をしっかり入れる!というのが私のテーマでした。

参加の皆様には、考えを皆の前で話していただくなどしてもらったので、ドキドキする場面もあっただろうな。

私は、皆さんがその突然の講座展開に、それぞれに一生懸命考えて対応しようとして取り組んでくださったお姿に
とても嬉しい気持ちで満たされました。


   *   *   *   *   *


高学年のお子様がいらしてくださる講座は私にとって勉強になります。

というのは、
「◎◎ちゃん、あなたならどうしますか?」と、個人に問いかけたとしても、
そのまま黙っている子がけっこう多いので(笑)。


大人は、そのまま黙っている、ということはあまりないです。
考えがまとまっていなかったり、何も思いついていなかったりしたとしても、
「え〜? 私ですか? えっと…なんだろう、どうしたらいいんでしょう f^_^;」とかなんとか言葉を出しながら
とにかく、沈黙が続かないような配慮はしてくださる、みたいなところがあって(笑)。


子どもはけっこう長い時間、そのまま沈黙を続けます。
  それは、子どもは配慮をしない…ってことじゃなくて、
  その配慮の気持ちすらも、どのような行動を取れば反映できるのかがわからない…ってことなのかな(想像)。


問いかけて、子どもさんが答えを出せずに黙ってしまったら、
どんな風に問いかけの言葉を変化させたら答えやすい問いに出来るかな、と
私も一生懸命考えます。


その、《より答えやすい問いの言葉に変えていく》という作業場面は、
私にとって講師としての技量を積み上げる貴重な機会になっています。

ハキハキ答えてくれる子に内心で『ありがとう〜〜〜!』と嬉しくなるのはもちろん、

とつとつと、考えながらちょっとずつ答えてくれる子も、
なかなか言葉にならなくて黙ったままになっちゃって隣りのおかあさんの顔を何度も伺う子も、
皆様本当にありがとうございます、と、心の中で手を合わせる私(^^)


また来週皆さんに会えるのが楽しみです。どうぞよろしくお願いします。
*来週の講座時刻が変更になりました。 9:30〜11:00で、1時間早まります。 

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by selfdefence | 2014-08-20 18:48 | つれづれ
2014年 08月 19日

役割意識と規範意識

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

今週の土曜日の夕方に、金沢市内のある公民館役職員の方々向けの、
男女共同参画の研修会を担当させていただくことになりました。

なるべくワークショップを入れて、わかりやすく…とのことで、
そのために私に声をかけていただけたのだとしたら、
『わかりやすくて楽しいWen-Doのワークショップを!』と心がけ続けてきた者として嬉しくて光栄です。


男女共同参画も女性への暴力も、『柵』や『障壁』となっているのは性別役割意識と規範意識です。
そのあたりをワークショップを入れてわかりやすく扱います。

これを『男性の性別役割意識が女性への暴力に…』ってストレートに語りはじめてしまうと、
情緒的に刺激を受けてその先を聞く気になりにくい人もいらっしゃるかも。
かといって、短時間でそこを丁寧にわかりやすく話すのも難しい…。
女性が多い研修ではなさそうなので、Wen-Doの話ばかりを活用するのもナンだしなぁ…。


今回はスタンフォード監獄実験の例を参考にして、わかりやすくできるように工夫します。上手く行くかな。
そのあとで、
公民館や地域の方々が「女性への暴力や犯罪」と聞いたときに思い浮かべやすく関心を持ちやすいであろう
性犯罪の話を少しいれて、
役割意識・規範意識・暴力的行為の関連についての理解を目指します。


いやあ、つくづく、役割意識や規範意識って、怖いね…。
私も、変に責任感(みたいなもの)を背負い込むところがあるので、本当に自重しなくっちゃ…。


それにしても、私は仕事の効率がかなり悪いなあ…。とほほです。

過去の経験や過去の仕事をうまく生かして
ちゃちゃちゃっ♪ と準備ができないものか?!と、毎回切に思うのだけれど、


対象の方々の性別、属性(ご職業やお立場)、年齢層、人数…は毎回違うし(←当たり前)、
会場もそれぞれ、制限時間も異なるので、
結局は毎回、内容構成も資料も1から手がけないと私自身の頭の中の整理ができません…。


今回も立ち稽古(通し練習)→ 構成、ワーク、しゃべり、資料の修正 → 立ち稽古 → 修正 → 立ち稽古 → 修正…
を繰り返して、やっと「よし、これで行こう」なものにまとまりました。


ああ、疲れた! そしてなんたる効率の悪さ!
でも、ま、いいか。自力で出来たのだから(^^)


今からは、明日のワークショップ「ガールズ・パワー☆」の通し稽古をします。
子どもが帰宅する前にやろうっと。


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by selfdefence | 2014-08-19 14:53 | つれづれ
2014年 08月 12日

受動的攻撃癖をなおしたい!

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

この記事は前回の続きとして書いています。
前回の記事はこちらにて。

さていよいよ、受動的攻撃です。

されることもあれば、してしまうこともあり、とても身近で他人事ではないこの意地悪な行為。
ついやっちゃって…と自己嫌悪に陥ったり、
もっと別のやりかたがあるだろうに…と考えたりするかたも多いかと思います。


受動的攻撃をしてしまう自分に気づいてしまったら、
どのようにして別の言い方ややり方に出会えばいいのでしょう。
私がやっている方法をご紹介します。

前回の記事のシチュエーションをそのまま題材とさせていただきます。

……………………………………………………………………………………

食事中に、夫から「ビールとってきて」と当然のように言われる。
 そのくらい自分でして欲しい…と思うけれどそのひとことが言えない私。
 「ああ、うん。ビールね」と答えながらも、
 子どもに『あ!そういえば、学校でのあの件、どうなった?』と話しかけて、
 子どもと会話をはじめて見せて、ビールを取りに行かずに時間を稼ぐ。
 そうやっているうちに、夫が(哀しそうに)自分で取りに行く。
……………………………………………………………………………………

このエピソードは以前に講座に参加してくださったかたが
事例として出してくださったものです(*細部はブログでの紹介にあたって少し変えています)。
そのかたは、
「もっと別の対応が出来ればいいのに…と自分でも思うんです」とおっしゃいました。

どのようにしたら別の対応を見つけられるでしょう。
対話をしながら一緒に探す作業をしました。


1)イメージしている『別のやり方』があるかどうか。
  過去にこれを試してみたのだけれど…という方法が既にあるかどうか


  過去に、こういう風にやってみたこともあるのだけど…という方法が既にあったり、
  頭の中に、『こんな風にやってみようかな』と思いついていながら
  まだ試していない方法は何かありますか?

という確認を最初にさせていただきました。

その質問をした意図は、
・やってみた方法があるのにモヤモヤしている 
・思いついている方法がないわけではないのに、実行できずにいる

そのような場合、『その方法に何かスッキリしないものを感じている』ということなので、

◎どのあたりにスッキリしないものを感じているのか
を明確にし、
◎それが、もっとどうだったら…と感じるか
を見てみる作業をしながら、
やってみよう!と思える方法に近づけるための微修正をすればOKだからです。

このかたの場合、
アイデアは思い浮かんでおらず、過去に他の方法を試してみたこともないとのことでした。


2)内心によぎっていた思いや考えを素直にそのまま言語化して、外に出す


   他の方法は特にはないんですね。
   そしたら、ごはんのそのやりとりの、
  「はーい」って返事をしながらビールを取りに行かずに時間稼ぎをしているとき
   内心にはどんな感じがよぎっているのかなあ?


と尋ねてみました。

尋ねるとき、ちょっとしたコツがあります。
(自問自答の場合も同じです)

『そのときの本音は?』みたいな、ズバリな聴き方はしないほうがいいです。
人は、何かをつきつけられてしまいすぎると構えてしまうものですから。

『内心で考えていることは?』みたいな聞き方も、ダメではないのだけれど、
《考え》だけにターゲットが限定されて答えの幅が狭くなります。
さらに、
《『あなた』が内心考えていることは何ですか?》という質問になるので、
聞かれたその人は、そのときに内心にある何か客体化しにくくなります

客体化しにくくなるということは、
見たくないものが見えちゃった場合にそれと距離を取れないので、
フタをしたりごまかしたりしたくなることにつながって、
本当のところとアクセスしにくくなります。


内心にはどんな感じがよぎっているのかなあ?
というような聞き方なら、考えでもいいし、思うことでもいいし、感情でもいいし、
うまく言葉にできない感じでも良いので、答えの幅が広くできます。

また「〜なのかなあ?」とか「どんななんだろうね」みたいな
直接つきつけることにはならないやさしい疑問形を使うと、
それを客体化しやすく、
抵抗感をさほど持たずに、それについて見てみる気になれる人が多くなります。


尋ねてみたらその人の場合は、

・なんでいつも私が?という気持ちがある
・私だってごはん食べてるのに と思う
・そのくらい自分で取りに行ってほしい
・ささやかなことだからこそ、軽く頼まれると対等じゃない気がしてしまう

などの思いや気持ちがあると話してくださいました。
これが、内側に閉じ込められていた思いや声を外に出す作業に該当します。


3)(『どんな対応をしたいか』を考えるために)
  今現在の自分のやりかたの『どこにひっかかっているのか』を明確にする

  (出してくださったいくつかの本音について)
   ああ、なるほど。そうですよね。
   ただ、このあたりの本音的なところは、出来ればあからさまにしたくはないのかな?

「そうですね。ケンカしたいわけじゃないですし。
 あっちも軽い気持ちで言ってきてることなので、私も軽く答えたい、っていうか」

   ああ、そうか。そこは大事ですよね。
   じゃあ、実際にやってしまっている対応のどのあたりを修正したいかを考えてみましょうか
   ご自身では今の対応にスッキリしていらっしゃらないのでしたよね。
   具体的にはどのあたりが自分で一番ひっかかる感じなのかなあ?


「無視しようと思ってやってるわけじゃないんですけど、
 結果的には無視する形になっちゃってるところ…、かな」


   そうなんですね。
   お子さんに話しかけるとかして時間を稼ぐのは
   無視してやる!と思ってやっていることではない、
   けど、結果としてはそうなっちゃってる、ってところにひっかかりを感じていらっしゃるんですね。


4)どんな思い(ニーズ)のためにそれをやっちゃっていたのかに気づく


「はい。無視を意図してはいないけど、そういう風に暗に運んでますよね、私。
 そこが、さきほど聞いたPA(受動的攻撃)的だなって」

   じゃあ、「はーい」って返事をしながら子どもさんに話しかけるのは、
   なんのために、そうしたくなるのかなあ?


「…そうやって子どもと私が話してて、
 ああ、すぐには取りに行けないんだなって彼が思ってくれたらな、って。
 自分で取りに行ってくれればいいなって思うんです」

   (2)の段階でもその気持ちは語られていたので)
   自分で取りに言って欲しいなっていう気持ちは、大きいのかもしれませんね。


「はい。大きいですね。自分で取りに行って欲しいなって思ってます」


5)本当のニーズを伝えるとしたらどんな言動がいいか、微修正しながら形にする

   そしたら、自分で取りに言って欲しい、っことを
   何らかの形で伝えられたら良さそうなのかなあ。


「そうですね。
 『自分で取りに行ってよ』って言えばいいのかな。
 …でもなんか、それだけだと、冷たいですよね?」


   どうでしょうね(^^) 
   冷たい感じがするかどうか、ちょっとホワイトボードに書いてみますね。

   ( 自分で取りに行ってよ )

   …
   今、文字に書かれた『自分で取りに行ってよ』をご覧になってみて、
   何か気づいたことはありますか?


この段階では、私は、文字にして書いてみるか、
ロールプレイでやってみて、ご本人に耳で聞いてみていただくかの
いずれかの方法を取ることが多いです。


ホワイトボードで文字にしたものをご覧になってみていただいたところ、

「『私も忙しいから』とか、理由になるようなことを何か頭に入れたほうがいい気がしてきました」。

   なるほど! 書いてみますね。

   (  私も忙しいから、自分で取りに行ってよ )

   これで、ご覧になってみて、どうですか?


「なんか、すっごくウソっぽいなと(笑)」


   あら、そうなの?(笑) ウソっぽいっていうのは…?


「ただごはんを食べてるだけなのに、忙しいってことはないよな、って」

   
   ああそうか。ただごはん食べてるだけなのに、か(笑)
    ( 2)の段階でも、私だってごはん食べてるのに…っておっしゃっていたなあと
     思い出しました。
     本音としておっしゃっていたことがここでも再登場し、
     それに対して『忙しい』と強調的な表現をあてはめかけたということは、
     このかたにとって、遮られずに食事をしたいニーズはかなり強いのかもしれません)

   提案なんですけど、今おっしゃった、「ごはん食べてるから」を
   忙しい の替わりにつけるのは?
   抵抗がありそうですか?


「『ごはん食べてるから、自分で取りに行って』って言うってことですか?
 …ああ、そうですね。
 ホントですね☆
 抵抗はないです。別にそれでいいんだ?!!と今思いました。
 どうして私、こんな簡単なセリフを今まで思いつけなかったんだろう!!(笑)
 今度言ってみます」

   言ってみようと思えるセリフが見つかって良かったです!
   簡単なことってなかなか思いつけないですよね。


  *  *  *  *

《なぜ、こんな簡単なことを今まで思いつけなかったのか》っていう気づきは大事だなあと思います。
その背景には重要なものがありそうなので(^^)

ただ、このかたとのやりとりでは、それ以上突っ込んでいくことはしませんでした。
ご本人が、この言い回しを見つけただけで充分満足していて爽快だったら、
わざわざ穴を掘る必要もないなと思うのと、講座での時間の関係上です。

ここまで来ても、
「そう言えたらいい、って、頭では思うんですけど、
 でもなんか、…いざとなると言えない感じがします」となることもありますし、

「どうして私、こんな簡単なセリフを今まで思いつけなかったんだろう。
 いつも私ってそうなんですよね…」となるような場合もあります。

そんなときは続けてそこを丁寧に見ていくと、
自ら作ってしまっている柵や足かせとその背景が見えてきたりすることもあります。


  *  *  *  *


長くなったので再度整理しとこっと(笑)。

1)イメージしている『別のやり方』があるかどうか。
  過去にこれを試してみたのだけれど…という方法が既にあるかどうかを確認

 有りの場合→①その方法のどのあたりにスッキリしないものを感じていて、実行できずにいるのか
       ②どこがどうなったら、実行しやすいものに近づくか
 
 無しの場合
 ↓

2)内心どんな感じがよぎっているか(思いを正直に外に出す)
  (内に抑圧して溜めると健康に悪いですからw)

3)今現在の自分のやりかたの『どこにひっかかっているのか』を明確にする

4)どんな思い(ニーズ)のために3)の方法をやっちゃっていたのかに気づく

5)本当のニーズを伝えるとしたらどんな言動がいいか、微修正しながら形にする


慣れないうちは、ひとりでこの作業をするのは(手順がわかっていても)けっこう大変かもしれません。

自分の思いや感じを客体化する という作業が、ひとりだと難しいのです。
「この手順通りでいいから、私にこう質問して?!」と
誰か、自分に質問をしてくれる人がいるだけで(それが機械的だとしても)やりやすくなるかと思います。


個人セッションはご希望のかたがいらっしゃれば対応させていただいてます。
Wen-Do Japanのサイトの問合せフォームからご連絡ください(^^)/

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by selfdefence | 2014-08-12 18:30 | 女性支援
2014年 08月 10日

ほめられても嬉しくない人への声かけ

こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。

今日は前橋市の(特)ひこばえさんでの講座。
午前は親子護身術。午後は「傷つきからの回復 私らしく生きる」の3回目でした。

その午後の講座で、
PA(受動的攻撃)について学んだり考えてみたり振り返ってみたり…という時間を持ちました。


ひこばえさんの今日の講座ではじめて耳にした人も多いだろうと思うので、
どんな言動が受動的攻撃にあたるかの具体例紹介から始めました。


  Aさん「あの、◎日に有給を取りたいのですが、大丈夫でしょうか」
  上司 「ああ、いいよ。ゆっくりするといいよ。
      さて…となると、大至急代替え要員を探さなきゃな…」
  Aさん「あのう…、◎日だと迷惑になるなら、別の日のほうがいいでしょうか…?」
  上司 「なんで? 今、ちゃんと、いいよって返事しただろう?!
      代替え要員を探さなきゃならないのはいつだって同じだよ、
      みんな忙しくて余裕ないんだから」


このような会話例も、PAのひとつです。

相手に気持ちや考えを伝えることは避けながらも、
イヤな感じを与えるような巧妙なやりかたをし、
相手を不快にさせていくわけです。


他にも、例えば、
3〜4人でおしゃべりをしているときに、
 自分にはわからない話で他の全員が盛り上がっている。
 その状態がムカつくので、
 皆の前でスマホをいじりはじめて、不機嫌さを醸し出す。

とか。

食事中に、夫から「ビールとってきて」と当然のように言われる。
 そのくらい自分でして欲しい…と思うけれどそのひとことが言えない私。
 「ああ、うん。ビールね」と答えながらも、
 子どもに『あ!そういえば、学校でのあの件、どうなった?』と話しかけて、
 子どもと会話をはじめて見せて、ビールを取りに行かずに時間を稼ぐ。
 そうやっているうちに、夫が自分で取りに行く。

とか。

の例については、「そんなことまで(受動的)攻撃とか定義されちゃうの?!」と
感じる人もいるかもしれませんが、

ポイントは、
・やっている人が、「もっと他のやりかたがあるはずなのに…」と自己嫌悪を抱いている
または
・やられた人がイヤな感じを感じつつも、
 自分が被害妄想的にそう感じるのが悪いのかな…?と
 自責の念や罪悪感を抱くことになってしまう
という、
やった人/やられた人のどちらかに、
そのやりとりで『ざらっとした不快な何か』を感じるかどうかにあります。

  *  *  *


PAを今日の講座でとりあげる流れの前段階として、
まず、「言葉をやりとりしてはいるものの、コミュニケーションとは言いがたいやりとり」について考えました。

そのときに、質問をいただきました。

「褒めると、褒め言葉をそのまま受け取れずに、
 居心地の悪さを感じちゃうみたいだな〜というかたに対しては、
 どうしたらいいでしょうか」。


ああ〜、ほめられても嬉しいと思えない…。うん。
経験あります。


暴力被害を受けた人(子ども)の支援に関わる人は、
その訓練過程で、《評価の入る言い回しは使わない》ということを学びます。
それをお返事としてご紹介しました。


例えば虐待やDV環境下にいた/いる子どもと関わるとき。
その子が何か絵を描いたときに、
「上手だね〜」と言いたくなってしまったとしても、そこで一拍置いて、
もっとフラットな言葉に置き換えて言葉がけをします。


「自動車を描いたんだね」
「ここは青いんだ?!」

など。
事実をそのまま伝える言い方が最初の段階では比較的易しく、お薦めです。


上手だねとか、上手くかけたねとか(同じかw)、すごいなあ!など
何らかの評価ニュアンスを含む言葉は極力避けます。


ネガティブな言葉や否定的な言葉でないならいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、
人の主体性や自律性に影響を及ぼすのは、ネガティブかどうかの部分ではなくて、
《常に評価にさらされる》かどうかの部分です。


『自分は常に、他者の評価の対象とされる人間なんだ』という感覚を持つようになってしまうと、
評価を絶えず気にかけて言動を選択するようになってしまい、
対等な人間関係を他者と築きにくくなり、
生きにくさを感じるようになり、
『私は今のままで充分に自分らしい!』という自己肯定の感覚からその人を遠ざけます。


ですので、プラスであろうと、褒め言葉であろうと
評価のニュアンスを含む言葉はなるべく使わないで関わるようにするわけです。


「自動車を描いたんだね」
「ここは青いんだ?!」

などの、こちらのフラットな言葉に対して、

『うん、車が好きなの』
『そう。青い車がね、先週ね…』

など、相手(子ども)が何らかの受け答えをもししてくれたら、
あとは、その人(子)が話したいことにそのまま添ってついて行きます。


  *  *  *


前段階のことで長くなってしまった(笑)。
PAについては次の記事に





 




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by selfdefence | 2014-08-10 23:52
2014年 08月 09日

タオルが出来ました

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

このほど、思い立ってタオルを作りました!!
思い立って…というか、高崎で2日間のT-Basic講座を主催してくださった
NPO法人思いをつなぐ会さんが、
その講座用に、マフラータオルを作ってくださいまして、
Wen-Do Japanのオリジナルタオルも欲しくなっちゃった。

e0024978_14494009.jpg

2009年にTシャツを作ったことがありました。
55枚作成し、Wen-Do愛好家の皆さんが一緒に着るためにお買い上げくださり、
何人かのかたには講座参加のお土産として差し上げたりして、
今年の6月に最後の1枚がなくなったところです。
…在庫ゼロになるまで5年を要した計算です(^^;;

その経験を振り返ってみると、着るものはやはり難しいですね。
サイズもあるし(LとMの2種類を用意しました)
色や形の好みもある(白Tシャツで前面には印刷無し、背中面だけの印刷にしました)。

タオルは、その点では扱いが楽です。
昨日納品になって早速「あの人にも!」「この人にも!」と、送付作業をしました。
お気に召していただけるかどうかはともかくとして、
タオルならトイレの手洗いにかけるとか(笑)、使い道はそれなりにありそうなので、
送付するときに『これをもらってもご迷惑かもしれませんが…』
な気持ちがこちらにさほど涌いてこないのが楽でした(わはは)。

ご希望くださるかたには実費にてお分けできます。
あと20程度在庫があります。
詳しくはWen-Do Japanのサイトにてどうぞ。

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by selfdefence | 2014-08-09 14:50 | つれづれ
2014年 08月 04日

内面の美しさ? って何?

こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。

今朝、フジテレビのとくダネ!で、ミス・ワールドの最終選考会が紹介されていました。
ファイナリストはどんな審査等を経て最終的に選ばれるのか。
こんなこともやるのです と一部内容を紹介し、
グランプリ発表の瞬間の映像があり、
スタジオでのコメント等がある…みたいな流れです。

自衛隊での1日体験入隊があったり、5kmマラソンを競わされたりなど。
ミス・ワールドのお役目を果たすには
頑健な身体や無理難題を乗り越えるタフさも必要なのでしょう。
ミス・ワールドのコンセプトは『目的のある美』なのだそうです
(…私にはいまひとつピンと来ないけど、きっと私はミス・ワールドとは無関係…w)


面白かったのはそれらの紹介のあとです。


取材映像からスタジオ映像になって、
レポーターさんが「ミス・ワールドさんによると…」という位置づけで、
《こういう人は困る》とされたという3要素を紹介します。

・遅刻が多い
・メールの返信が遅い
・団体行動ができない

ほとんどの出演者が『ああ、なるほどね』という空気になりかけたそのとき、
その日のゲストコメンテーターの男性が言いました。


「それって美と関係があるの?」(みたいなツッコミでした)


レポーターさんは一瞬困りながらも、
いや、自衛隊体験入隊等があるようにですね…と何かひとこと返していらっしゃいました。
正確な言葉は忘れたけれども、
そうした部分も含めての美と捉えているのだろう、みたいな説明を試みていらしたような印象でした。


コメンテーターさんは、レポーターさんのその返しでは納得がいかないというか
(それってボクが聞いたことの答えになっていないよね)と思ったのか、
再度、いや、美と関係ないじゃん、みたいなことをおっしゃっていて、
メインの小倉さんが
「要するに、容姿端麗なだけではダメってことなんだろうね。
 いやあ、みなさん大変ですね」というようなひとことを入れて、その場を納めた形に。



ここのやりとり。
そして「それって美と関係があるの?」というひとこと。
面白かった〜。


そしてミスコンや女性の美について語られるときに
くっついてきがちな「内面の美」という言葉。

内面の…って、やっかいです。


「ミス・ワールド」については、
《「ミス・ワールド」という役割を背負う女性》を選ぶ際に上述したような3点も案外重視していますよ、
というだけのこととして私は受け取っていて、
その3点をミスワールドが美の普遍的かつ不可欠な要素だと位置づけて主張したわけじゃないので、ミスワールドのこととは無関係に、
あのやりとりをきっかけに私が思ったこと、に移りますが、


とくダネでそんな場面を見て、
女性に「内面の美」を求める傾向って社会ではまだけっこう根強いな、ということを改めて思い出しました。
雑誌で特集されたりもしますし。

・回りに気遣いが出来る
・バランスがいい
・謙虚である
・立場をわきまえての言動ができる
・人の気持ちを考えて発言できる
・笑顔を絶やさない
・遅刻をしない
・約束を守る
・恩を忘れない
・知識教養が幅広い


内面の美として挙げられがちなこれらの要素。
ないよりも持っている(身につけている)ほうが便利な場面もあり、
女性が自ら社会スキルとして身につけようとすることには抵抗も反対もなく、私もそのように努めているところはあるのだけど、

それを、女性の内面の美という括りで扱われたり語られたりすることには抵抗があるなぁ。


『女性としての内面の美として』と情緒に訴える言い方でそのあたりを求めてくるコントローラータイプの人には、
単に使いやすい女、使いやすい人材が欲しいだけなんじゃないの? 騙されないぞ! と、
身構えてしまう私です。




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by selfdefence | 2014-08-04 13:14 | つれづれ
2014年 08月 02日

「自分が“これはいい!”と思えること」の見つけかたを学ぶ

こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。

8月に金沢市女性センターの「ガールズパワー☆」という講座を担当するので、
資料作成をしていたところ…、

偶然に、Twitterで、ステキなイラスト画像に出会ってしまいました。

資料に掲載させていただきたい旨を申し出て、ご快諾のお返事をいただきました。

  
  *  *  *  *  *


このイラスト画像との出会いは私にとってものすご〜〜〜く重要で、
稲妻が走るほどの衝撃で「これだ!」と思いました。


というのは、このイラストを掲載させていただけたら、
『ガールズパワーは何を学ぶための講習会なのか』が
対象となる小学校高学年〜中学生にも、より伝わるだろう♪と思えたからです。


Wen-Doや女性のための護身術の講座に『護身のための身体動作を学びに』来る人はとても多いです。
勝手な想像だけれど、8割以上の人はきっと『護身のための身体動作を学びに』やってきます。
それはある意味当然です。私も最初はそうでした。


でも、講座から帰るとき、8割以上の人が
「想像とは全然違う護身術講習だった」という意味合いの感想を残してくださいます。
(それは、身体動作の学び以外のことのほうが印象に残るからかなと想像しています←違ったりしてw)


逆にもしも、そっち系の修練や鍛錬を存分に積んでいらしてスキルを既に沢山お持ちの方がWen-Doや私の担当する護身の講習にいらっしゃったら、
おそらく、なーんだと超がっかりなさることでしょう…(笑。でもこれは正直なところ、ホントです)。


「ガールズパワー」やWen-Doは、
セルフディフェンス・護身術講習と位置づけられながらも、
実は、
「『自分が“これはいい!”と思えること』の見つけかた」を、
あれこれやってみる体験を通して学ぶ場だからです。
  

  *  *  *  *  *


私にビビビビッと稲妻の閃光をもたらしてくれるイラストをはじめて見たとき、
私はまず、大笑いしました。

あはははは! これウケるーー。すっごいいい! 

笑って感情を出すと思考が働き出すのか、次の瞬間にはこんな考えが頭に浮かびました。

Wen-Doや講座で紹介するには補足説明がいるけど〜(^^)。




私が最初に あはははは! これウケるーー。すっごいいい! と感じたのは、
一個人として、イラストマンガ(?)をネタとして楽しませていただいたから。

その直後に、Wen-Doや講座で紹介するには補足説明がいるけど〜(^^) 
との考えが頭をよぎったのは、
笑いでの感情放出の後に私の職業人意識が目をさましたから。


ネタとしてしっかり笑って堪能してから、
感情的にではなく、しみじみと頭を働かせた状態でイラストを見れば、
このイラストには
①「おお! これいい!!」な部分と
②「でもガチに護身術動作の説明の絵ととらえちゃダメだよね
 (そのために描かれたものじゃないもんね)」な部分とがある

のがちゃんとわかるし、

③『ほんとにこの状況なら…』などと真面目な護身術視点でコメントするのはナンセンス

ってことも感覚的にわかります。


『護身のための身体動作のスキル』があるとかないとかは、多分関係ない気がします。


今、この瞬間の自分にとって「何が“いい”のか」ということや、
自分の目の前に現れたものはどんな立場で私に何を提示してきているのか、や、
それと自分がどういう関わりを持とうとするのか、ってことを、


その都度その都度、自分の頭で考えつづけて、
自分とつながった上で自分なりの答えを見つけ、行動を起こそうとしてさえいたら
(それが自動的に出来るようになっていなくても、そうしようと努める人なら)、
きっと似たように思えるんじゃないかなあ。


リビングでのんびりして平和でいるときの私にとって、
このイラストはとっても魅力的で、笑えて、もうほんと大好き! です。
そして、だからこそ、
『このイラストは護身術実技を説明する挿絵として描かれたわけではない』
ということを私は頭に置いておこう、と思うし、
壁ドンされてこのイラストを頼りにこの通りに行動する…なんてことは私にはありえません。
(↑壁ドンされるのが「ありえません」なのか行動することが「ありえません」なのか?)


このあたりのことを、自分でわかっておける、ってことが
護身に関する学びの場では、ものすごくものすごく大事! と
イラストを見て、閃いたのでした。

だって、護身って常に『架空の想定』内でしか学べない上に、
私達に植え付けられている不安のほとんどは『事実を正確に反映しているとは言いがたい情報』によってなのだもの。
映画だったり、ドラマだったり、扇情的な報道だったり…。


セルフディフェンス(護身術)の学びでは、
どこからどこまでが自分の妄想で、
どこからが自分の人生にあり得ることなのかを冷静に区別するのが、まずひとつめのハードルです。


そして、ふたつめのハードルと私が個人的に思うのは、
「スキルを知ると、使って試してみたくなってしまう」こと。
これは、笑い事として自分で自覚できていればコントロールできると思うのだけど、
難しいのは、その人がなんらかの恐れを持っている場合です。
欲求としてというより防衛反応として、
本来なら使う必要のない場面で使ってしまいたくなると、
その欲求というか衝動を理性でそのときにコントロールするのは困難なように思うので、
セルフディフェンスの学びのプロセスの中で、その恐れも、できるだけ処理したいところです。


……というようなもろもろが、
イラストを見た瞬間に閃光と共にビビビっと来たのでした(^^)


  *  *  *  *  *

…と、言葉にすると長ったらしくわかりにくいこうしたことも、

イラストがあればこそ、伝わりそう♪ 

しかもそれでいて、このイラストを見れば
相手との距離がどのくらいかは一目瞭然ですし、
女の子は相手をしっかり見据えている…など、
セルフディフェンスで重要なポイントもおさえられているのです!

本当に感謝です m(__)m ありがたいイラストに出会えてLucky I am!


Wen-Do(女性のためのセルフディフェンス・護身術)は、
誰がどう言おうと、状況がどうであろうと、
その瞬間に、自分が“これだ!”と思える何かを、自分で見つけ、
そことしっかりつながれるようになるための学びの場所です。


皆さん、どうぞ何度でもWen-Do へ(^^)/

そして8月の「ガールズパワー☆」の詳細はこちらです。

PDFチラシデータ

金沢市女性センター セミナー予定の一覧とセンター連絡先



*ブログに入っているこちらのイラストは、
 私の専属契約のイラストレーターさん♪が資料のために描いてくれたものです。
 『被害について相談されたら、どのように話を聴いたらいい?』のイラストのひとつ☆

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by selfdefence | 2014-08-02 11:00 | セルフディフェンス全般