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2013年 11月 30日

■■WEN-DO(ウェンドー)について■■

ようこそ!
Women's Self Defence Wen-Do へのご関心を嬉しく思います。
当ブログはWen-Do Japanのインストラクター、福多唯が更新しています。

*この投稿はなるべく上位で表示されるよう、時々投稿日時のみ更新しています。

《Wen-Doとは》
1972年にカナダのトロントで誕生した、
女性に役立つ女性専用のセルフディフェンス(護身術)です。

暴力が目の前に迫ったその瞬間、暴力被害から自分を護るために女性には何が出来るのか? 
Wen-Doのワークショップでは、
女性が女性の心と身体の力に気づき、自分の声と主体性を取り戻していきます。

ほんのちょっとのコツやポイントを押さえ、あとは動作に慣れさえすれば
効果的でやさしい護身術が誰でも行えます。


《日本での状況》
2013年現在、日本では3人のWen-Doインストラクターと他数名の有資格者(短時間の紹介講座等を行える講師)がWen-Doを広めています。
それぞれに各地で活動していますので、
Wen-Doで検索していただくと、サイトやブログ等も複数ヒットします。

*福多唯を辿って来てくださったかたはこちらのブログで大丈夫です。
*大沼もと子インストラクターのブログは右フレーム内にリンクがあります。
 長野の活動(竹内未希代講師によるきりりネットワーク)のブログも右フレーム内にリンクしています。


《Wen-Doの活動主旨》
これまで、「いざとなったら女の力では男性に抗いきれない」とされ、 
それは「目をつけられてしまったらおしまい」との発想につながって、
女性はターゲットにされないことが1番!とされてきました。
予め危険を避けるような行動、服装、立ち居振る舞いを『したほうがいい』と
多くの女性が他者からアドバイスされた経験を持っています。

しかし長年その認識が続いた結果、
それらはなぜか、そしていつのまにか、
『女性は〜すべきだ/〜でなければいけない』となり、
今では女性を守るどころか、女性への抑圧として機能する面があります。

暴力の被害にあったときですら女性は、
「スキがあったのではないか?(予防のためにすべきことをしていなかったのではないか)」
「はっきりと断るなど、意思表示や必要な自己主張をしなかったのではないか?」などと見られます。

かといって、女性が自分の権利を守るために立ち上り、自己主張をはじめれば、
「あんな風に気が強くて生意気だから…」と見なされたり、
「金目当て」などとバッシングを受けたりすることがあります。

現在の状態では女性は我慢しても自己主張しても非難されるばかりです。

Wen-Doは、女性にも暴力から自分を護る力がある!ということとその方法を、
女性同士で共に学び、女性がつながりあうことのできる女性のための場や機会を、
女性たちの輪で広めてきました。

女性のための護身の術が女性から女性へと伝えられることで、
多くの女性が力と自由と主体性を取り戻すことを願って、Wen-Doは活動しています。


《WEBサイト》
http://www.wendo-japan.com
★ 2013年12月末に、この↑新しいサイトになりました。★

旧サイト(www.plala8…みたいなURLのもの)でブックマーク等をしてくださっていたかたがいらっしゃいましたらご変更をお願いします。

★★重要★★
このブログ内でも旧サイトにリンクした記事は多数あります。
全てを修正することはできないので、旧いものが残っていることをどうかご容赦ください。

《講座情報》
右フレームの『カテゴリ』内の ☆講座案内☆ をクリック。
出てくる記事タイトル中の「講座案内用ブログのお知らせ」から辿れます。
(講座情報だけをまとめている別ブログに飛びます)


講座情報をメールで取得したい方には、メルマガも発行しています。
まぐまぐ!さんのこちらのページからバックナンバーを公開中(読者登録は無料です)。


*まぐまぐさんのバックナンバーは、直しがきかないので、
 一部の(私にとって重要な)記事は、当ブログにも重複して掲載しています。
 また、修正や直しは当ブログ記事のほうで行っています。
 

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by selfdefence | 2013-11-30 11:26 | ●WEN-DOについて
2013年 11月 28日

『こころの傷と私らしさ』の学習会

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

NPO法人レジリエンスが作ったこころのケア講座をベースに、
金沢市で全12回行ってきた講座。
先日無事に終了したのですが、私がブログやFBに書くのをその都度ご覧になってくださっていた方が、「私も学んでみたい!」とリクエストしてくださったので、
学習会を企画しました。

全4回(2日間)です。
12回講座に参加できなかった方だけではなく、参加していらした方もどうぞ。

レジリエンスの「こころのケア講座」で扱う暴力やトラウマについての内容と、
フォーカシング、アサーション、NVCなどなど…の諸要素を取り入れて行います☆

…………………………………………………………………………………………………………
『こころの傷(*)』と『私らしさ』の学習会

「人は変えられない。私が変わるしかない」と考えながら、『私らしく。ありのままで』を求めてしまう。
人にはそんな不思議さがありますね。
でもそのふたつは矛盾しません。両立させることが出来ます。
ポイントは“線の引き方”。
今、線が引けなくなってしまっている理由や、日常でどうしたら良いかを学びあいます。

対人関係でのこころの傷(親子関係、パートナーとの関係、ハラスメント等)に焦点を当てています。
 災害や事故などでのこころの傷とは焦点が異なります。
…………………………………………………………………………………………………………

2日間(全4コマ)のコースです。午前が理論編&午後がワークショップです。》
*日曜コースと水曜コースがあります(内容は共通)。
*ご都合に合わせての単発参加もお受けします。

★2日間の概要
1日目:
AM ①理論編「こころの傷はなぜ出来る?」
PM ②ワークショップ 「認めあうコミュニケーション 〜“受容”と“一線の引き方”を学ぶ〜」

2日目:
AM ③理論編「こころが傷つくとどうなるの?」
PM ④ワークショップ「私らしさでコミュニケーション 〜怒りの扱いを考える〜」

 理論編(AMの①と③)は気づきと納得のための学習時間。
 人と人との関わりで、こころの傷つきがどのようにして起こり、それが人にどのように影響するのか を学びます。しつけと虐待、愛情とDV、自己主張と押しつけ…などについて整理できると
 それだけでもスッキリするかも。

 ワークショップ(PMの②と④)は、学びを日常にいかすための練習時間。
 言葉でのやりとりを中心に、日常的な例を用いて、
 暴力的にならず、かつ真の自分と響き合えるような、いくつかの効果的な手法を体験します。

《日時》
★日曜コース
【1日目】1月26日(日)①10:30〜12:00/②13:00〜16:00
【2日目】2月2日(日)③10:30〜12:00/ ④13:00〜16:00

★水曜コース 
【1日目】2月5日(水) ①10:30〜12:00/ ②13:20〜16:40
【2日目】2月19日(水)③10:30〜12:00/ ④13:20〜16:40

※②④の終了時刻は参加人数や進行によって多少前後する可能性があります。

《会場》 金沢市内(会場についてのお問い合わせもお気軽にどうぞ)

《定員》 8人(最少開催人数は3人です)
    
《参加費(各回ごと)》
理論編(①、③)1000円 
ワークショップ(②、④)2700円
 →同じ日の一日参加(①+②、または③+④の参加)で700円割引です。

*「セルフディフェンス研究会」のメンバーはメンバー参加費になります。

《お問合せ、お申込先》
ご参加のかたは、日曜/水曜のいずれの、どの回(①②③④)かをお知らせください。
info☆wendo-japan.com

*開催日の5日前で開催最少人数のお申込みがない回は会場をキャンセルします。
 参加をご希望のかたは、ご予定がギリギリまで不明でも、良かったら一度ご連絡くださいね。
 

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by selfdefence | 2013-11-28 16:27 | 女性支援
2013年 11月 28日

プランジャパンさんのサイトに掲載♪(国際ガールズデーin Kanazawa)

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

10月6日に、石川県金沢市にて、大勢の大学生と一緒に開催した
「国際ガールズデーin Kanazawa」。(その様子はこちらから)

その活動報告を、プランジャパンさんに仲間がさせていただいたところ、
プランジャパンさんのサイトに掲載していただけました♪
こちらからどうぞ。
http://www.plan-japan.org/girl/news/131126.html


プランジャパンさんからはワークショップ用資料等をご提供いただいて、
バッヂやクリアファイルなど参加のお土産品までいただいて、
そのおかげで充実したイベントとすることができました。
その上にご掲載まで!


わーい! 嬉しい!!
ありがとうございます。
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by selfdefence | 2013-11-28 14:56 | 講座の御礼
2013年 11月 28日

講座日程変更のおしらせ

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

先日、『こころの傷と私らしさ』という仮タイトルで、
来年2月に講座をします、と、超とり急ぎのお知らせを、数人のかたにお出しさせていただきましたが、
日程を変更しました。

お知らせした元の予定は2/5と2/26としていましたが、

  ↓

2/5と2/19 にしますm(__)m


日曜日バージョンも予定して、全てが固まったら改めて告知記事を書きますね。


最近寒いです…。2月も寒いだろうなあ…。

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by selfdefence | 2013-11-28 09:37 | 女性支援
2013年 11月 26日

「私らしさを取り戻す」:最終回

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

今日は金沢での「私らしさを取り戻す  傷つきからの回復ワーク」の最終回でした。

全12回。6月にはじまって、今はもう冬の寒さです。
訪れてくださった皆さん、その回数に関わらず、本当にありがとうございました。

そして毎回、資料・お茶やお菓子・使用する材料・そして卓上を飾るお花をご用意くださって、
運営を支え続けてくださった『かなざわDVサポート凪』の皆さん、大変お世話になりました。
今日は一足早いクリスマス気分♪ 
お荷物になりますのに、わざわざ鉢植えをふたつも!! ありがとうございました。


最後に皆さんにひとことずつ感想を話していただきました。
毎回ここに来ることが支えになっていた、
楽しみだった、
気づけたことが沢山あった、
癒された…などなど、
目を潤ませながら話してくださったご表情に心動かされました。


この講座は匿名参加制で、私は皆さんのお名前を最後まで知ることはなかったけれど、
皆さんのあの最後のご表情は覚えておきたいです(^^)


修了証替わりに、私からは皆さんに、水引きでのパープルリボンをお渡しさせていただきました。
パープルリボンは女性に対するあらゆる暴力の根絶のシンボルです。

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暴力に悩む女性がひとりでも減りますように .。.:*・゜☆

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by selfdefence | 2013-11-26 21:56 | 講座の御礼
2013年 11月 24日

連帯しながら自分で生きる:上野千鶴子さん講演会(2013年11月北陸学院大学)

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

2013年11月23日(土)の午後、
北陸学院大学で上野千鶴子さんの講演会がありました。

演題は
◎女はどこまで変わったか? ~現代社会とジェンダーで見る~◎


お話は、1960年代以降の第二波フェミニズム以降の
日本における女性の置かれた立ち位置についてが中心でした。

とにかく内容が濃くて、盛り込む話題も多様です。
論理的で耳に心地良いトーンの説得力あるお話を、そのまま受け身で「へぇ〜」と聞くのでも
充分興味深くて聞いた充実感が得られるお話なのだけれど、
私の場合は、『上野さんの話の幹はどこ?』と意識しながら聞かないと、
上野さんのお話は枝葉(?)部分の情報も魅力的すぎて、
うっかりすると私の中で記憶に残るのが枝葉部分の「このセリフが良かった」みたいなことになりかねない…f^_^;

要約するとどんなお話だったのか?がちゃんと整理できるように聞こう!と、ものすごい集中力で拝聴してきました。
いつもあのくらい真剣に集中できればいいのに、私…。


上野さんたちは、昨年12月の選挙…それは311以降の初の、政権運営をどこに託すかを国民が決めることのできる、重要な機会だったわけですけど…の前に、
全政党への『ジェンダー平等政策についての全政党への調査』をなさっています。

そこで明らかになったのは、
「女性の活用を!」「少子化の解消は重要な課題です」と掲げる党が、
では女性が社会で活躍しやすくなるように法律を変えたり政策を整えようとしているのかというと、
必ずしもそうではない、ということでした。

これは調査側の思い込みや主観ではなく、
政党からの回答によって明らかになった客観的事実です。

 それについて詳しくはこちら。
 ・どんな目的/方法等で、何を各政党に尋ねたのかについてはこちら
    http://p-wan.jp/site/modules/pico/index.php?content_id=56

・結果についてはこのページから。
 特に、下方にスクロールしてピンク色のバナーが出てくるところの下、
 回答書のチャートや、その分析と考察のふたつを読むとわかりやすいかもしれません。
 http://p-wan.jp/site/modules/d3blog/

・上野さんご自身のこの調査に関する考察(新聞のコラム記事)
   http://gifu.kenmin.net/akenminh/kou-2/seitou/131fpa1..pdf


そして話は、講演を開始した時点での問題に戻ります。
第二次世界大戦後に日本の女性は参政権を得て、政治的権利は平等となったのに、
未だに社会的平等が達成されていないのはなぜなのか、と。


上野さんは、上記の『ジェンダー平等政策についての全政党への調査』によって
女性支援策を推進しようとしていない政党ほど、『不戦』『非核』を掲げていないという相関性についても触れて、

また、
雇用機会均等法の成立やその後の流れと、
労働者派遣法の成立やその後の流れについても述べながら、


今の社会が、新自由主義の政治によって、
『自己責任』を国民が感じざるを得ない空気になってしまっていることを説いていきます。


そこでは女女格差も生まれ、
労働者を使い捨てしやすい仕組みがあること、
非正規労働者が増加していること、その7割は女性であること、
他罰より自傷傾向・メンタルヘルス系の問題を抱えるようになる若年層が増加していること、

そのために、社会的弱者が怒りの声をあげることがなく、連帯しにくい社会になっていることを
調査結果や法整備の年代、背景等を丁寧に添えながら語ってくださいました。


上野さんはおっしゃいました。

誰でも、事故にあうかもしれない。病に倒れるかもしれない。
親が要介護状態になり、仕事を辞めざるを得ない状態になるかもしれない。
誰もが、社会的弱者になる可能性がある。

そして今は超高齢化社会です。安心して弱者になり、安心して老いることのできる社会が必要、と。


そのためにはリスクを再分配する必要がある。
社会で連帯し、つながりあい、支え合う必要があるとおっしゃっていました。


それは私にも身近な経験なので、非常によくわかる。
私の実家でもある日突然祖父が倒れ、そして父に病気が見つかり、家には祖母もおり、
母が大変な状況を1人で背負う羽目になりました。
ただ、母の年代はきょうだいが多めで、母にも頼れるきょうだいが3人いるので、
いざとなれば…という精神的な拠り所はまだあったと思うけれど、
もし私が母の立場だったら…拠り所が何もないな…と感じます。



Wen-Doも、あの強烈なロゴマークのとおり、「輪になってつながること」を重く見ます。
連帯を目指すことの重要性は、私も共感できるし、実感もしています。


同時に、連帯って、時にとても難しいんですよね…。くじけそうになることも度々…。

社会にはりめぐらされた分断のための策略の網にすぐにひっかかってしまいそうになる。
いっぱいいっぱいになってしまうと
「私だって大変な中、自分のことは自分でなんとかしてやっているのだから、
 あなただって自分のことは自分でなんとかしなさいよ」と思ってしまいそうになる。
  *上野さんは
   てんぱらない、こわれない、ひとりで抱え込まない、が大事とおっしゃっていました。
   もう、心底から賛同。


講演の最後に上野さんは
教育とは、どんな状況下でもサバイバルできる力をつけるためのものではないだろうか、と結びました
(正確にはこういう言い回しではなかったと思います。そこは差し引いてくださいね)。


  *  *  *  *  *  *

よりかからずに、よりかからせることもせずに、でも手はつなぐ。
横並びで、時には与えたり、時には受け取ったりする。
そうしながら、みんなが連帯しながら、でも自分で生きる。


そのイメージに少しでも実践が近づけるように。
これは横並びで手をつないでいることになるのか?
それは、つなぎたい相手と手をつなぐことになるのか?と問いながら。


私があと20年頑張れるとしたら、20年後に、後の人たちが
片足を載せられる程度でもいいから、階段一段分程度の何かは残したいな。


自分自身に対して不相応な期待は寄せないまでも、
せめてそのくらいはしようよ。と思うのでした。


今夜行ってきたライトアップの兼六園。
枯れかけても感動をもたらす、こんな存在がいいなあ!

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by selfdefence | 2013-11-24 16:01 | 女性支援
2013年 11月 22日

『ツレうつ』と『リーガルハイ』での大失敗

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doインストラクターの福多唯です。


石川県の女性センターの1階に図書室があります。
女性センターを利用している人でも知らないことがまだあるみたい。
けっこう穴場で私は好き♪ 小さなお部屋で、あの広さが手頃で落ち着くの。


詳細はこちらです。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/jyoseicenter/library/index.html


月〜土の10−15時開館。
ちょっと不便に思うかたもいらっしゃるかもしれないけれど、
借りるときには開室時でないと無理だけど(←当たり前ですね)
返却は時間外でも日曜日でも大丈夫なのです♪


それに3週間も借りられるんですよー!(←ここを力説するとか…いかに私の返却が常に遅いかってことですね…)


この図書室は『女性』に関連するものを入れていて、DVDも少々あります。
*上記のリンクURLのページ内に、所蔵図書とビデオ・DVDの一覧のリストへのリンクがあります。


テーブルとイスもあって、着席使用者はたいてい誰もいないので(←失礼だろ!!)、
勉強も出来ちゃいます。
私は本を借りないで、集中して2時間程度その場でノートをとりながら読んできてしまったりすることも(家に持ち帰るとけっこう読まないんだよね…)。


貸し出し期間は2週間♪本とDVDと併せて3点まで借りられます。(男性でも利用できます)
以前ブログに書いた「ゆれる」もここで借りることができます。


今回は『ツレうつ』を借りたよ☆


録画しておいたTVドラマ「リーガルハイ」と続けて見た私って愚かだわ。
ゲシュタルト崩壊寸前(笑)


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by selfdefence | 2013-11-22 13:46 | 女性支援
2013年 11月 18日

女性に対する暴力をなくす運動:Wen-Do体験会in金沢が終わりました

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doインストラクターの福多唯です。

11月17日に石川県の金沢市にて
「女性に対する暴力をなくす運動」週間にちなんだ企画としての
Wen-Do体験会を開催しました。

Wen-Doって何?というかたにもご参加いただきたいし、
リピーターさんも楽しんでいただける場にしたいなあと考えて、
前半は初級動作編、後半は応用編(寝室&床技中心)という2部構成にして、
トータルで3時間40分ほどの講座になりました。


今回はとにかくWen-Doの体験会なので、
なるべく動作を沢山ご体験いただける時間を心がけていました。
冒頭のトークで、女性が暴力を受けがちな社会の中に、
 それを(悪気はなくても結果的に)下から支えてしまっている人々の意識があることにも触れて、
Wen-Doの概要や理念、目的をご紹介してから、
あとはたっぷり動作体験の時間としました。


応用編でやったことを少しご紹介します♪


応用編は、寝室という、自分が無防備なところに、目を覚ましたら侵入者がいた!という場合に、
何ができるか?を中心に考えて体験しました。


「体験会」なので、考えてみるだけではなく、「体験」をするのがポイントです。


それは、例えば
 「目を覚ましたとき、寝室の出入口のところに不審者が立っていることに気づいた、とすると、
 その位置関係やその距離で、何ができるかを考えて、やってみましょう」ということです。

それぞれ寝室の様子は違うので、ご自身の寝室を思い浮かべていただきながら行います。
もし「大声を出します」と発言する参加者さんがいらしたら、

   大声を出す。いいですね(^^)
 どんな大声を出しますか? セリフはどうしましょう?
 声は不審者のほうに向かって言いますか? それとも…?


というところまで具体的にします。

すると例えば、「誰っ?! って言います」という方が出てきたり、

「私は、寝ている位置からなら、部屋の出入り口よりも窓のほうが近いので、
   窓を開けて外に誰か来て!と大声を出そうかな」という方が出てきたりします。


加害者が接近したときの対応についても同様です。
・気づいて目を覚ましたら、すぐ側に立っていました。
 ↓
・加害者が太もものあたりに乗ってきて目が覚めました。
 ↓
・加害者がお腹のあたりに乗ってきて目が覚めました。

など、実際にその体制をとって(*これは『せっかくだからやってみよう』と思う人だけです。見学のみでもOKで、その体制での練習をするかしないかは参加者が自分で選ぶことが出来ます)、
相手との距離感、身体のどのあたりならどのように動かせるか…などを確認していきます。

そして最後には、加害者に上に乗られて両手も押さえつけられたら?という状態からの
離脱の方法と、私達の上につっぷしてしまった加害者の避け方(笑)まで体験しました。


《方法があるということを知っているだけで、大きな自信になることがわかりました》
とのお声をいただきました。


ここでの「自信」は、男性加害者を女性でもやっつけられるぞ!という自信ではなく、
どんな暴力や抑圧に大しても自分の方法や力は万能だ、という自信でもありません。きっと。


女性や子どもの護身って、よくそうした誤解を受けることがあります。
そして『過剰な自信を持ちすぎると事態を甘く見ることになり、却って危険だ』と言われることもあります。


でも、Wen-Doを体験してみるとわかるのです。
私達がWen-Doを通して得る自信というのは、そんなレベルのものではない。


方法があることを知ることで得られる自信とは、「どんな場面でも、何か方法があるだろうと私は思える!」という自信です。
言い換えるとそれは、希望。


八方ふさがりに思える事態の中で、誰にも助けてもらえない中で、
「きっと何か方法がある」と思える自分と共に居ることが出来たら、どんなに心強いか。


Wen-Doを体験するとそれがわかるから、多くの女性がWen-Doを好きになってくれるのだと思っています。


ご参加くださった皆様、応援して支えてくださった全ての皆様、
ほんとうにありがとうございました。
これからもWen-Doをよろしくお願いいたします。


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by selfdefence | 2013-11-18 10:14 | 講座の御礼
2013年 11月 15日

反撃に抵抗がある場合

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

今日は、講座で良くいただくご質問について。

それは『反撃に抵抗があるんです』というものです。

言葉はご質問をくださるかたによって微妙に異なっていて、
・人を傷つけると思うと、いまひとつ「やろう!」という気持ちになれない
・反撃を使わない護身術の動作だけで逃げ切ることはできますか?
・人を傷つけるくらいなら自分が傷つくほうがマシと思ってしまうんですが…

などなど。


 …ああ…、相手が傷つく方法だとわかっていることを、
 それでも敢えて行う、っていうこと自体への抵抗感を拭いきれない感じですか?(^^)


とお伺いして確認してみると、「そうです」とのお返事が返ってくることが多いのです。

(稀に、「そうですね…どうせ自分がやっても大した威力にならないだろうなってこともあるし…」など
 ご自身の力への不全感を話してくださるかたもいらっしゃいます)


Wen-Doは短時間単発で女性にセルフディフェンスをお伝えしているので、
ほとんどの短時間講座では、「反撃動作」がメインになります。


*時間が長めで余裕やご要望があったり、リピーターさんの2度目以降の講座だったりすれば、
 離脱の動作も増えますし、ボディランゲージを意識しつつの言語対応や交渉のポイント等も
 入ってきます。



もちろん、「加害者は悪いことをしようとしている人なのだから、やってしまえ!」
みたいなことは決して言いませんし、そうした考え方で反撃をするわけではないこともお伝えするけど、
どのように言い方や伝え方を工夫してみても、
《人を傷つける方法》を行って逃げる、ということへの抵抗が拭いきれない女性は
一定数いらっしゃいます。


ここは、Wen-Doのインストラクター同士でもさほどつっこんで語り合ってみたことがないので、
Wen-Doの共通の見解かどうかはわからないけれど、


私は個人的には、「反撃して相手を傷つけてでも、自分が逃げることのほうが大事!」とは思っていないので、
抵抗があるかたのお気持ちも、わかる…ような気がします。
それに、自分にとって抵抗のあることを自分に強いるのは自分への暴力だから、
そこは無理をしないほうがいいと思ってもいます。



ただ、Wen-Doは、身体的にかなりの危険を感じたとき用のツールなので、
使う気になれるかなれないかを、平常時に想像してもリアルにわかるわけはないのだし♪、と
思っていいような気がするんですね。

のんきすぎるように聞こえるかもしれないけど、けっこう真面目です。キリッ。


もうちょっと真面目な言い方に変えるなら、
Wen-Doは、身体的にかなりの危険を感じたとき用のツールなので、
『Wen-Doを使うか使わないかは、そのときの、ギリギリの状況の私が選ぶこと。
 そしてその私の判断は、そのときの私にとってきっと正しい!』

そのときの自分を信じて全てを委ねる、ってことです。


Wen-Doはスキルでありツールです。
使うか使わないかの判断も選択も、するのは私。

それは、抵抗があるなら使わなくても良い、ということです。


でも、もしかしたら使いたくなることがあるかもしれない。
絶対にないとは言いきれない。


使いたくなったときの私のために、今学んでおく、という発想ではどうでしょうか。


  *  *  *  *  *


というのが、ご発言をいただいたときの私のお返事の主な内容です。


私個人は、私の中に、Wen-Doをどう位置づけて納得しているかというと。


Wen-Doは私にとって、他者からの攻撃という困難に直面しても、
ギリギリまで私を私のままでいさせてくれるツールなのです。


Wen-Doを知る前の私には、他者からの攻撃(と私が感じる言動)を受けたときに、
大きくわけてふたつの方法しか選択肢がありませんでした。


1) 相手を怒らせないようにする(適当にごまかす/従っておく)  か、

2) 相手を黙らせる(謝らせる/ギャフンと言わせるを含む)  です。


そして、そのふたつとも、それを行うときに、
私の関心毎の中心は『相手』になり、私は私自身に注意を向けることができなくなっていて、
私は私を捨てなくてはなりませんでした。

それをやっているときの自分自身に違和感があり、どちらをやっても辛かった。


でも、Wen-Doを知ってからは、身体的な危険や攻撃に備える心の余裕が持てるようになり、
1)も2)も不要になりました。


「どうしてそう感じるの?」
「なんでそんなことしてくるの?」
「あなたが言ってる××ってどういう意味? もっと詳しく話して」
「ちょっと私には理解しにくかったから、別の説明をしてもう一度言ってもらうことはできそう?」
などなど、
対話や交渉に耐えられる自分になった、と言うのかなあ。


アサーションや様々な学びによって、Wen-Doに出会う前にも、
そうした対話やコミュニケーションについて知らなかったわけではないのですけど、
自由自在に自分のものとして使いこなしきれている感がなかったのです。私の場合。

あと、時間をかけて対話をする という状況そのものにイライラして(笑)
『早く決着をつけたい!!』気持ちになってましたね(←白黒思考というか、
「地雷を抱えて生きるくらいなら爆発させてやれ!」精神というか)。


それは
「結局、力(*身体的暴力)でやられたら終わりだ」という恐れが拭い切れていなかったからだと
Wen-Doと出会ったときにわかりました。


そんなWen-Do、17日に金沢市で体験できます。


***********************************************************************

11月17日(日)午後、
《女性に対する暴力をなくす運動週間》Wen-Doスペシャル体験会をします。
詳細はこちらのエントリーにて。
http://wendosd.exblog.jp/21267176/

***********************************************************************
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by selfdefence | 2013-11-15 13:53 | 質問への回答
2013年 11月 12日

暴力の影響から自由になるには:「私らしさを取り戻す」

こんにちは。Wen-Doの福多唯です。
今日から「女性に対する暴力をなくす運動週間」ですね♪ 25日までです。
Wen-Doでは体験会をしまーす。

さて、今日は金沢市での「私らしさを取り戻す」講座の日。
全12回のこの講座も今日が11回目でした。

    この講座の元は、(特)レジリエンスのころケア講座です。

今日は『育った環境とその影響から自由になるには』と題して、
主に暴力が「子ども」や「親子関係」にどのように影響・作用するかや
それをどうケアしていけばいいのかについて学んだり考えてみたりする回でした。


いろんな思いや疑問(その問題点が見えたところで、じゃあどうしたらいいの?な気持ち)を参加者さんが抱きやすい回だろうなと予測してはいたものの、
どんな発言やご質問があがるのか具体的には想像が及んでいなかった私。
実際にやってみたら、思いがけないご質問も沢山いただいて、お返事しながらとても勉強になりました。


今回の内容の総合的な理解の鍵を私なりに捉えると、
「親子役割の逆転」と「境界意識」との関連について整理がつくようになるかどうか。


そこが整理ができると、
「暴力のある家庭では親子役割が逆転しがち」→「子どもは境界意識を持ちにくくなる」
→家庭内に限らずあらゆる人間関係で(その子は大人になってからも)〈よろい〉をまとってしまいがち
→〈よろい〉にはクリティカルボイスが深くからんでいる
→〈よろい〉を外す=暴力の影響から出来る限り自由になる には、
   安全な場(仲間、環境、機会)と、クリティカルボイスの発生プロセスへの気づきが必要
→クリティカルボイスが聞こえてきたら、具体的には何をどうしたらいいのか

という内容が、一連の、連なるものとして捉えられるようになるし、
「境界意識」 についてクリアになった上でその一連を見ることが出来るようになると、
『どうしたらそれを改善できるのか』『具体的には何をどうしたらいいのか』についても
自分で自分に必要な答えが出せるようになるんだろうな、と思います。

逆に言うと、
「親子役割の逆転」と「境界意識」との関連がいまひとつわからないうちは、
今回扱う個々の内容のつらなりがくっきりとしにくいでしょうし、

それは「境界意識」についてもクリアになりきっていないということなので、
「境界意識」についての理解があいまいな段階では改善策が自分で見えてこなくて、
《問題点はなんとなく見えてきたけど、どうしたらいいのかはわからなくてモヤモヤ…》な状態に
なってしまいやすいのではないかな、という気がします。


原則が一度見えてしまえば、シンプルなのに、と思うけれど。
私達の周りには、なにしろ情報が多い。
「大人は子どもにとって◎◎であるべきだ」
「親は子どもに××しなくてはならない」などなど、
信念や行動規範、倫理的な責任論から法的な義務に至るまで、
いろんな情報が私達を取り囲むので、
何を指針にすべきなんだろう?と迷うことがあっても仕方ないよな〜と思います。


次回は最終回です。
テーマは『自尊心:きっとある! 私が私のためにできること』です。
皆様ぜひいらしてください♪

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11月17日(日)午後、
《女性に対する暴力をなくす運動週間》Wen-Doスペシャル体験会をします。
詳細はこちらのエントリーにて。
http://wendosd.exblog.jp/21267176/

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by selfdefence | 2013-11-12 16:19 | 女性支援