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2010年 10月 31日

対ツキノワグマの護身(?!)

ちょっと心躍る(?)サイトを見つけました。


(特)日本ツキノワグマ研究所さん。
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/


山の中での遭遇と平野部での遭遇では対処が異なるのだそうです。


私の住む石川県でも、熊ちゃん出没のニュースが時々聞かれるので、
「クマへの護身術ってどうすればいいの?」と時々(冗談で)たずねられ、
『あいにく専門外です』とこたえてきたけれど(それしかない)、
仕事抜きの、個人的な興味として、知りたいなと思ってきました。

ツキノワグマ研究所さんにその対処法がっ!(キラリーン☆)


■市街地、農耕地、平野部でクマと遭遇した場合の対処法(2010.10/25)■
  市街地での受傷は重傷化しやすいが治療地点が近いので軽減されやすい。

(1) 「クマを見て後ずさり方」は山中での対処法
  現在、平野部に出ていること自体、興奮状態なので、市街地では効果は無い。

(2) 一瞬にして下半身を物、藪で隠す。電柱の前に立つ。建物の前に立つ。
  これで体を動かすな。クマは動いている車両、人の方へ方向を変える。

(3) 夜間、庭で物音がしても見回りしない。

(4) 犬を連れた早朝、夕刻の散歩はなるべく避ける。

(5) 物を置いて逃げる方法は、物より逃げる者を優先して追う。

(6) 今年の出没が収束する時期。
  やや間延びするだろうが寒冬との予報なので、兼ね合いで11月中旬の予想。



とのこと。

詳しくは日本ツキノワグマ研究所さんのサイトにて。
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/
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by selfdefence | 2010-10-31 17:10 | セルフディフェンス全般
2010年 10月 28日

ハコミセラピーワークショップin金沢 第2弾 H23/1/15〜16

〔ハコミセラピーワークショップ in 金沢 第2弾〕

アメリカで生まれた、深くて、効率の良いセラピーのひとつであるハコミセラピー。
その体験ワークショップが北陸にて開催されます。

H22年7月に開催した金沢開催第一弾のワークショップが大好評となり、
第2弾の開催が、H23年1月に決まりました(^-^)

今回は、ハコミのさまざまな手法の中から「マインドフルネス」という考え方と、その実践方法をご体験いただけます。

日常の人間関係やコミュニケーションにも大変役立ちます。
北陸開催の特別割引価格にもなっています。

冬の北陸は美味しい季節でもあり、 (^-^)
この貴重な機会をぜひご活用ください。




■日時:2011年1月15日(土)~16日(日)の2日間(通い可)
    (初日)11:00~18:30 (2日目)9:30~17:00


■会場:シーサイド松任 和室研修室
    石川県白山市相川町2462 TEL:076-274-3190

   (地図)http://www.seaside-matto.jp/access.html
    宿泊も可能です。温泉大浴場があり海がすぐそばです。
    ・無料駐車場も沢山あります☆
    ・JRご利用の方は「JR松任(まっとう)」駅よりタクシーにて10分程度。
    

■テーマ:ラビング・プレゼンス
■講 師:高野雅司(ハコミ公認トレーナー/心理学博士)
■定 員:25人程度
■参加費:18,000円(初日のみは12,000円/2日目のみの参加は不可)


【お問合せ・お申込み】
世話人:女性に役立つセルフディフェンス
    福多唯(ふくだゆい)までメールでお寄せください。
infowendo アットマーク yahoo.co.jp
*チラシデータもあります。ご入用な方はご連絡ください。




〜〜〜〜 より詳しく知りたいかたは以下もどうぞ 〜〜〜〜
 (ハコミトレーナーからいただいた文章です.
  文責と(c)はハコミの高野さんにあります)


■ハコミセラピーについて■http://www.hakomi.net/

どこか日本語のようにも聞こえる「ハコミ」…。実はアメリカ先住民、ホピ族の言葉で、
「日々のさまざまな出来事に対して、あなたはどんな風に係わっているでしょうか?」
という意味をもっています。
もう少し易しく言い換えると、「あなたはどんな人でしょう?」という意味です。
コミ創始者のロン・クルツさんに、夢の中で与えられた言葉だそうです。


1980年頃、アメリカで産声をあげたハコミは、
心と身体のつながりに注目するさまざまな療法(ゲシュタルトセラピー、バイオエナジェティックス、フェルデンクライスメソッド、等)の影響を受けつつ、
彼独自の理論を統合した、包括的な心理療法です。


ハコミは、東洋の仏教や老子の思想からも強い影響を受けています。
ハコミのセッションは、ある意味「援助者つきの瞑想」のような感じです。
丁寧かつ繊細に自分自身の内面を観察しながら、
セラピストと共に深い自己探求を行っていくのです。


言葉だけのカウンセリングとは異なり、
イメージや身体感覚などの全てを使って無意識の世界を旅していき、
自分でも知らなかった自己の欲求や感情に出会い、
自分を知らず知らずコントロールしていた「人生脚本」に気づくことでその変容を促します。
そのようにして、もっと自分らしく心豊かに生きていくための道を
自分自身で発見していく機会を提供し、援助していきます。



■ワークショップのテーマ:マインドフルネスについて■

 マインドフルネス(Mindfulness)とは、
自分自分の中で起きているさまざまな事柄に、
ただただシンプルに気づいていくという行為です。

普段、私たちの心は絶えず忙しく働いていて、
たとえば自分自身が本当に感じていること、身体が発しているメッセージなどに、
ほとんど気づいていない時の方が多いぐらいです。

リラックスし、心を少し静かにして、
自分の中に「今ここで」起きていることへと意識を向けてみると、
普段はあまり気づいていなかった自分自身と出会うことができるでしょう。

また、そうしたマインドフルネスの意識状態を活用して、
無意識に自分が何かに囚われてしまっているが故の「生きにくさ」を、
乗り越えるための道筋を発見していくこともできます。


■講師:高野雅司(ハコミ公認トレーナー/心理学博士)■
・一橋大学を卒業後、コンサルティング会社勤務を経て渡米。
 カリフォルニア統合学研究所にて博士号(Ph.D.)を取得。
 また、日本人としては初めてハコミセラピーの公認トレーニングも修了。

・1997年に帰国し、心理臨床の現場で活躍すると共に、
 コミュニケーション能力向上に関する研修/コンサルティング活動も行う。
 また、自己表現に不慣れな、多くの日本人に適した、繊細かつ内省的な心理療法としての
 ハコミの紹介と普及にも力を注いでいる。

・著書に『トランスパーソナル心理療法入門』(2001年、日本評論社/編共著)、
 訳書に『魂のプロセス』(1999年、コスモスライブラリー)、
 『ハコミセラピー』(1996年、星和書店/共訳)、他。


■個人セッションを受けられるよう準備中です■

高野先生より1対1で、ハコミセラピーを受けることができます。
別途料金にて可能です。
おひとり様1万円。1月14日(金)を予定。所要1時間。3人ほど。
(1)15:00〜 (2)16:15〜 (3)17:30〜
ご希望の方は希望時間帯を添えてお知らせください。


【お問合せ・お申込み】
『女性に役立つセルフディフェンス』フクダまでお寄せください。
infowendo アットマーク yahoo.co.jp
*チラシデータあります。ご入用な方はご連絡ください。




〜〜 ワークショップお申込みは以下に記入しご連絡ください 〜〜
〜〜 ●は必須項目となります 〜〜 



メール件名:〔ハコミ金沢「マインドフルネス」申込み〕

本文:

ハコミセラピーin金沢「マインドフルネス」に申込みます。

●名前(ふりがな)

●住所

●TEL

●FAX

●メールアドレス

◎参加動機(任意)

◎初日のみの参加の方はお書き添えください。

◎個人セッションをご希望の方は希望時間帯を以下よりお選びになり、お申込みください。〔日程はすべて1/14(金)を予定。所要1時間〕

(1)15:00〜 (2)16:15〜 (3)17:30〜

◎レベル2在籍中/修了 の方はその旨お書き添えください。

◎ワークショップ初日(1/15土曜日)の夜、
 参加者同士の夕食懇親会を予定しています。講師の高野さんももちろん参加です。
 ご希望の方はその旨お書き添えください。
 予算は4000〜5000円。
 北陸の冬の味覚をぜひ一緒に堪能しましょう ( ´ ▽ ` )ノ



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ご案内は以上となります。お問合せ、お申込みをお待ちしています。



なお、上記ご案内の文面は転送・転載等、大歓迎です。
(が、ハコミについての説明部分の文章の
 無断転用や要約してのご紹介などはご遠慮ください)

この情報を必要となさる方に当案内を広く届けたいので、
情報発信の手段をお持ちのかたは
転送、転載、リンク、リツイートなど、ぜひよろしくお願いします (^-^)
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by selfdefence | 2010-10-28 11:09 | 学びのシェア
2010年 10月 26日

Safety Dance! セブ・パシフィック航空


飛行機の機内安全の説明、 フィリピンのセブ・パシフィック航空さんです。

私の大好きなコタキナバルに行くには、
関空ーマニラーコタキナバルと跳べば、セブ・パシフィック航空を使えるのかな?


カナダのWEN-DOの本部では「型」を教えてくれます。
日本では、ダイジェスト版の講習がほとんどなので、
「型」に登場する技の動きの全てを習得している女性が少ないため、
「型」は、講座等ではお伝えしていませんが(リピータさんでも「型」を知る女性はほとんどいらっしゃらないという、ちょっと残念な状況なのですが、)

実は型の練習はけっこう楽しいのです ヽ(´▽`)/

あの、「型」をもうちょっと簡易化して、ダンスにしたら
ダイジェスト版の講座にも取り入れられるかなあ?


でも、日本女性の場合、初対面同士だと引いちゃうかな(^^;


リラックスして、気をゆるした状態でないと、歌ったり踊ったりというのは
楽しみにくいところがありますね。


リラックスして開放的な場を作るのは、緊張する場を作るより、ずっと難しいです。
だからこそ、チャレンジのしがいがあるのですけれど。





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by selfdefence | 2010-10-26 09:53 | つれづれ
2010年 10月 24日

DV加害者プログラム研修の記録 3


※この記事は、ふたつ前の記事からの続きです。
※全て講師談の記録です(私自身の捕足は*で書いている部分です)



◎加害者プログラムの名称について (講師談)

・加害者「更正」プログラムという言い方は講師は個人的には好まない。
 更正という言葉には、『命じられて仕方なく応じる』ニュアンスを感じるから。
 プログラムが効果をあげる鍵は、
 参加する加害者が暴力を辞めることに能動的になれるかどうか。
・「心理教育(psycho educational)」プログラムという言い方は なかなか良いかも。
・「Stop the Violence program」などもわかりやすくていいと思う。
・加害者支援プログラムとか、加害者サポートプログラムという言い方は
 社会的に誤解も受けるし、プログラムの本質に沿っていないので、不適切だと考える。



◎DV加害者プログラムの目的

加害者が暴力を「やめる」こと。
 →受け身で教育を受けさせられて更正するのではなく、
  自らの主体的な選択として
  「やめる」ことができるようになるのが目的。


ゆえに、ファシリは参加者に「暴力を辞めろ」とは促さない。
加害者には、『暴力を辞められない理由』がある。
そこを一緒に考え、探し、ハードルをひとつずつよける作業をグループで行っていく。
加害者の持つニーズに対して、ファシリは何を提供できるかを考える。




◎グループ分け
・男性加害者と女性加害者では、別々のグループがある。
・講師の所属する取り組み団体の場合は、
 あらゆる邦人援助が主目的なので、
 日本人男性、日本人女性を受け入れている。
・特に、英語に不自由する邦人在米者は優先的に受け入れる。




◎加害者プログラムの成り立ち(米国の場合)

・プログラムは刑法の中の条例に基づいて行われる

・DV行為で逮捕される(容疑者とされる)と、
 まず一時拘置所(Jail)に送致となり、プログラムを受ける命令が下される。

・プログラムは週に一度、52週(期間とすると1年5ヶ月間ほど)の受講義務が標準
 (それより長い人も短い人もいる。決めるのは軍の?保護観察局)

・プログラムに参加/修了すると、
 いわゆる『前科者』扱いにはならない
 (*日本の、交通違反で反則金を払うと大丈夫みたいなのと似てる?)

・欠席は3回まで
 その回数を越える欠席分は、必ず受講して穴埋めしなくてはいけない。
 穴埋めは1回の欠席に対して1回の受講とは限らず、プログラムの提供団体がそれぞれに決めている(法律での規定は、1回の欠席に対して最低一回以上の受講 というようなもの)。

・プログラムは有料。実施団体に参加者が直接支払いをする。
 *一応、州毎で下限~上限額が提示されてはいるが、厳守ではないようで、
  実施団体で上限を超える参加費にしてもそのことは問いただされはしない様子。

・プログラムの実施団体は、参加者(加害者)の支払い能力を理由に
 受講を拒んではならない。
 (*どうしたら受講してもらえるかを考えるのが最優先。
   実施団体により受講費が異なるので、別の団体を紹介することもあれば、
   そのほか、臨機応変に対応することもある)
  
・いわゆる心理臨床の専門家(有資格者)がプログラムの専門トレーニングを受けて、グループに入る(ファシリテートする)。

・プログラム受講中は、夫婦カウンセリングやカップルカウンセリングを
 併用してはならない。加害者やサバイバー自身が望んでも不可。
 

・プログラム実施団体は、受講期間中のカウンセリングがなぜダメなのかを、
 加害者やサバイバーに説明できなくてはならない。





◎ファシリに最低限必要な資質、準備

・ファシリ自身が安全(非暴力者)で生活や精神状態が安定している。
 そして自分をコントロールできる。

・精神疾患についての基本的な知識がある。

・繰り返して研修を受け、学び続けている。
 →最良・最新のものを参加者に提供できなければ失礼と思える人。

・自分の、その活動への「パッション」を 自分でわかっている。
 →パッションとは「内側から湧き出てくる、ある思い」。
  パッションとその活動や仕事がどのように関わっていて、
  それらが自分の毎日やこれからの人生にどう影響するのかを
  わかっている(言語化できる)ということ。

・セルフエンパワメントができる。
 →自尊心があり、積極的に肯定的に物事ができる。
  自分の長所と短所を認知した上で、
  自分に責任を持って生活していく努力ができる。





◎グループセッションで皆が繰り返し考えること、行うこと
(*グループ参加者はグループに入る前にファシリとの個別面接を経ます。
  その面接のときにも以下を確認します)


・その暴力は生まれつき(赤ちゃんの頃から)か?
・そうでないのなら、いつからか?
・暴力を使ってしまうのはどんなとき?
・そこにパターンはあるか?
・暴力につながる怒りの感情をどう見分けられるか?
・怒りをコントロールする手段はあるか?
 どんな工夫を試みたことがあるか?
 それは上手く行ったかどうか? どのように?
・上手く行かなかったときに、何がハードルになったか?
・怒りを感じたとき、その感情を、関係のない人にぶつけたことはあるか?
 誰にぶつけがちか?
・ジェンダーについて (グループセッションがある程度進んでから)
  どう育てられたか?
  「男だから(女だから)」と期待を背負わされたことは?
  「男だから(女だから)」出来てしまったことや、許されてしまったことは?
・親やきょうだい(身近な家族)の振る舞いがどうであったか。
 それをどのように感じて育ったか?
・各種ロールプレイ
・「もうだめかも(暴力を振るってしまうかも)」というときに
 できることが思いつくか?(グループセッションがかなり進んでから)
・頼れる機関やサービスについての情報提供(グループセッションがかなり進んでから)



◎ファシリの心構え

・グループ開始の初期は特に、安全な環境で
 (例えば、事務局には誰か他の人が在中しているなど)、
 部屋の中でも安全な位置に座る(出入り口ドアの付近など)。
 この配慮は、ファシリ自身の護身のためでもあるが、 参加者に暴力を振るわせにくくする配慮としても重要

・何事もオープンに話し合い、困りごとは参加者と相談する

・隠しごとをしない。ウソをつかない

・秘密厳守

・自分の行いや発言の全てが、 参加者にとってのロールモデルになると心得る

・その人自身(参加者)が、自分の話(ストーリー)を 自分で展開できるようにすることを援助する。

 例)
 「昨日、またやっちゃってさ~」と語りはじめ、
 でもその後、誰かが察してくれて「殴っちゃったってこと?」などと
 言葉をつないでくれることを期待する風な参加者がいたら、
 ファシリは「やっちゃったっていうのは、何をですか?」と尋ね、
 必ずご本人に続きを明確に話してもらう。

 どのような出来事があって、経緯はどうで、
 そのときに自分はどう感じ、相手はどんな様子で、
 どのような展開となり、その後どうしたか、
 その話を今したくなったのには理由があるのか、など
 ひととおりを独力で展開できるようにサポートすることが大切。
  


◎グループセッションに入るときにファシリが心がけること

・参加者を「待つ」姿勢で臨む
  →しっかりと準備をする
   時間の余裕を持って参加者より早く会場に入る
   ファシリ自身の心と身体の準備をする

・約束が守れそうにないときにはそれを予告し、 参加者と解決方法を相談して解決する

・自己評価とセッションの評価を毎回行う

・記録をして、保管する

・新たなアイデアを入れる

・ファシリ自身のストレス解消やケアの方法と、 そのための時間を、必ず持つ

・参加者にルールを守ってもらう

・ファシリに対する意見(時に不満)は必ずセッションに還元する

・ユーモアを取り入れる。その余裕を持つ

・参加者との境界線を保つ
  人には「見せたい自分(外面)」
     「見せたくない自分」
     「無意識な自分」の
  3側面が必ずある。
  参加者にもファシリにもそれがあるということへの配慮を忘れない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


講師の坂本さんは、その場にいるだけでゆったり感と温かさを醸し出すように感じられる方でした。
ユーモアを交え、遠方からも参加した参加者のからだの疲れや眠気にも常に配慮し、
タイミング良く、「休憩にしましょうか?」と。

また、「では、今から休憩にします」と一方的に伝える感じではなく、
毎回必ず、「そろそろ休憩にしましょうか?」と、参加者に相談する形でおっしゃっていたのも
印象的です。
日頃からそのようになさっているのだろうなぁと感じました。


坂本さんは、何度も繰り返して、以下のようにおっしゃいました。

「アメリカは日本と状況が違います。
 私達LTSCがこうした活動が出来ているのも、法律やシステムや社会に支えられているからこそ。
 『村がかり』で支援しています。
 現在の日本で、同じようにはできないでしょう。

 でも、今、出来ることを始めれば、日本も30年か40年後には
 今のアメリカのような状況を手にできるかもしれません。
 だから、同じように出来なくても、今、出来る事をするということにとても価値があるのです」



そして、アメリカが、現在の状況になった理由として

●法律ができた(けれど当初は機能していなかった)
●(法律が出来た後に)O.J.シンプソン事件があって、特に司法に関わっている人が動くようになり、
 法律が絵に描いた餅ではなくなって、法の施行が強化された
●女性の政治家が増えた
●サバイバーが声をあげる(あげられる)ようになった
●Hudプログラム等で、シェルターやステップハウスなどにお金が出るようになった
●地域コミュニティの社会貢献活動活性化のための社会機運が全体的に高まった

ことなどを挙げていらっしゃいました。
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by selfdefence | 2010-10-24 13:06 | 加害者関連
2010年 10月 24日

DV加害者プログラム研修の記録 2


※この記事は、前の記事「DV加害者プログラム研修の記録」の続きです。


【LTSCのステップハウス コスモス について】

・アメリカではステップハウスという言い方ではなく
 「トランジッショナル ハウス」と言う。
・DV被害者がシェルターを出た後の、家を探すまでの一時滞在先。
・アメリカでは、ステップハウス事業を行う者は40時間の研修受講が義務づけられる。


『LTSCのステップハウス コスモス』
◎秋の花のコスモスから命名。弱々しく見えても強い花。
◎コスモス滞在中、滞在者はそこでのプログラムをこなしながら、
 自立の準備をする。
◎プログラムは1ヶ月~24ヶ月(人により様々)。
◎週に一度は、サービス・コーディネイターとの面接があり、
 滞在者のニーズチェック、自立目標までの進捗チェックを行う。
◎支援グループも有。訓練を受けたファシリテーターが入る。

 グループに専門のファシリが入ることは非常に重要。
 ファシリがいないと、リーダー格のサバイバーが自然に生まれ、
 リーダー格サバイバーが何らかのトラブル時に非難対象にされかねないため。


【コスモスに入れるサバイバーとは】

・シェルターを経た人で、次の段階に移る準備が出来ている人
・DVのサバイバー
・裁判所から加害者に対して、接近禁止命令が出ている人
・非暴力を支持する人
  *DV被害者が、非暴力支持者とは限らない
・子どもへの虐待をしていない人
・薬物とアルコールのアディクションがない人
・独立する意思のある人

*最も、最初から上記のような人ばかりではないのが現実で、
 「守ってもらえる」「何かしてもらえる」という気持ちでコスモスに頼ってくる人もいる。
 初回面接時に、コスモスがどのような施設であるのか説明し、理解してもらい、
 納得して入居してもらう。


【入所に際しての手続き】
ロサンゼルスの全てのシェルターに共通する申請書があり、それに記入。
 ・名前
 ・どのシェルターにいるか
 ・ケアマネージャーの名前
 ・国籍
 ・母語
 ・英語の理解度
 ・シェルターを出たことが以前にもあるかどうか
 ・接近禁止命令が加害者に対して出ているか
 ・共に暮らす子の人数
 ・別居している子の人数
 ・(別居している子がいる場合)その子の現住所
 ・加害者は子どもの父親かどうか
 ・加害者の名前、職業、
 ・加害者の居住地、行動エリア(よく遊びに出かける場所など)
 ・加害者はどのようなDV行為をしたか
 ・弁護士はついているか(その名前)
 ・児童保護局が介入しているかどうか(その担当者)
 ・他に受けている支援があるか
 ・コスモスに来てどうしたいのか。
  それをしたい/コスモスでなら出来る、と思える理由は?


出された申請書は、LTSCの4人以上の職員が目を通す。チームで取り組む。
  プロパティマネジメント担当からふたり。
  ソーシャルサービス担当からふたり。


面接も、第一面接、第二面接が必ず行われる。


面接後、職員4人(申請書を読み、面接に立ち会った職員)で、
 そのサバイバーの受け入れについて検討する。
  *サバイバーがどうか、ということではなく、
   自分たちの施設設備や力量、活動主旨で、
   その人をお引き受けすることが出来るかどうかを謙虚に検討する。
  *アメリカの場合、お断りしても他のステップハウスをご紹介できる。
   様々なタイプのステップハウスがあるので、
   サバイバーのニーズに沿ったステップハウスをご紹介することが大切。



【入所が決まったら】
サービス・コーディネイターとサバイバーとでプランを作成。


◎週に一度  報告会をし、必要に応じてプラン変更も行う。

◎2週に一度 サポートプログラムに参加。
       内容は親業、セラピー、その地域の人々との交流など。

◎入所から6ヶ月間は外泊はできない



【運営】
ステップハウスの運営は以下の提供する助成金や寄付金などの財源によって支えられている。

1)Hud(アーバン ハウジング プログラム)
  住宅についての助成。建設や修理等はここの資金にて。

2)ワーキングプアを援助する財団
3)日系人の企業

   2)、3)については提携しており、
  「どうしても財源が苦しくなったときだけお願いするから、
   お願いしたときには、資金援助して欲しい」と契約している。
  (援助してもらわない時期もあるし、
   いざとなればここがあると思えるのは心強い)


   アメリカでは、財団は(?)
   収益の○パーセントをコミュニティの社会貢献事業に還元しなければならない
   という法律がある。
   そのため、お願いしなくても、寄付の申し出をいただけることもある。


4)LTSCのある地域の人々など

5)加害者プログラムからの収入(加害者自身のプログラム参加費)



さらに続きます☆
http://wendosd.exblog.jp/13490720/

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by selfdefence | 2010-10-24 12:49 | 加害者関連
2010年 10月 24日

DV加害者プログラムの研修記録 1

2010/10/10~11 
DV加害者プログラムの研修に参加しました。

主催者さんは『DV防止教育センター』さん。

講師は、『リトル・トーキョー・サービスセンター(米、カリフォルニア)』の
坂本安子さん。


私自身の、記憶の定着のためのアウトプット作業を兼ねて、
ブログに記録を掲載します。

私のノートテイクから起こしたものなので、正確さを欠く部分(講師はそういう意味で言ったのではなかったことなど)が含まれているかもしれません。




■ リトル トーキョー サービス センター(LTSC)について


【LTSCとは】
日本語しかできない米国滞在中の邦人支援のための総合サービス支援センター
(NPO法人的な団体)


元々は、カリフォルニア在住の日系2世(もしかして3世かも?)の人たちが「日系1世のおかげで、自分たち(2世、3世、以降の世代の方たち)の今のアメリカでの立場があるのに、1世の人たちは開拓者であるにもかかわらず、自分たちよりも不便や困難が未だに多い(*多分米国生まれではないために米国籍を取れないとか、生まれつきアメリカで育つ日系人ほど英語が自由自在というわけにはいかない、などかなと想像)。1世のためにも、何かできれば。邦人は邦人で助け合おう」と立ち上げた。


『日本語しかできない(英語があまり流暢ではない)邦人ならば、旅行者でも一時滞在者でも商社員でも、LTSCのドアを叩く全ての人の困りごとを一緒に解決する』センター。
現在も、DV被害者(サバイバー)視点や加害者プログラムの他、様々な、幅広い支援サービスを行っている。(DV被害者支援のために出来た施設というわけではない)




【サバイバー とは】
DVにあっても、生きようとしている/してきた人


【在米邦人サバイバーのトリプル・ビクティムとは】
1)カルチャーの違い
2)リソースや情報が欠如している(日本の家族と離れてしまっている)
3)DVの被害そのもの

 →在米邦人サバイバーを支援するには
   ●リソース(連携、つながり、資源)を集め、支援の和を作る
   ●リソースとは、生活に関わること全て
     教会(お祈りのために通う場所)、
     スーパー(職、または飲食物の提供)、
     ホテル(避難時の滞在場所)、
     飲食店(飲食物や食事の提供)、
     元サバイバー(体験の共有)、
     ペットショップ(サバイバーのペットの世話など)
     友人
     カウンセラーやソーシャルワーカー、弁護士、医師、看護士など

 →友人は特に大切
   ●誰にとっても、「友」という存在は大切。
    周りが支援者、専門家ばかりになってはいけない。
    なぜなら、目前の課題が解決すると支援者や専門家はサバイバーと
    接することができないから。
   ●サバイバーの「友」が、友でありつづけるためにも、
    サポートやサービスは専門の人が行う体制が望ましいし必要。



【逃げない被害者、逃げても加害者の元に戻る被害者について】

『なぜ』逃げないのかや、『なぜ』戻るのかよりも、

『なぜ、今のような状況になってしまっているのか』を考える。
    
    →人の『行為』になぜ?と焦点をあてると人を責めがち。
     行為ではなく『状況』に焦点をあて、人を責めない支援をする。


逃げても戻るサバイバーには、その理由を話してもらえるようにすることが大切。
支援を求めてきたサバイバーは、逃げられる状況や環境があれば逃げる。
ニーズを確認し、そのニーズに対してどんなサポートができるかを考える。



【サバイバーと共に働くステップ】
※ここで講師が使った「働く」という言葉は『jobをする』ってことじゃなくて、
 多分、ワークする(共に課題解決に取り組む)みたいなニュアンスの気がします。


1)ケアマネージャーとサバイバーの共通点を沢山見いだす
   =ふたりとも同じ人間なんだ、対等なのだ、ということを実感する
  *女性であるとか、日系人だとか、朝起きて夜寝るとか、スイーツが好きとか、
  ホントにどんな共通点でも構わないようです。


2)サバイバーの話を聴く
   =聴くとは「伺う」。伝え返し、要約し、ニーズを確認していく作業。
    秘密厳守。


3)サバイバーが少し落ち着いたら
   「DVのある場から離れたら?」を考える

   I. DVのある場にいながらサバイブしているということは
    既に、「その暴力に対して耐える力を行使している」ことであり、
    離れはじめの第一歩である。

   II. さらにDVから遠く離れることを考える

   III. 「それ」があればもっと離れられると思うこと、その理由をあげていく
    

4)共に働く過程を通して、サバイバー全体を受け入れる
   サバイバーであるその人の、Feeling、経験、性格、過去などすべてを受け入れる。


5)サバイバー自身が選択(dicision making)ができ、
  自分自身へのリーダーシップが取れるようにサポートする

   自分自身へのリーダーシップは、リスクを引き受けられるようになれないと
   取れない。
   リスクを引き受けるには、成し遂げたことについて達成感を見いだすプロセスが必要。

 例)
 暴力によって虐げられてきた(被害者は悪くない、という初期段階のサポートメッセージ)
  →暴力の中を耐え抜いてきた
   (サバイバー自身が、耐えるという力を行使できている、視点への変換)
    →暴力に耐える必要はないという新たで主体的な決断、選択



6)サバイバーが出来ること(達成感を得たこと)をさらに活用する


7)成功している元サバイバーに紹介する

  *元サバイバーなら誰でも良いわけではない。 適任なのは
  ・人助けが上手な人。
  ・忍耐力がある人。
  ・リソースの活用ができる人(ひとりでサポートしようとしない)
  ・秘密が守れる人
  ・サバイバーとして名乗ってもOKだと思っている人



【ステップハウスへの受け入れについて】
*ステップハウスというのは、シェルター(一時避難のための滞在先)を出たのち、自立するまでの間に滞在するところ。
*ステップハウスにいる間に、就業の準備をしたり、自立の目処をつけるなどする。



エンパワメントが進んでいる人でないとステップハウスは難しいかも。

エンパワメントとは
 自分のことをわきまえて、日々の生活をコントロールできること。
 自分のことが自分で出来、「私は出来るんだ」と思えること。


エンパワメントに必要なのは
 ・ヒーリング
  (癒しが終了しているかどうかではなく、その人がヒーリングを感じながら日々生活ができるということが大事)
 ・自分の再発見(肯定的な)
 ・良質の援助サービス。そしてそれを受けられるということ。
 ・主役は当事者であるという認識
 ・独立に向かっての的を得たサービス
 ・他のDVサバイバーとの交流
 ・安心して暮らせる住まい
 ・社会の、DVサバイバーに対するヘルシーな受け止め方


以下に続きます☆
http://wendosd.exblog.jp/13490632/
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by selfdefence | 2010-10-24 12:46 | 加害者関連
2010年 10月 22日

映画『悪人』の感想3

感想1 はこちら。

感想2 はこちら。


=====




 人に暴力を振るわせる要因、人が暴力に巻き込まれてしまう要因
 を、私自身、普段、わかった風に言いがちです。
 
 
 メディアの影響が…とか、育った環境で学習してしまったから…
 とか、自尊感情が低いから…とか、社会の理解や共感がないから
 …とか。


 
 要因=学んで取り組むべき課題が多いおかげで、退屈しないのは
 良いのですが(笑)、



 ただ、なんて言えばいいんだろう…。究極的には、その人自身
(私自身)が、自分のビリーフシステムに気づかない限り、私の中
 の課題は解決しきれないんじゃないかな、という気がしてきまし
 た。


 
 ビリーフシステムというのは、『その人にとっての変えがたい信
 念』とでも言えばいいのでしょうか。


 例えば、ある人が犬を見ると「怖い!」となってしまう場合。
 犬は噛むものだとか、犬は吠えるものだとか、犬は自分を追いか
 けてくるだとか、何らかの信念があるために怖いのかもしれませ
 ん。
 少なくとも、犬を怖がらない人には無い信念が、犬を怖がる人に
 はあるわけです。



 でも、本人が、そのビリーフシステムに自覚的であることは稀です。


 犬が怖い人にとっては、考えるまでもなく犬は怖い。
 毛虫が気持ち悪い人にとっては、気持ち悪がらない人の方が信じられない。
 ゴキブリで総毛立つ人にとっては、ゴキブリとは見たら抹殺すべきもの。



 『悪人』が成立するのは、私だけではなく多くの人にとって、
 あの、殺される女性のキャラが「不快極まりない」ものだったというのが
 大前提なのだと思うのですが、


 「ああいう女は、イヤで当然だよね」ではなく、
 なぜイヤなのか、は、考えてみる価値があると思うのですね。



 その感情の底に、どんなビリーフシステムを私達が持っているのか。
 そのビリーフシステムに気づくために有効なことや、ビリーフシス
 テムを変えるために出来ることが、何があるのか。



 あ、いや、変えるほうがいいとは限らないか。
 気づきさえあれば、捉え方を選択出来る余地が生まれるから、
 まずは気づくだけでもいいのかな?



 そんなアプローチができれば
 「なぜ、私達は男性の暴力がひどくない初期段階に、
  それでも怖さを感じることがあるのか」とか

 「なぜ、私達は危険を実感しているにもかかわらず、
  逃げにくい心境になるのか」などにも使えそう。
  


 『悪人』を見て、いったんはブルーな気持ちになりましたが、
 今は、そんな思いが胸にあります。
 しばらく、明快な答えは出そうにないけれども、
 セルフディフェンスに限らず、様々なことを学ぶ中で、
 糸口を見つけようと思います。



 長い独り言終了です (^-^)
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by selfdefence | 2010-10-22 16:33 | つれづれ
2010年 10月 22日

映画『悪人』 感想2


『悪人』を見ての感想や思ったことの続きです。
感想1 はこちら。

メルマガから飛んできてくださった方は、ここからどうぞ↓。

===


 現実の世界で、女性が男性に殺されたとか暴行を受けたとかの事
 件があると、被害女性について、よくもまあそんなに…と思うほ
 ど勘ぐられます。


 その真偽が定かでなくても、ネット時代ですから、噂は瞬く間に
 広まり、すると被害女性を護ろうとする動きも起き(それはきっ
 と善意なのだろうけれど)、結果として騒ぎが大きくなり…。
 よくある悲しい光景のひとつです。



 そうした、『リアルでの女性の傷つき』には、『フィクション』
 の中で何がどう描かれるかが色濃く関係している、と、長年言わ
 れてきましたし、そこに私も賛同はするのだけれども、

 
 私が『悪人』を見ながら体験した限り、事はそう単純ではない気
 がしてきました。



 どういうことか。
 

 イヤな女がいて、そのために男はカッとなり、女を手にかけてし
 まう…という描かれ方は定番と言えば定番です。


 それがゆえに、「男がそこまでしたのは、よほどのことを女がし
 たんじゃないのか?」と、リアルな被害者がいる事件ですら、人
 々が〈下衆な勘ぐり〉をするようになってしまっているという構
 造は、確かにあると思うのだけど、



 そもそも(その女のその行為や態度で)、なぜカッとなる?


 そもそも(その女のその行為や態度が)、なぜ不快?


 という問いを、私は自分に対して感じています。
 


 というのは、私には身近に、
「別に。ああいう態度を取られても、自分は何とも思わない。好き
 でもないけど、ほっときゃいい」って言うだろうなーという人が
 いるからです。
 


 その人と一緒に『悪人』を見ていたら、その人の感想ってどんな
 ものになるのだろう?


(感想3に続く)
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by selfdefence | 2010-10-22 16:32 | つれづれ
2010年 10月 22日

映画『悪人』を見てきました。感想1


 映画「悪人」を観てきました。
 http://www.akunin.jp/index.html


 良かったです。引き込まれました。絵もきれいでした。


 
 でも、ちょっと複雑でブルーな気持ちもあるんですよね。


 公式サイトで明かされている情報内で、ネタバレにならない程度に
 (難しいな)書きますと。



 殺されてしまう人物がいて、その人は女性。殺人を犯してしまうの
 は男性(妻夫木くん)という設定です。


 殺されてしまう女性は物語の初期に登場するのですが、彼女は、と
 ても「イヤな女」です(俳優さんの演技力の賜物ですね)。


 細かく見れば、というか、彼女に共感しようと努力をすれば、彼女
 がなぜああなのかは、わかる気はします。それに、「だからって、
 殺しはダメでしょ」という理性もある。それになにより、映画や小
 説は作り物の世界だという理解があります。


 私個人にもあるし、映画を見る皆にも、そうした感覚はあるだろう
 と仮定すれば、映画を観た人々が短絡的に、


 「あんな女、殺されても当然だよね」と考えたり発言したりするわ
 けではないでしょう。そう思いたい。



 でも…。正直に告白すると…。
 私、映画を見ながら、殺された女性に対してこんな感情を抱いていました。


「この女、めっちゃうざいな」「サイテー」「どんだけ自己中〜」
 と。


 特に、殺されるシーンの彼女は本当に醜くて、『逝ってよし』くら
 いの覚めた感じで私はそのシーンでの彼女を見ていました(^^;
 殺されかけているというのに、彼女への同情やハラハラ感がないのです。

 対して、男性加害者、妻夫木君(が演じた男性)には
 「妻夫木くん! そんな女を手にかけちゃだめ! それこそあなたの人生
  お先真っ暗になっちゃうよ(ハラハラ)」くらいに感じていました。
 

 いくら映画とはいえ、人が目の前で(?)殺されかけているのに、
 しかも、『女性のためのセルフディフェンス』の仕事をしていながら、
 私はそのとき、女性寄りではありませんでした。
 男性視点で描かれた物語(とわかっていながら)にそのまま引き込まれてしまっていたし、
 素の自分、
 人権尊重だとか人命最優先とかの感覚がまだまだ浅い自分が露呈しました…。


 サイテーなのは彼女ではなく私じゃん…。


 こうやって、いろんな体験のたびに、私の感情が動き、価値観が
 形作られてきたんだなぁ、と複雑な思いを抱きながら観ました。


 きっかけがフィクションであることは私にとって関係ないのです。
 だって、目の前の出来事自体はフィクションだとしても、私の中
 にわき上がる感情は、いつだって『リアル』で『ガチ』ですから。



(感想2に続く)
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by selfdefence | 2010-10-22 16:30 | つれづれ
2010年 10月 22日

DV被害者サポーター養成講座


いつもお世話になっている、群馬県のNPO法人「ひこばえ」さんが、

DV被害者サポーター養成講座 を行っていらっしゃいます。

行ける回だけの参加もできます。


1.DV被害者サポーター養成講座
  
  講  師    仲村久代先生(NPO法人サバイバルネット・ライフ代表)

  開催日時    第1回  2010年11月13日(土)
                DV被害の現状
          第2回   2010年12月12日(日)
                DV被害を経験した女性を支援するということ
          第3回   2011年 1月15日(土)
                女性相談のありかた(予定)
          第4回   2011年 2月19日(土)
                当事者研究(事例検討とロールプレイ)(予定)
          第5回   2011年 3月19日(土)
                当事者研究(事例検討とロールプレイ)(予定)

         時間はいずれも  午後13時~16時30分です

  開催場所   ひこばえ事務局(前橋市三俣町1-4-13)
                 電話027-268-5606

  受講料     500円(資料代)

  定 員     20名 (先着順)

  申し込み方法  メールまたはFAXで書き宛てにお申込み下さい。
            Mail   chizu-7616  アットマーク ozzio.jp
            Fax    0424 73 7008


ひこばえさんのサイトはこちらです
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by selfdefence | 2010-10-22 14:39 | 女性支援