こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。
今日はワークショップの告知です。
テーマは「バウンダリー」。
自分でネーミングしておいてナンですが、ちょっとわかりにくいですよね。
何を学ぶワークショップなのかというと、
『それは誰が決めること?』
『それは誰が実行すべきこと?』
『それって受け入れないといけないのかな』
『どこまで我慢すればいいの?』
などに関わる、バウンダリー(境界)と呼ばれる感覚について、です(^-^)。
新年なので、改めて自己紹介?から。
私はWen-Do(ウェンドー)と呼ばれる女性専用のセルフディフェンス(護身)のプログラムを手がけています。
セルフディフェンス(護身)って、最初は、
「理不尽なことをされている時に、なすがままになるのではなくて、相手にギャフンと言わせたい!」とか、
「女性に暴力を振るう奴がいるなんて許せない!」などのお気持ちで関心を持ってくださるかたも多くて、
きっかけとしては、それは大歓迎なのだけれども、
学び続けると、
『相手にギャフンと言わせたいと思う自分のこの感情や動機こそ、暴力的ではないのか?』
などの葛藤に突き当たります。
怒りの感情や正義感だけが活動のベースだと、そうした葛藤を越えられません。
バウンダリーの感覚は、セルフディフェンスを学ぶ中では必須のものです。
人権の概念と言い変えて理解してもダメじゃないけど、
それよりは原始的で肌感覚に近いパーソナルな感覚なので、
頭で考えるよりは体の感じを確かめながら日常的にありそうな例を通して感じたり学んだりがオススメです。
バウンダリーがわかって身についてくると、
自然体でスッキリと、自分のために自分らしく動けるようになります。
また、そうすることに後ろめたさを感じることもなくなります。
ちなみにWen-Doにも、「Who is the boss?(それは誰が決めること?)」というワークがあって、
バウンダリーを獲得してからそれをやると超スッキリ☆
(英語だとテンポよくやれるのだけれど、日本語だとテンポが崩れる上に、テンポを意識した日本語訳を使うとニュアンスが微妙に変わるし…で、
やらないことの方が多くて、すみません…)
これまで、コミュニケーション技法を学んでも、
メンタルトレーニング的なことを学んでも、
いまいち対人関係で「あれれ」なことが減らないなあ〜という人ほど、
バウンダリーという概念を獲得するだけで、『そういうことだったのか!!!』となることも多いです。
セルフディフェンスに関心がなかった人でも全然大丈夫です。
よかったらぜひご一緒に〜(^-^)♪
*1/26 小学校での護身術クラス(金沢市内)
*2/18 「学習会:私を愛せる私になる」(金沢市内)
*2/25 親子護身術講座(金沢市内)
*3/14 信頼と共感を育む「私語り」(愛知県内予定)
*3/15 (名古屋市内、内容を詰め中です)
*3/4 川崎市内 Wen-Do(予定)