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TOCfEブランチマラソン2:『なぜそう思ってしまうの?』

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


本日もやってみました、TOCfEのブランチマラソン。
パーソナルセッション等でもブランチを使えると効果的♪
例題として、過去に聞いたお話で試しました。


というのは、その時はとりあえず話しは終わったけれど、
私には「???」がいっぱいで、もっと話し手さんのお気持ちがわかればなぁ…との気持ちが
残っていたからです。



実話のままではなく多々アレンジしているけれど、実話と思って読んでください(^-^)
最初はこんな話でした。


『クッキーを焼いたんですね。たくさんできて、とっても美味しくできたんです。
 それで、いつもの人達に分けたいと思って電話したら、
 その人達は旅館じゃなくてなんと自宅にいたんですよ!
 私はてっきり旅館にいると思っていたのです。
 旅館からならうちの店は帰り途なので寄ってもらえると思っていたので、
 「旅館に行っていたのでは?」と勇気を出して聞いたら、
 皆が旅館に行っていたのはその日じゃなくて、数日前だっていうじゃないですか。
 ひどいですよ。
 私はいつもどうせのけ者なんです。悔しくて、涙が出るほど腹が立ちました』


とっても謎めいていますよね。私も最初は???がいっぱいでした。


最初にその方が話してくださったストーリーの骨組みで
単純にブランチにしてみたものがこの写真です。
ブランチは、下から上へと積み上げるように書きます。
(主人公は話し手さんです。)

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最初は全てを同じ色の付箋で書いたのだけれど、
事実(黄色の付箋)と、
話し手さんの主観的な事象(緑)は色を変えようと思いついてこうしました。



ただ、ブランチを書く以前の課題として、
上記のご本人のストーリーだけでは謎のベールに包まれた箇所がたくさんあります。
例えば『てっきり旅館にいると思ったのはどんないきさつで?』とか。


そのあたりを聞いて書いたのがこの部分です。


e0024978_20261056.jpg
ブランチの読み方がわからないと
写真の付箋だけ見てもわかりにくいでしょうし、
ブランチ外の情報もあるので、

どんな話だったかというと…。



話し手さんは、ある神社の近くに居を構え、喫茶店をなさっていて、
《人々》とはとあるグループの仲間で、話し手さんもその一員。


仲間は、新年から喫茶を営業している話し手さんのお店に初詣の後によく寄ってくれます。


グループ仲間に最後に会った昨年末も、確かに皆は「1月2日に初詣に行く」と言っていました。


なのに、年が明けても「2日の○時頃に行くね。営業しているよね? 今年も初詣の帰りに寄らせてね」のメールが誰からも入りません。


別の用件で年末に、グループの中のある人物が、電話していた時に、
「今年は初詣にかこつけて温泉でも行こうかな」と冗談めいて言っていたので、
話し手さんは
『きっと、初詣の後、皆は(私抜きで)温泉旅館に行くのだろう』と考えました。
そしてそれに関して羨む気持ちも実はありました(←ブランチではこの気持ちは省略。ここを書くとさらに複雑なブランチになりそうで…)。


普段のおつきあいから、皆が行くならあの旅館だろうと目星もつきます。
そこは話し手さんの家(喫茶店)と仲間の皆の居住エリアの間にあり、
帰りに仲間は私の家に寄れるはず。


だから、クッキーを分けたいと思って電話したら…、
私はいつも、のけ者なのだ!…というお話でした。



   *  *  *


矢印を複数またいでつないでいる土星の輪みたいな印は『バナナ』
『AかつB』というときの『かつ』に当たる意味の印です。


(上の)写真の上部に見られる点線の矢印は今回私が勝手にやったことで、
ブランチの作法ではありません^^;;
(正式な作法では点線を使うことはありません)


ここの因果関係をブランチにするには時間がかかりそう〜と感じ、とりあえず『なんかつながりがありそうだと思った印』としてこうしました。



  *  *  *


ここまでブランチを書くと、私の頭に、素朴な疑問が急浮上です。



「美味しいクッキーが多量に焼け」て、
「旅館の帰りならば私の家に人々は寄ることが可能」だからといって、


なぜ、クッキーを人々に分けようと話し手さんは考えるに至ったのだろう?
(ブランチでは省いたけれど、話し手さんは仲間の人たちを羨む気持ちも持っていたので、
 それを思うと、私からは謎めいて見えます)


うーん、どんなニーズや理由があるのかなあ?
『人々を喜ばせたい ?』。

推察は、(そうとわかるように)青の付箋で仮置きし、赤い矢印でつなぎました


e0024978_20261145.jpg

こうして、話し手さんが語らなかった『なぜならば〜』を推察してみると、
あたかも、話し手さんにちょっと近づけた?かのような^^

もちろん、それは真実だと考えてはいけないし、
あくまでも私個人の推察なのだけれど。



1箇所推察すると、他にも推察したくなるところが浮上します。


温泉旅館に行くかのような話を仲間の一人から電話で聞いた。
今年は誰も「初詣の帰りに寄らせてね」と連絡をしてこない。

その二つが事実だからといって


なぜ話し手さんは「人々(仲間)は温泉旅館に行く(に違いない)」と思ったのだろう?
私には、状況証拠としては弱いように思えてなりません…。


e0024978_20261142.jpg
それが、


青付箋を使い、なぜ?に対する『なぜならば〜』を推察として仮置きすると、
もしかしてこうなのかも?!と思えてきます。


推察の手がかりは、話し手さんが《普段からよく言うこと》です
話し手さんがこの3つを(私がブランチで並べたように)繋げて語ることはないけれど、
青付箋の3つのようなことを、よくおっしゃるのです。


ふうむ…。


3色の付箋で構成されるブランチを眺めていたら、青付箋を使いたい箇所にさらに気づきました。



クッキーを分けたいからといって、なぜ電話をかけたのかな?
送るとか届けるとか次回に会う時に渡すなど、別の方法もあるのに。。。


ここにも推察ブランチを仮置きです。
「人々に立ち寄って欲しい」という気持ちがあったのかな?


e0024978_20261238.jpg
うーん?? 置いた途端に違和感大。



電話をかけたのが『帰りに寄ってもらうため』だったことは、
それについては黄色の、事実付箋に補って書き足すことにして(次の写真での、黄色付箋の赤字)、


…そうだとしても、


『寄ってもらうために電話をしても、きっとダメだろう』とか
『クッキーを分けたいけれど、寄ってもらうなんて皆に悪い』などの気持ちがあれば
電話をするという行為には至らないだろうから、


話し手さんが電話をかけることを選択した背景には
『クッキーを分けたいと思っていることを人々に伝えれば
 人々は私の呼びかけに応じるだろう』という思いがあったのかなと推察されて、


以下のように書き直しました。

e0024978_20261321.jpg
↑この写真で左のほうの青矢印と点線の丸は、最初に書かれていた黒矢印を消した《跡》で、
私のオリジナルな工夫です。(*今見返すと、これが消えちゃうと筋が通らない〜。この辺りは あとでまた見なおそう…。←ブランチを書く作業ではこのように試行錯誤が繰り返されます…)



とにかく、話し手さんからは、「クッキーを分けたいから電話した」と
疑問の余地なく直結で語られたことも、

電話をかけたのは、電話で呼びかければ人々は応じるだろうという
見通しを話し手さんが持っていたからこそだ、とか、

そう思えるのは、もしかしたら
日頃のこの人の口癖である
「私にとっての真実は、私の推論と直感だ」の思いゆえなのかも、

などなどを考えることができて、
興味深いです。


  *  *  *


さて、ここまで進み、最初に書いた黒矢印が消えるという展開もあるのだなあ!となると、
さほど疑問を感じていなかった元のブランチの上部も点検したくなってきます。


人々が自宅にいることが判明したあと、
「旅館に行っていたのでは?」と聞くのに、『勇気』が要ったのは、なぜ?


青付箋=話し手さんが持っていると推察される思いが
ここにも影響していそうだな…と、
とりあえずは、混乱したから、としてみました。

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そしていよいよこれから、話の当初から最大の謎だった部分です。
それは、
『なぜこの話し手さんは《どうせ私はのけ者だ》などと思ってしまうのだろう?』でした。


TOCfEのブランチを知らなかったら、私はいきなりここを解読しようとしていただろうな〜。
関心が向かうところや気づきやすいところから手をつけようとしがちなので。


TOCfEはそこに待ったをかけて、冷静に、順番に考えさせてくれるのがすごいです(^-^)



なぜこの話し手さんは《どうせ私はのけ者だ》などと思ってしまうのだろう?


なぜそう思ってしまうのかな?



この話し手さんが『皆が温泉旅館に行く』と考えたことも、
『私はのけ者にされている』と感じたことも、
共通の『なぜならば〜』=【世界観・価値観・信念(ビリーフ)】のためなのかな? 



『温泉旅館に行く(にちがいない)』で出てきたのと同じ3つの青付箋を《どうせ私はのけ者だ》の方にも置いてみました。


「あ、こういうことかも?」と感じられてくることがあり、
さらに1枚青付箋を書き足しました。


でも、繋がりを見出して配置するのが難しく、
しばらく腑に落ちる感がなく(推察だらけだから当たり前か…)ああでもないこうでもないとやって、


たどり着いたのがこれです。

e0024978_23264187.jpg
『人々が旅館に行ったのが数日前であったことを知らされ』たことと(黄色付箋)、
『私はどうせいつものけ者だ』と感じること(緑付箋)には
私から見ると大きな大きな大きな飛躍があるから、ここは青付箋だらけ…。
(論理的な思考ともほど遠い…)


ブランチとしてはループもあるし、ツッコミどころ満載なのですが


とにかくここまで書いて、追ってみて、青付箋を眺めていたら、


私自身が、急にこんな気持ちになってきました。



話し手さんは、あのとき、こんな思いを持って話をしてくださっていたのかな。
こんなビリーフが根底にあったら、辛いだろうな…。


e0024978_23264134.jpg


全体はこんな状態です。
(この写真は《どうせ私はのけ者だ》のあたりを書き直す前のものです。ごめんなさい)


e0024978_20261510.jpg


長いものを読んで下さり、ありがとうございます。


私もこんなに長くなると思ってなかったです。
写真1枚目くらいのブランチで済むかと思って始めたのに^^;;


しかも、こんなに時間がかかる作業になるなんて。(ブログ投稿の原稿書きも含めて、丸1日、10時間以上を費やしてしまった…)


《この手のブランチに手を出しちゃうと大変だぞ〜》の先読みができないのは
まだTOCfEに関して未熟だからだと思うので、


また懲りもせずにブランチを書こうと思います(^^;;
できればもっと単純なものから、マラソンをしたいっ!^^;;



  *  *  *


《これからの予定》
*H29/2/18 「私を愛せる私になる」
*H29/3/4 川崎市内 Wen-Do(予定)

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by selfdefence | 2016-12-27 20:01 | 女性支援

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