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2005年 08月 31日

シンポジウム DV加害者の更生を目指して

こんにちは。主催者さんからいただいた情報を掲載します。

============= ここから

9月にDV加害者更生に関するシンポジウムを開催することになりました。
当方は、サバイバーの立場にも耐えうる加害者更生プログラムの実践と研究、理論化を、一貫して推し進めてきました。
そして、ここ数年、独自の体系として整備されてきた、この加害者プログラムのトレーニングには、専門家だけではなく何人ものサバイバーも参加されており、有益な枠組みを提供し続けています。
そして、今回のシンポジウムほど、日本の現実に根ざした加害者更生について徹底討論する機会は、かつてなかったと思われます。
指定討論者として、サバイバーからコメントを提示するという、斬新な試みを行います。

多くの方の参加を期待しています。
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◆◆シンポジウム 『DV加害者の更生を目指して』         ◆◆
◆◆−−被害当事者が納得できる加害者更生プログラムとは?◆◆

〔シンポジスト(敬称略)〕
・吉川(よしかわ)春子(はるこ)
 (参議院議員、DV法改正プロジェクトチーム議員)
 〈*当初、円より子参議院議員に依頼していましたが、急遽総選挙という事態に至っ  
  た関係で、スケジュールの大幅変更となり、辞退され、シンポジスト変更となりま  
  した。ご了承ください〉
・後藤(ごとう) 弘子(ひろこ)
 (千葉大学大学院教授、内閣府女性に対する暴力専門調査会委員)
・土方(ひじかた) 聖子(きよこ)
 (全国女性シェルターネット共同代表)
・草柳(くさやなぎ)和之(かずゆき)
 (メンタルサービスセンター代表、元・早稲田大学講師)
指定討論者:
・高橋(たかはし) 実生(みお)(ファースト・ステップ代表、被害当事者の立場から)
#
#
現在、日本のDV加害者更生プログラムは混乱を極めています。日本でどのように
加害者更生を位置づけ、健全な発展を促したらよいのでしょうか。
海外と日本の加害者更生プログラムの背景の相違、現状の問題点、現在加害者対策で
望まれる諸点を明らかにし、多領域の専門家の経験を持ち寄って、その方策を探ります。


吉川氏からは立法者の立場からの加害者更生の提言、後藤氏からは刑法学者として
国の委員に携わる立場からの提言、土方氏からは草の根のシェルター活動の実践者
の立場からの提言、草柳氏からは日本で最も早期に加害者更生に取組んで
独創的なプログラムの実践と理論構築を行ってきた立場からの提言がなされます。
多くの方の参加を期待します。

[日程]2005年9月23日(金・祭)pm1:30〜4:40
[会場]東京カテドラル・ケルンホール:
http://www.tokyo.catholic.jp/katedoraru.html
      文京区関口3-16-15
      関口会館B1
      (地下鉄有楽町線江戸川橋駅10分)
[参加費]1,500円
[主 催]メンタルサービスセンター:
     〒176-8799 練馬郵便局留/
     Tel.03-3993-6147
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
     ※託児室あり(無料、要予約)
    ※手話通訳(希望があればお申込みください)
[協 賛]アステラス製薬(予定)
[後 援]NPO法人日本ホリスティック医学協会。全国サバイバーズネット。
豊島区社会福祉協議会。

★休憩時に以下の“非暴力を伝える音楽"のピアノ演奏が予定されています !!
・野村誠作曲「DVがなくなる日のための『インテルメッツォ(間奏曲)』」
※【注】同曲は、草柳和之による2001年委嘱作品で、曲名は、DVがなくなる日
までの間に演奏される曲(間奏曲)という趣旨。作曲者の野村誠氏は、作曲家、
京都女子大学専任講師。インドネシア国立芸術大学客員教授。1991年,
ソニー・ミュジック・エンタテイメントの“New Artist Audition 91"で
グランプリを獲得してCDデビュー。1996年,京都JCCアートワード
現代音楽部門グランプリを受賞。


■|シンポジスト・プロフィール|■

【吉川 春子】

1983年に参院比例代表で初当選。第4回世界女性会議(北京)、国連特別総会
「女性2000年会議」に参議院の派遣議員団として出席。パート労働者差別など
女性・労働・平和の問題に取り組む。DV法制定の時期から、全党派で構成
されるプロジェクトチーム議員の一人としてかかわってきた。

【後藤 弘子】
千葉大学大学院専門法務研究科教授。専門は刑事法。子どもとジェンダーに関する
犯罪に対する刑事規制について研究。DV加害者プログラムには犯罪者処遇という
観点から関心を持つ。著書に『少年非行と子どもたち』(明石書店)他、多数。

【土方 聖子】
行政職の最後に男女平等政策を担当し、多くのDV被害女性に出会う。
残りの人生を支援活動に全精力を投入する道を選び、2ケ所の民間シェルターを
立ち上げ、手弁当の活動を行う。
全国女性シェルターネット共同代表。多摩でDVを考える会代表。

【草柳 和之】
メンタルサービスセンター代表・カウンセラー。日本の加害者プログラムの第一人者で、その方法論の整備、専門家向け研修の提供等により、この分野をリードする。
著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、『DV加害男性への心理臨床
−−脱暴力プログラムの新展開』(新水社)他、多数。

【高橋 実生】
自らのDV被害体験を生かし、2002年6月、インターネットを中心に被害者支援
を行う団体である「First Step(ファースト・ステップ)」を設立、代表を努める。
2005年4月に「全国サバイバーズネット」を8団体とともに設立、その代表となる。
明石書店から『ドメスティック・バイオレンスと虐待(仮題)』を出版予定。

============= ここまで



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女性のためのセルフディフェンス WEN-DO
 親サイトはこちら
http://www8.plala.or.jp/shunzei/women's-sd/

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by selfdefence | 2005-08-31 23:54 | 加害者関連
2005年 08月 29日

あやしいメール

毎日毎日、あやしいメールが届きます。
よくこんなに来るなぁと、うっかり感動すら覚えそうなくらい。

巧妙なタイトル・内容のメールが増えている中、
先日、ちょっとこれまでになかったメールがありました。

********

その相手からは、今のところ、3通メールが届いています。

1通目はこんな感じでした(乱暴に要約しています)。

「突然申し訳ありません。私のところに、覚えのない相手から覚えのない内容のメールが届きました。ウイルスだったのでしょうか? CCにあなた様のメールアドレスがありましたので、もし何か知っていらっしゃいましたらお教えいただきたく、メールさせていただきました。突然こんなことをお尋ねして申し訳ありません。身近にこうしたことを聞ける知人がおらず、どう対応したらよいのか戸惑っております。何かご存知でしたら、どうか教えください」


4年前なら多分おせっかい心に刺激を受け、返信を出していただろうと思うのですが(^^; 出さずに放っておきました。
あやしいメールには返信しないのが対応の基本ですし、もし差出人のおっしゃってることが本当で困っていらっしゃるとしても、私が返信しなくてもなんとかなるだろうと思ったからです。

ほどなく、2通目のメールがやってきました。
 
先日連絡いたしました○○です。その後あなた様のPCは不具合はありませんか? 私のほうは、やはりウイルスだったようで、調子が悪くなってしまいました。大変困っています。あなた様も先日のメールは、絶対にお開けにならないほうがいいと思い、お知らせしたく、僭越ながらメールいたしました。 また、こういう場合のPC不具合には、どうしたらいいかご存知でしょうか。先日も申しました通り、身近に聞ける相手がおらず、ほとほと困っております。どうか、よろしくお願いいたします。


 この2通目を読んで、この一連の(といってもその時点ではまだ2回目ですが)メールが、あやしいメールだと確信しました。

 そして放っておいたら、またもや、2日ほどで、「解決しました」というタイトルで3通目が届きました。

先日から何度も連絡しまして申し訳ありません、○○です。PCのことですが、解決いたしました。見知らぬあなた様までお騒がせしまして、本当に申し訳ありませんでした。ありがとうございました。
 これだけでメールを終えるのも申し訳ありませんし、もし良かったら、メール友達になりませんか。私はバツイチな上、子どももおらず、独り暮らしで、退屈な日々を送っています。メールでのおしゃべりを通していろいろ教えていただいたり、出会いが広がればと思います。気が向いたらお時間のあるときにお返事ください。


******************

 あやしいメールにもいろいろあります。そして、メールを見たときに目的とすることが理解できるメールには、不愉快な感じがすることはあっても、「無気味さ」を感じることはありません。

 でも、今回のようなメールって、一体ぜんたい何が目的なんでしょう??? 私に思いつくのはそのメールアドレスが本当に使われていて、メールアドレスの持ち主はそのアドレスで頻繁に外部とやりとりをするユーザーかどうかの情報を得るためかな? という程度です。

 そんなことのために、あんなに労力をかけて、メールを送信するわけですよね。あの労力など何でもないほどの利益が得られる「何か」につながるってことなのでしょうが…。

******************

実は、“4年前の私なら返信してるだろう”と書きましたが、私、以前はこうしたメールに、律義に返信してました(多分)。仕事上、見知らぬ人から相談みたいなメールが来ることは自然でしたし。3度くらい、したんじゃないかなと思い当たります。

  ちなみに、私のメールに対する相手の反応は
  「非常に細やかなお返事をありがとうございました。」とか
  「私の気持ちを理解していただけてることに驚きと喜びを覚えました。
   カウンセリングなどをなさっている方ですか?」
  というようなものでした。
  カウンセリングのブームが始まっていた頃だったので、
  こちらをもちあげる方便として、そう書いてきたのだと思います。
 
  そして、「どちらにお住まいですか? 私は○県の×市です」
  と問かけて来るのです。

 返信したことで、大きな被害につながっていたかというと、見かけ上は(自分の実感としては)何事もなかったです。ただ、私の知らないところで、「このメールアドレスは使われていて、知らない差出人からのメールでもメールを開いて読むようなユーザーのものだ」というような情報が、闇のルートで流れていってたかもしれませんが。

 長くなりましたが(なりすぎ!)
 
 あやしいメールには、どんな場合でも返信しないほうがいいと思っています。
 返信しないことで、こちらに不利な状態が生じるわけではないのですものね。


***
このブログの親サイトは「女子のためのセルフディフェンス」
http://www8.plala.or.jp/shunzei/women's-sd/index.htmlです。女性のためのセルフディフェンス「WEN-DO」の情報なども載せています。

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by selfdefence | 2005-08-29 12:36 | インターネットライフ
2005年 08月 28日

いろいろな護身術について2(つづき)

(前のページに書いた内容の続きです。)

 女性のセルフディフェンスとしては、武道や柔術などの専門の経験がない人が講師となっているプログラムもいくつかあります。「そんなので本当に効果があるの?」と思われる方もいるかもしれません。けど、護身術としては、運動が苦手な人が万が一の場面に遭遇してしまったときですら、即座に出来るようなシンプルで簡単な動き(技)のほうが普及度が高いですし、そうした動きの指導なら、専門家でなくても不可能ではないんです。
 
 かつ、女性のセルフディフェンスとして広まっているものの共通する特徴は、女性の視点で作られているということです。女性は何を怖い(避けたい)と思うのか、その怖さをどう使えば(怖さとどう向き合えば)いいのか、女性の身体はどんな動きは得意でどんな動きは不得手なのか、暴力場面から逃げ延びた女性たちは一体どんなことをしたのか…、などなど、女性の本音を理解して講座の進行も技も考えられています。

 日本で、私がよく見聞きするもの、私自身や、仲間のWEN-DO講師が経験のあるそうしたプログラムは、主に4つ。

 一つめはWEN-DOです。一応私の立場上(私はWEN-DOのインストラクターです)筆頭にさせていただきました(^^)。

 他は、まず、ラカス。アメリカに在住の女性3人が創成したものだそうです。その3人の中に日本人の講師がいらっしゃるので、その方が来日なさるときに各地で講座が行われています。関東(東京や横浜)と大阪での講座が多いのかな。だいたい毎年来日なさっていると思います。昨年は冬に講座がありました。

 アメリカ在住の日本人女性が来日する際に…と言えば、インパクト というプログラムもあります。インパクトはアメリカの各地に支部が出来ていて、日本にもインパクト普及のために活動なさっているグループが関東と関西にあります。インパクトも、インストラクターの女性がアメリカから日本にいらしたときに講座が行われることが多いです(ラカスと違って、それ以外の時期に講座が全くないというわけではないようですけれど)。

 タイファというプログラムもあります。これも発祥地はアメリカですが、現在のWEN-DOのように、たしか既に日本に日本人女性の講師が何人か誕生なさっていたと思います。(最近講座情報などをあまり耳にしなくなってしまって、残念に思っています)

*********

 どのプログラムも、基礎を一通り学ぶには、2日間〜3日間の講座時間が必要です。共通している方法での技も沢山あります。

 私がWEN-DO以外のプログラムをちょっとだけかじらせていただいて感じたことは、ふたつ。

 ひとつは、どのプログラムもそれぞれの信念と考え方があるし、魅力もあるので、優劣はもちろんなく、複数のプログラムが日本で受講可能なのは、女性の選択肢を増やすのですごくいい状況だ ということ。
 (暴力場面において)選択肢を増やすということは、逃げて安全を確保できる可能性が高まっていくことにつながりますから、いろいろ学べるなら、それに越したことはない。

 ふたつめは、ひとつめの気持ちと矛盾するようですが、自分が何かひとつ信じられる方法を知っていればそれで充分なのだ、と、強く感じたのでした。「私はWEN-DOが好きなんだな」「私にはWEN-DOの方法が合っているんだな」と確かめられた…というか、心底実感することが出来て。

*******


 機会(チャンス)にもし恵まれたら、いろいろ浮気をして(笑)、いろいろトライしてみるのって、自分にとってプラスになるだろうと私は思います。『いろいろやってみたけど、やっぱり私にはこれだわ』と思えるは気持ちいいですよ! 
 で、その気持ちを感じてから再び、気に入ったものを学んでみると、一度目の受講では気付けていなかったことに気付くことができたり、新たな、深い学びを得られるように思います。

 
 …と思うので、ラカスもインパクトもタイファも、WEN-DOのライバルと言えなくもないわけですが、機会があればぜひぜひ(WEN-DOもよろしくお願いします)。
 
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by selfdefence | 2005-08-28 03:00 | セルフディフェンス全般
2005年 08月 28日

いろんな護身術について

 この数年で、「護身術」の講座が増えたなぁ…と感じています。WEBで検索したらいろいろヒットするので、ここで書くまでもないかもしれませんが、私のたずさわるWEN-DO以外の、護身関連プログラムについて。

 女性が参加できる護身術として(純粋には護身術と言ったらいけないのかもしれませんが)合気道、少林寺拳法、空手、柔道、などはよく聞くものです。大極拳が護身に通じるとおっしゃる人もいます。

 そういったもの以外で、私が最近(といっても1年以上前ですが)出会ったのは、 カポエイラ。正確には護身術というよりも、格闘技に類するのかも。ブラジルで奴隷として強制労働をさせられていた人たちから生まれたもので、「ボクたちはただ歌って踊ってるだけだよ〜ん」というフリをしながら、不意に攻撃をしかける技を練習したのが始まりと聞きました。そういうわけで、カポエイラは、単に技の部分だけじゃなくて『ダンスに興じているフリ』の仕方(?)も含めて学びます。ただ、普段何も運動していない人にとってはけっこうハード。基本のステップというのがあるのですが、私はそれをやるだけで汗だくになりました。身体が丈夫で運動が得意な人は、きっと楽しく学べると思います。独特な楽器も使うし(^^) 私は側転とか三角倒立などを学ぶあたりであえなく挫折したんですけど…。

 ブラジリアン柔術も、最近護身としてのサイトもありますし、何冊かの護身の本で『護身術にはブラジリアン柔術が最適』と記述されていたりして注目度が高まっているようです。多くのブラジリアン柔術経験者は「女性にもできるよ」とおっしゃいます。私は経験がありませんが、私の本サイトのリンクページから、ブラジリアン柔術を基本とした護身テクニックを公開してくださっている方のサイトに行けますので、良かったら(^^)

 太極拳を学んでいる知人も、護身にとても役立つと言っています。技が直接護身として使えるというよりは、呼吸や息の扱い方が上手になることと、足腰を鍛えることが出来るのが良いのかも。当たり前の話ですが、逃げるためには足腰が鍛えられているほうがいいわけで。こういう「基本中の基本」は、大事です(と、足腰を鍛えていない私が偉そうに書くのもナンですけど)。


 ちょっと前置きだけで長くなってきちゃった。続きをまた書きます。
 
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by selfdefence | 2005-08-28 02:12 | セルフディフェンス全般
2005年 08月 27日

自分さえ良ければ、それでいいんですか?

<講座でいただいた質問>

なんだか、「自分さえ助かればそれでいいのか?!」という気持ちが湧いています。先生は、暴力から逃げるために、こういう方法を学ぶことが大事って言っていますが、こういう方法からのアプローチは、世の中の人を自分本位にはしないでしょうか? 例えば、加害者へのプログラムとか、暴力そのものを未然に防ぐための何かに力を注ぐほうが、大事だと思うんですが。どのようにお考えですか?

A.
  ご質問をありがとうございます。多分、そのことを言い出すには、勇気を出してくださったのではないかな…と想像します。あまり言いやすいことではないですものね。

 まずお伝えしたいのは、…こんな風に言われるのはもしかしたらすごく不本意でいらっしゃるかもしれないんですが…、言いやすいことでなくても、自分にとって大切だと思う時に自分の意見や考えを発言していくという、その意気というか志しは、セルフディフェンスの一番の基本だと思います。今、あなたがご質問くださった姿勢は、この場の、私を含めた全員のロールモデルになる素敵なものだと思います。本当に、ありがとうございます。

 加害者へのプログラムのことなど、おっしゃる通り、大変に大切なことだと思います。それに関して取組んでる方も世の中には沢山いらっしゃいます。

 同様のお考えを持つ人や既にそのことに取組んでいる人も実際いらっしゃいます。でも、その女性たちも、安全を保証されて活動や仕事をなさっているわけではありません。そして、その方たちが、どのようにして自分で自分を護ることができるのかについて全く知らなかったら、暴力によって、尊い志しや活動が途絶えさせられてしまいかねません。私は、それは残念だなって思うんです。

 だから私は、セルフディフェンスを広めるという方法を通じて、女性の生や希望が途絶えることのないよう願い続けたいと思っています。いろんなアプローチがあって、それぞれの存在意義を実感する中で、私はそうしていきたい、という気持ちです。
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by selfdefence | 2005-08-27 12:00 | 質問への回答
2005年 08月 26日

TROY(トロイ)

 昨夜、DVDで、ブラッド・ピットさんの出てる「TROY」を見ました。私は史実ものが苦手で、見ても「…よくわかんなかった」となることが多いのですが、トロイは話そのものはとっても単純で助かった〜。
 
 物語りは、見るからに屈強そうな大男に、(役作りのために鍛えていたとはいえ、大柄で屈強とは言えない)ブラピ演じるアキレスが、一瞬にして一撃を与えて倒してしまうシーンから始まります。ま、映画だし、アキレスは凄腕だからこそできる技なのだけれど(「誰にでも簡単に出来るWEN-DO」には取り入れられない技でした 笑)、少なくとも、“体格が勝負の要ではない”という印象を与えるには充分なシーンです。
 鎧なども、見ていると、急所をよく覆えるように作られているなあ〜、と思ったりして。鼻まで覆われる形だったり、肩や鎖骨の周りは頑丈に守られていたり(ここで写真を見ることができます)。
 セルフディフェンスに携るまで、そんな視点で甲冑を見たことは一度もなかったのですが。
 闘い方、剣の裁き方など、見ているだけでもいろいろ参考になります(出来るようになるわけじゃないですけどね 笑)。


 ****

 トロイでは、「(闘えば)歴史に名が残せる」という言葉が頻繁に出てきました。

 自分が死ぬことがわかってても、男達は闘いに行きます。その感覚は、女であり現代を生きる私にとっていまいち謎めいたものなのだけれど、「名を残す」という言葉が語られることで、なんとなくわかったような気になりました(爆)。
 
 ジェンダーのひとつなのかもしれないし、はたまた様々な楽しみや価値観に満ちている現代に生きているためかもしれませんが、私はあんまり「名を残したい」と思ったことはないかも。似たような欲望を持つとしても、せいぜい「ちょっと有名になりたい」という程度でしょう(笑)。それも現世にいる間に。小物ですね(^^;

 ただ、現代の男性が「名を残したい(そのためには死んでもいいから闘う)」というあの言葉に、どのくらい多数共感するのか、お尋ねしてみたいような気もします。
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by selfdefence | 2005-08-26 11:38 | セルフディフェンス全般
2005年 08月 23日

『こころ』への暴力やダメージにも、身体的スキルは役に立つ

虐待やDVの説明パンフレットなどで、よく「身体的」「精神的」「性的」などと分類されているものを見かけます。

それを見ると、あたかも、
暴力には「身体的なもの」「精神的なもの」「性的なもの」がある、というような理解をしてしまいそうになりますが、

私は、全ての暴力は『こころ』を荒らすもの、『こころ』に影響するものだと考えてはどうかなと、思うことがあります。
(『こころ』っていうのは、身体の類義語としての『精神』みたいな意味じゃなくて、『たましい』とかに近いようなイメージで書きました)


私は、出産のときに死にそうに苦痛だったのですが、あの経験を振返ってみると、
“身体的な痛み・苦痛”だけに、人は傷つくのではないことが、よくわかるんです。

何気ない一言に深く傷ついてしまうこともある。

”あのときのあの言葉を言われた/ あの対応をされた”ことを、何年間も忘れることができなくて、引きずってしまうこともある。

『こころ』が傷つくこと、『こころ』が荒れることに対して、「これ!」という確実な方法はありません。だって“見えない”ものを守ろうというのですから。
それが、暴力対処が難しい一番の理由なのではないかな…と思ってます。

万能なセルフディフェンスはない。
100%保証された安全もない。

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 それを踏まえて、ではどうやって、セルフディフェンス度をアップ(?)したらいいかと考えると、

やっぱり、とにかくいろいろやってみる ことが、大事な気がしています。

少なくとも、「これだ!」と疑いなく信じられ身につけられるものに出会えるまで、うろうろ迷い続けて、あれこれ手を出してみて、感動したり落胆したりの経験を繰り返すことしか、ないのかな。


近道があれば私も知りたいけど(笑)
でも、『最短コース』はあっても『近道』はないのだろうな。


で、今現在、精神的な強さを求めたい気持ちになっている人や、いわゆる「言葉の暴力」とされるものに悩んでいる人にも、ぜひセルフディフェンスを体験してみてもらえたらいいなー、と願っています。

「私の(被害の)場合、殴る蹴るとかへの対処法と違うんだよね」と考えてしまっている人がいたら、もったいないと思う!

一見関係なさそうに思えても、“いろいろやってみる”経験によってこそ出会える答えって、きっとあるし、

全身で学ぶと、身体の一部である脳(ここはひとつ ブレイン と読んで雰囲気を感じてみてください 笑)も活性化されて、『こころ』にも活発で力のある波が生まれます。
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by selfdefence | 2005-08-23 11:28 | セルフディフェンス全般
2005年 08月 21日

女王の教室

こんにちは。今日は日曜日ですね。

今朝、家族の中で私が一番遅くまで寝ていました。
で、小学生の息子に起されたんです。こんな言葉で。

「いい加減に目覚めなさ〜い。もう8時なのよ。・・・なまけものね。」


わかる人にはわかると思うんですが(^^;

土曜日の夜のドラマ『女王の教室』で
よく出てくるセリフなんです(いい加減に目覚めなさい、と、なまけもの、が)。

朝から爆笑で目ざめました。
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by selfdefence | 2005-08-21 16:28 | つれづれ
2005年 08月 20日

DVって一般的ではないと思うんです

DVの話が出ていましたが、DVって、きっとあることだと思うし取組むべき問題だとも思うんですが、割合として、一般的ではないと思うんです。それよりも、通り魔とかレイプとかのほうが怖いんですが…。

A.
 DV(ドメスティック・バイオレンス)が身近な問題として感じられないというのは、率直なご感想だと思います。実は私もかつて、そのように思っていたことがありました。けれど、ある人のご講演を聞いて、びっくりしたんです。
 その人は、犯罪被害にあって殺された女性のうち、夫によって殺された人がどのくらいの割合でいるかを、数字でおしえてくださいました。

 例えば、交通事故や病死、自殺などではなくて、傷害や暴行など刑事事件での被害件数で、結果的に殺人となってしまったものを含めて、1年間に殺された女性の総数を100パーセントとします。そのうち、夫の手で殺された女性は、何パーセントだと思いますか?


 統計を取った年によって若干の推移はあるのですが、60〜65%前後です。半数以上の女性が、夫によって殺されています。

 これを、傷害事件の被害者で見てみるともっとびっくりでした。傷害の場合、夫によるものが90%を超えるんです。暴行では95%を越えるそうです。

 実際は、届出のなされていない傷害事件相当の被害は山ほどあるでしょうし、同僚や友人、恋人、上司、教師などの身近な人物からの暴力被害もあります。



 通り魔やレイプは確かに避けたい被害の筆頭に上がるものですよね。それらについて考えたり対処方法を学んだりすることは大事だと思います。ただ同時に、「DVよりも、そっちのほうが多い」わけではないことは、被害に遭ってしまっている方たちと同じ仲間として、覚えておきたいなと私は思っています。

 そして、「女性への暴力は身近な人物によるものが多い」という実状を知って理解することが、 “女性への暴力”の起こる構造を理解することにもつながり、その理解こそが問題解決の方法の考案にもつながると思っています。
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by selfdefence | 2005-08-20 23:36 | 質問への回答
2005年 08月 19日

暑さ寒さも彼岸まで

なんだかとても久しぶりに書いてるような気分。2週間近く夏休みをしてました。田舎に帰っていただけですが。でも、帰れる場所があり、迎え入れてくれる人がいるというのは、幸せなことだなと感じます。

書く勢いがちょっと停滞していて、再スタートのきっかけを今探しているところです。

8月の上旬までは暑いなあ〜〜〜と感じていましたが、「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったものだなあと感じます。お彼岸を過ぎると、どことなく涼しい風が感じられたり、空が高く見えることがありますね。

あっという間に9月になりそう。9月に入るといくつかWEN-DOの講座が控えているので、気持ちを引き締めて行きたいと思います。石川県輪島市の皆さんや、金沢市で任意活動をなさっている方々とお会いできるのが楽しみです!
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by selfdefence | 2005-08-19 23:23 | つれづれ