こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。
子どもや身内を虐待する人にも色々な人がいるのは事実ですが、
子どもへの虐待に特化した相談員だった当時を振り返ると、
『良い人』『しっかりしている人』『きっちりしている人』は、決して少なくはなかった。
容疑者として親御さんが逮捕されたというこのニュースで、
「明日、新聞に載るのは、自分かもしれない…」と
辛い気持ちで、でもどうしたらいいのかわからなくなっている、
そんな親御さんや保護者の大人も、いらっしゃるだろうな。
女児SOSに衝撃 目黒虐待死つづったノート(東京新聞)
(↑時間が経過すると、アクセスしても見られなくなるかとは思うのですが、どんな内容なのかを転記するのもつらいので、URLだけに)
私のイライラも、怒りも、子どものせいではない。
私が、行動を続けることこそが、この状況を脱するためのベストな方法だ。
楽しく明るい展望は当時はなくて、私が変われる保証もなかったものの、
私がそう思うことができるようになったのは、
どうしてだったのかを振り返らざるをえない気持ちになりました。
私も、
「ゆるしてください」と子どもたちから言われたことがあります。
まだ2歳代だった。
「ごめんなさい」はしょっちゅう言われていた…というか言わせていたので、
言われてもさほど何も感じなくなってしまっていたのだけれど、
ゆるしてください
子どもたちからそう言われたあのときに、
それはこっちのセリフだよ!!
と感情が動いて、
ゆるしてください。私にはひとりでの子育てはもう無理です…。
ってなって、
そのあとは、(子どもたちは3歳未満、私は無職でしたが)
子どもをなんとかして入園させられるように考えねば!など、
それまでとはちょっと違った方法を、考えるようになれました。
結愛ちゃん。
美しい名前。
ご両親が考えてつけたお名前なのだろうか。
誰も望んでいなかった結果が、つらすぎる。
今、つらくなっている誰かに、何らかの形で手にとっていただけることを願って、
私は、私と子どもたちを助けてくれた方法の紹介を、続けようと思います。