こんにちは。
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」に行ってきました。
2回目です。
そのイベントが何なのか?については
こちらからどうぞ
今回は赤坂の元・小学校の建物で行なわれました。
「放課後の学校」がテーマなので、前回のように、自然の中を散策するような
作りとはちょっと違います。
もっと人工的な感じ(当り前ですが。学校ですから)
なので、私の好みとしては、自然をふんだんに取り入れた作りの
前回のセットのほうが楽しかったかな?
ただ、逆に、今回のほうが自分の感覚がリアルに感じ取りやすい気がしました。
前回は「あ、これは…森の中のセット?
足下に土や植物があって、木の根がある…」とか
「丸太の橋を渡っているな」とか
セットがもたらしてくれる感じ
(音、感触、触感、におい、雰囲気など)を楽しんでいたのですが、
今回は設定が学校ということで、もっと人工的だったので、
『暗闇の中の自分を体験する』ということそのものに
意識が向きやすかった気がするのです。
自分が、自分以外=つまり『世界』とダイレクトにつながっているような
そんな感じがしました。
服を来て肉体を持っている自分なのに、
服がない裸…を通り越して、肉体すらないような感じ。
自分が、そこに『居る』というだけで、
「世界とつながっているんだなあ〜」などと壮大な感覚を抱くことは
普段はなかなかありませんから、面白い体験ができたなと感じています。
*****
ところで、子どもたちですが、うちの子どもたちはこのイベントを気に入っていまして、
今回も子どもが希望するから参加したようなものです。
そして、暗闇の中では、彼らはとっても自由なのです。
「そっちへ行ったら危ないよ」と大人に言われることもないし、
「よく周りを見て行動しなさい!」と諭されることもない。
むしろ、暗闇で見えなくてもへちゃらで行動できるので
大人たちが彼らを頼るほどになります。
一緒のグループだったある人が
終わってから、子どもたちに、
「どうしてそんなに平気で動けたの?」と感嘆を込めて尋ねていました。
子どもたちはそれに明確には答えていなかったのだけど
(彼らにしてみれば、困難を感じないから動き回れるわけで、
「どうして見えないからって困難になるの?」と
尋ね返したくなるくらいなのでしょう)
私はそのときに、自分自身に
「どうして私は暗闇で自由に動き回れないんだろう?」と問うてみて、
自分が闇で一番恐れていることが、
“人とぶつかること”だったことに気がつきました。
多少物にぶつかってもいいし、つまづいてもいいと思えるのですが、
人にドスンとぶつかることは避けたい。
その気持ちは強かったなぁ。
下手したら、いきなりKISSしちゃっても不思議じゃないですから(^^;
顔の前には常に手をかざすようにしていましたし。
自分が闇で一番恐れていることが、
“人とぶつかること”だというのは、いろんな意味で私には奥深い気付きです。
多少ぶつかったからといっても、お互い様なのだから失礼でもなんともないし、
恨みを買うようなシチュエーションでもないのにね。
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