こんにちは。
女性のエンパワーとセルフディフェンス Wen-Do Japanの福多唯です。
9/30(土)に、石川県野々市市(ののいちし)で
女性のための護身術講座として、Wen-Doをご採用いただきました。
(いしかわ女性基金 ふらっとミニセミナー)
90分講座で、だいたい以下の流れでした。
小学生や中学生(らしき年齢の女性)も来てくださっていました♪
1)Wen-Doの概要説明(Wen-Doが何を目的に、どんな思いや願いで作られ、広められているのか)
2)護身の土台を支える感覚:バウンダリー(境界意識)の使い方
3)境界意識を使っての護身の実例紹介:サクセスストーリー
車内で危うい目に合いそうになった20歳代女性の話
押し倒されて危機一髪!な時に、すごい方法で自分を護った建築士さんの話
……以上で20分程度…
4)実技その1
自分の体をなるべく痛めずに、最大の効果を上げるためのポイントと動作のコツ
護身動作数種
5)護身行動の効果を上げる4つの要素(性暴力の場合のその後の対応など)
6)覚えておきたい急所の知識
7)実技その2
首に手をかけられたときの外し方
8)ご質問(*最後だけではなく、合間に適宜お受けします)
みなさん熱心で、リピートの方のお顔もお見かけし、ご質問もたくさんくださいました。
「道を歩いている時に、横から、
肩や腕を抑えられるようにして突然『かーのじょ♪』って感じで来られたら?」
というご質問があって、
相手に抵抗するような形ではなく、スルンと回転するような方法で抜ける動作をご紹介し、
実際に練習をペアになって行なったところ、
動作練習をする側の女性が、正しい動作なのに外せなくなっちゃっているペアがいらっしゃいました。
見た所、どうやら、
女性に手をかける役の人が、とても真面目にしっかりと肩や腕に手をかけてくださっています。
あ、実際はそんなに手をかけたままではいられないと思うので、
適当なところで手は離してあげてもらっていいですよ。
すると、
「でも、現実にはガシッと捕まえてきて、簡単には外してはくれませんよね?」
ああ…。その想像が広がるのは、どんなお気持ちがあるからなのかな?
「咄嗟にはこんな風にはできないですし…。
そもそも、(そんな風に横から)来られると思っていないところに来られるので」
びっくりしちゃって動けないだろうな、って思えちゃう?
「そうです、そうです」
私たちが、横から突然の不意打ちをされると…って思うのと同じように、
相手も、私たちがそんな動き方で抜けようとするとは、予測していないことの方が多いのです(^-^)
ですから、案外、想像しているよりもあっけなく外れるかもしれませんよ(^-^)
「あ、そっか」
あと、即座に素早くやれなくても大丈夫です。
数歩歩いて、ご自身の中で『今だ』っていうタイミングを測ってからでも遅くないです。
速度も素早い方が良いとは限らなくて、ゆっくり目でも違った効果が出ることもあります。
それに、もしも抜けられないとしても、身を護るために出来ることは他にもありますよね。
「足を〜〜〜する、とかですか?」
そうそう!
そんなやりとりも随所に何度かありました。
熱心に参加してくださって、本当にありがとうございました。
今月は他に、
●10/7 名古屋での体験会
●10/12 札幌での講座(夕方、夜)
●10/15 札幌での体験会&ランチ交流会
があります。