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2011年 12月 28日

一段ずつ階段をあがるサクセスストーリー

こんにちは。Wen-Doインストラクターの福多唯です。

Wen-Do講座にリピートしてくださっているある方から、
先週メールをいただきました。
ご了解をいただいたので、こちらで公開させていただきます。


(公開に際しては編集しています。写真以下よりやりとりを掲載)

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唯さん


こんにちは。いつもありがとうございます。
1月7日の講座で、あの床技をやるのですね。
行きたいなーと思っていたのですが、仕事のシフトでダメでした。
とっても残念です。あの技をはじめて学んだとき、自分の重い荷物がとけたように思えて、
機会があったらまたやりたいと思っていました。

最近物を整理していたら、本とそれに関するメモが出てきました。
それを見たら、
あの床技とか、それに関する自分の過去のことを整理して、
階段を一段ずつ昇るようにして今の地点に到達してきたプロセスが、
私にとってはセルフディフェンスとサクセスストーリーの一つだったなぁと改めて思えてきました。

こんな出来事があってこう対処した!というわかりやすい例ではないのですが、
自分にとってのサクセスストーリーとして、大事に大事に持っていたい、と感じています。

もし唯さんに伝わるなら…と書いてみます。


片付けをしていて見つけた本やメモとは以下のようなものです。


★メアリーとエイミーというふたりの女性が出てくる本のメモ

メアリーは、誠実に働いて自分の暮らしを成り立たせている『きちんとした人』とだけデートをするようにしていた。その中でも、メアリーに無礼な対応をした人とは二度と会わなかった。

エイミーは、『可能性をひめた男性』ともデートをした。
頻繁に仕事を辞め職を変え、常にお金もなかったような男性をエイミーは助けたいと思い、
自分に出来ることをしよう、ととらえていた。


結果として、
メアリーは常に自分を大切にしてくれる男性と付き合い、
メアリーも相手を大切にし、お互いにとって幸せな生活を築き上げていた。


エイミーは可能性をひめた男性と付き合いながらも、
彼の転職や酒は止むことがなく、常に彼は『可能性をひめたまま』だった。
エイミーは必要とされていると思いながらも幸せではなかった。


(唯さんごめんなさい、細かいストーリーは思い出せませんでした。
 ニュアンスだけは伝わったでしょうか??)


この本を読んで、
『そうだ。
 自分も相手も大切にするような幸せな関係を、相手と一緒につくっていくんだ』と
揺れそうになる自分をメアリーに応援してもらいながら、自分をいさめててきた気がします。


私はどちらかというと求められてしまうと、たとえそれが一時だったり、身体だけだったりしても、
相手に応じてあげたくなってしまっていました。
大切にする/される ということがよくわかっていなかったということもあります。


★求愛から親密な関係になるまでの12のステップ『パワーオブタッチ』

ここでは、親密な関係や愛着を育むことと、
身体的な接触の度合い(ステップ)に関連があって、
ひとつひとつの段階を経ることごとにお互いの愛着が深まっていき、
身体的な衝動を満たした後でも、相手と一緒に居たいと思えるようになる価値が生じるというようなことを学びました。

私も、このステップを知ってから、最後までいくのに時間をかけようと思えるようになりました。
現実は誰とでもそうできるわけではなかったのですが…。

でも、よく雑誌などで言われるような
すぐに身体の関係を求めてくるかどうかで相手をはかるために
焦らすなどして時間をかける、という発想よりも、
相手との愛着を育むために《自分のために》時間をかける、というほうが
私にはしっくり来て、スムーズでした。


メアリーの話や、パワーオブタッチの12のステップの話、Wen-Doでのメッセージなどから、
「私は、自分のために、こうしたいんだ!」という思いを持てるようになったことが、
自分を大切に護る方向への原動力になっています。


一時の感情で、自分の行動を決めてきたこともありました。
逃げたかったから、でも求められて嬉しい、という、
悲しいかな、思いもあって、だったら応えたい、とゆれる私がいて。

でもそれはやはり、自分を大切にすることにはならない、と今は思っています。


なんだかまとまっていませんが。
おつきあいいただいて、ありがとうございました。

Hotaru


*福多註:パワーオブタッチについては下記書籍等もご参照ください。
http://amzn.to/tTXXMi


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Hotaruさん

福多です。
大事な思いのこもったメールを私にいただいて、ありがとうございました。
Hotaruさんにとって、男性との交際や性的な関わりが、
「私はこれでいい」と思えるようになるための
すごーく肝要な部分だったのかなと感じています。
普段あまり話さないし、話せないことですよね、その辺のことは。


> 私も、このステップを知ってから、最後までいくのに時間をかけようと思えるようになりました。

うわあ〜。そうかあー。

私は『楽しくて心身が快適かどうか』という大ざっぱな物差しでしか測らないし(笑)、
特に“そうなっちゃってるとき”は『楽しくて心身が快適かどうか』以外のことはどうでもよくなる(おいおい)ので、
12のステップについては、頭では言われたらわかるけど、
Hotaruさんがどう捉えたかが、とても興味深く思えます。
それは、どんな感じなんだろう。
「こんなにステップがあるなら、一段階ずつをしっかり味わって進まないともったいない!」
みたいなのに近い感じなのでしょうか。
(もちろん、差し支えがなければでいいですし、お答えにならなくても大丈夫ですよー)


> 現実は誰とでもそうできるわけではなかったのですが…。

誰が自分に対していつどのように出てくるかは
どうにもできないところもありますものね。

あと、…なんだろう、
『そうではない相手を引寄せちゃう自分への悲しさ』みたいなものを
感じてしまっている部分が、もしかしたらHotaruさんにはあるのかな。


> すぐに身体の関係を求めてくるかどうかで相手をはかるために
> 焦らすなどして時間をかける、という発想よりも、
> 相手との愛着を育むために《自分のために》時間をかける、というほうが
> 私にはしっくり来て、スムーズでした。

あぁ…。それはわかる気がします。
「はかる」って行為は人を試すようでイヤらしいもの。
そういうことをしちゃうと、自分の中に罪悪感の種を
自分でもそうとは気づかないうちに撒くことになっちゃいそう。
安全なやり方のひとつではあるかもしれないけれど、楽しくないわ。

自分のために、『育くむ』路線のほうが腑に落ちるし楽しめますね(^-^)


福多唯


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唯さんへ

またまたすばやい、丁寧なお返事をありがとうございました。
なんだか、こんな話を、きちんと考えて受け止めていただいて、それだけで救われた気がしています。
ほんとに感謝です。ありがとうございました。


> 自分のために、『育くむ』路線のほうが腑に落ちるし楽しめますね(^-^)

そうなんです。わかっていただけて嬉しいです。
性的行為を、自分のために楽しんでいいのだ、という感覚は
私にとっては、ずっとそう思いたかったのに、素直にそう思えなかった部分でもあります。
よほど罪悪感があったのかしら? なぜだろう?
唯さんに、さっぱりと
楽しめますよね って肯定して言っていただけて、ホッとしました。


それに、軽く誘われること自体が(軽く扱われるところまで行っていなくても)、
すごく悲しいことであり、傷つく体験だということは、誘った当人は気づいていなくて。

でも、絶対拒否したり、否定する人には声かけない、というのがわかるから、
自分の『どうせ拒否しないだろう』と思われているオーラが自分でわかってしまうことが、とても悲しかったです。


拒否どころか「あんた、そういうのって、ありえない~(怒!)」みたいなきっぱりとした反応をする人には、
彼らは絶対声をかけないのだろうなと思うから、
私だってそうすればいい!とも思うのですが、
でも、私がそういう対応をすると、きっと逆切れされるだろうという気がしてしまうのです。
だから、穏やかに、相手に火をつけないように、その場を収めることを第一に考えてしまう。
また、私の場合は、大切にする/されるよりも、
私を求めてもらえているということのほうが優先順位が上だったので、
『どう応じようか』にすぐ行ってしまっていたかもしれません。


身体的な関係を持たなくても一緒にいて楽しい相手だろうか、とか
ピンと来る相手かどうか、とかよりも
寂しい、とか、何かを埋めたくて、自分の存在意義を認めたくて、
よく言われる理由だけれど、
そういうので、私も動いてしまっていたなと思います。


> それは、どんな感じなんだろう。
> 「こんなにステップがあるなら、一段階ずつをしっかり味わって進まないともったいない!」
> みたいなのに近い感じなのでしょうか。

私は身体の関係から入る(ことになってしまう)相手が多かったので、
短時間では、きちんとした生き方の人か、
自分を本当の意味で大切に愛してくれているかはわかりませんでした。


そこを
身体の関係から入るようなことになってしまう自分を否定して罪悪感を持つのではなく、
ちゃんとステップを踏み、時間をかけてゆくことで、
しっかりと会話もでき、性的な時間以外も長く共に楽しめる、ずっと大切に過ごせる愛着の深いパートナー関係を作っていけるんだなと希望が見いだせたのが嬉しかったのです。

そうして逆に今では、身体からではない入り方での出会いもいただくことができました。

ステップを意識するようになったことや、
Wen-Doや唯さんの講座でもらったメッセージなどで冷静に背中を押してもらうことで、
揺れそうになる自分を支えてこれたように思います。


唯さんに受け止めていただく姿勢を見せていただいて今私が思うのは、
当時の私みたいな悲しみを他の人が一人でも感じないように、
望まない妊娠やその不安を女性が抱えて過ごすようなことが一人でも減るように、
私も、なにかしていきたいと、改めて思えました。


唯さんの自己開示してくださったお話でも、
私はラクになったり、いきたい方向が見えたりしています。
ここまで来れて嬉しいです。
唯さんとWen-Doのことを応援しています。


Hotaru



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●お読み下さった皆様へ
年明けのWen-Do講座にて、
Hotaruさんが書いてくださっていた床技が入ります(1月講座)。
皆様、もしよかったらぜひいらしてください(^-^)


【京都府京都市】Wen-Do T-ワークショック No,2
  「寝室への不審者対応&床に組み伏せられた体制からの離脱」
  ■H24年1月7日(土)13:00~17:00 4時間
  ■京都府京都市 ひと・まち交流館にて
  ■主催:女性の為のセルフディフェンス(Wen-Do)愛好会
  ■詳細・申込み:http://kokucheese.com/event/index/18706/


 【大阪府大阪市】Wen-Do T-ワークショック No,3
  「反撃技の応用と、相手が複数の場合 等」
  ■H24年2月5日(日)13:00~17:00 4時間
  ■大阪市 クレオ大阪中央にて
  ■主催:女性の為のセルフディフェンス(Wen-Do)愛好会
  ■詳細・申込み:http://kokucheese.com/event/index/21624/
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by selfdefence | 2011-12-28 14:34 | サクセス・ストーリー!
2011年 12月 15日

DV防止フォーラム Gifu2012

こんにちは。
Wen-Doインストラクターの福多唯です。


2012年1月14日に、岐阜県岐阜市で「DV防止フォーラムGifu2012」が開催されます。


とても大掛かりな企画です。
なぜここに私の名前が連なっているのか。
心あたりがなさすぎる自分なのが哀しいような気もしつつ(笑)、
せっかくいただいたご縁と機会、楽しんで取り組んでいます。


先日は現地の方々や分科会をご一緒させていただく「あゆみだした女性の会」の廣瀬直美さんとも打合せをしました。


廣瀬さん、現地の学生さんが作成なさったというフリーペーパーらしきものをお持ちになってくださって、見せてくださいました。
第2号で、テーマは「スキって何?(だったかな。なんかそんなようなカンジ)」。


というのは、私と廣瀬さんはデートDVがテーマの分科会をご一緒するので、
廣瀬さんは、若い方々の恋愛観が見て取れるのではなかろうか、ということで、
(デートDVなる現象が『若い』人だけに起こることではないのは承知なのだけど、話題としてね)
それをお持ちになってくださったのでした。


そこには、恋愛に関する色々な本音/つぶやきみたいなものが、見開きにダーッと掲載されています。
ちょっと意味不明なものから、「なるほど、今の若い人の言葉だなあ」と感じるもの、
「ああ、10代〜20代ってこんな感じだったよなー。あまり変わってないんだな」と感じるものなど、様々です。



岐阜県の職員さんや、現地の代理店の方なども一緒に、廣瀬さんがお持ちくださったそれを覗き込んでいたそのとき、


誰とは明かしませんが、ある人が、意外そうな口調でおっしゃいました。


「"幸せをしみじみ感じる瞬間"って例に、
 『朝、(恋人に)《おはよう》ってメールして、《おはよう》って返事が返ってきたとき』
 って書いてある?!」
    *正確にはそういう記述じゃなかったかもしれないけど、
     まあそんな感じのが載っていて、そこが話題になったということです。


その人が何を意外に感じるのかが、よくわからなかった私。


    え? それって、幸せじゃないですか?
    ほんのちょっとしたことでメールして、共感的な返信が来ると。
    私なんてすっごい幸せ〜。 そのやりとりで数日間は生きていける(笑)。
    この感じ、わかるな〜。


と言ったら、最初に意外そうに発言なさった方は

「えっ?! ウザい!! って思っちゃう。重ーっ!、みたいな」。


    そうなんだー?!
    まあ、私、体質が特殊っていうか(笑)恋愛体質なとこあるんで(^^;
    ちょっとしたことですぐにキュンとなれるお手軽なとこあるからなー。
    そっかー。ウザイって思う人もいるんだー。
    気をつけなきゃ(笑)



というような会話に花が咲き(?!)。


当日、本番の分科会もこんなざっくばらんで本音を交えたトークで進むと理想的ですが、
限られた時間内で話すという意味では、もっとお固くなっちゃうかも。


というか、私達の分科会でなくても他にも魅力的な分科会がありますから、
皆様、ぜひ足を伸ばしてお出かけけください。
アロマハンドマッサージや肌診断コーナーまでありますよ!


●DV 防止フォーラムGifu2012 詳細(岐阜県のページ)
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/sonota/danjo/dvforum2012.html


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by selfdefence | 2011-12-15 10:50 | セルフディフェンス全般
2011年 12月 15日

カリフォルニア研修のご案内

こんにちは。Wen-Doインストラクターの福多唯です。

名古屋でご活動を展開なさっている「DV防止教育センター」さんから、
2012年3月のカリフォルニア研修のご案内をいただきました。
私は、ちょうど子どもの合否発表や卒業式の入る日程なので残念ながら見送ります。
でも、またとない貴重な機会ですので、
行けるかたはぜひぜひ!



リトル東京サービスセンター訪問とカルフォルニアの児童虐待とDVへの対応を学ぶ研修会
~加害者への対応を中心としてのご案内

□日程

2012年3月14日、15日~リトル東京での研修プログラム
    3月16日~Alyce LaViolette氏の研修と研修講師との夕食交流


□研修プログラムの内容(予定)
  1、児童虐待について~怠慢法、虐待を受けた子どもへのケア
  2、DVについて~緊急一時避難所とステップハウスでのDVサバイバーと子どもへのサービス
  3、DVと虐待の関係
  4、DV加害者について~州法と保護観察官、警察の仕事、検察局の訪問、
    DV加害者グループ治療
☆Alyce LaViolette氏は加害者プログラムの草分け的な存在の方で、数々の福祉や人権分野の賞を受賞されています。テレビ出演やトレーニング、講演会などお忙しい方です。
☆15日夜は地元の女性リーダーの交流会にも参加の予定で折衝中。
☆16日夜はAlyceさんや研修プログラムの講師の方たちと夕食をとりながら交流します。
☆すべてに通訳がつきます。


□費用:80,000円(渡航費。滞在費、観光費用などは含みません)
3日間の研修講師謝金、会場費、資料代、通訳謝金、ランチ、飲み物、3日目の夕食交流費用など含む


□募集人数:12名(申し込み順)
13日日本発 14日~16日研修、17日~18日観光、19日LA発,20日日本着のツアーも計画中。


□申し込み方法
名前、住所、職業(所属団体など)連絡方法、参加動機などをDV防止センターまでEメールでお知らせください。

□ その他
リトル東京サービスセンターはミヤコホテルが便利です。


□主催:DV防止教育センター
お問い合わせ先
電話:052-618-9663
FAX:052-618-9664
メールdvpec@myad.jp
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by selfdefence | 2011-12-15 10:00 | 女性支援