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大好きフォーカシング:体をゆるめるスイッチ

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。

昨日、東京から来てくれていたフォーカシングの友を金沢でお迎えしました*\(^o^)/*
観光にももちろん行くけど、
彼女が来るなら、やっぱりフォーカシングのセッションをしたいなあ。

…と思っていた、ちょうどそのとき、
 ものすごく、ものすごーーくタイムリーに、
「金沢でフォーカシングの学習会を探して、福多さんのところにたどり着きました。
 今でも学習会をしていますか。詳しいことを教えていただけますか」というお問い合わせが♪

そのかたも交え、3人でフォーカシングセッションを持ちました。

フォーカシングとは何か?をご存知で、
私のフォーカシングプロセスに障らないリスニングのできる人にリスナーをしてもらってのフォーカシングは、
本当に久しぶりです。

とてもよい時間を持てたので、
昨日のフォーカシング体験を書きたいと思います(^-^)
      挿入の写真は、彼女と観光したあちこちです↓ 午前の観光〜ランチ〜セッション後の兼六園の順。

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(1)からだの感じの点検

足先から頭の先まで、なにか気になる感じがする部分はありそうかな?と
ボディスキャンをすることからはじめてみました。

実は、フォーカシングで取り上げてみたい感じが自分の中ではひとつくっきりしていて、
それにしようかな?という気持ちもあったのだけど、
そうと勝手に決めつけないで、
からだ全体の声を聞いてみることからはじめてみようか、と思って。

スキャンしてみると、気になる感じは複数ありながらも、
時間は限られていて(フォーカシングセッションは15分程度の予定でした)
『それしか時間がないのなら、今はいいです』と自らスッと引いていく感じもあったりする
(そういう感じには、「ああ、そうなのね。じゃあ、またの機会に必ずね」ってな感じで
 去っていく背中にバイバイします)。

残った感じで、気になったのは、
頭の後ろのほうに、なんだろう、電磁コイルがウニャウニャするみたいな、ジージーごちゃごちゃするみたいな、
うるさい感じ。

その感じがある、ということをリスナーに伝えて、それを見てみることにしました。

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(2)それを『うるさい』と思っている部分

『ウニャウニャするみたいな、ジージーごちゃごちゃするみたいな感じ(以下 ウニャジーちゃん にしときます)』に
フォーカスしてみようとするも、

なんか、
それを、

うるさいなあ!
煩わしい!
不愉快極まりない!
ほんっとに勘弁して!!

と言いたくなっちゃう、というか、思ってしまう。

ふーん、そうかあ。
ウニャジーちゃんを『うるさいと思っている感じ』というか、部分もまた、
私の中にあるんだな。

それは、さきほどのボディスキャンでは見えていなかったので、
ここでこうしてやっと声をあげることができたのね、あなたは…(^-^)と興味深く思えて、
うるさいと思っている部分のほうも、見てみることにしました。

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美味しいランチでした。この写真外に、だし巻き玉子と甘エビの唐揚げがあって、880円。


(3)ガマンじゃなくて…

ウニャジーちゃんを『うるさいと思っている部分』の声をもっと聞いてみようとしたところ、

とにかくメッチャいらいらしてます^^;;

『うるせーんだよ!』と叫べるものなら叫びたいくらいにいらいらしている。
そして、ザリザリした不快感を感じている。

けど、私が

      そうかあ、『うるせーんだよ!』って叫びたいくらいなんだね

と言うと、

【そう言いたい、…というわけでもない】と、しょんぼりした感じで、訂正して来ます。

      気持ちはあるけど、言いたくはないの?
      言うのをガマンしているのかな。

【ガマン…っていうか、これをガマンとも思いたくない。
 自分で自分を律したい。
 うるせーんだよ!って言っちゃうと、
 私が嫌だと思っているそれと同じことを、自分がすることになるから】

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実はこの、
言いたいのかどうなのか、とか、ガマンなのかそれとも…のあたりでは、
リスナーにも、適宜かなり言葉を入れてもらいました。

一気にすぐに
【ガマン…っていうか、これをガマンとも思いたくない。
 自分で自分を律したい。
 …(中略)自分がすることになるから】の声にたどり着いたわけではなく、


また、セルフフォーカシングだったら、たどり着けていたかどうか??


こういうときにリスナーがいると
ひとりでするフォーカシングとリスナーがいてのフォーカシングの違いがよくわかります。

自分で自分のその部分に、

      気持ちはあるけど、言いたくはないの?
      言うのをガマンしているのかな。

と声をかけてみるだけでも、
そうしないよりは断然良いのだけれど、

その、自分で自分に聞いている形では、完璧に外部からの声にはならないのが困難点。

なんていうかな…

頭が、その先を、どんどん先取りしようとするみたいな動きが起きてきます、私の場合。

例えば、「言うのをガマンしているのかな」と尋ねていながら、
その答えをちゃんと待つのではなくて、
同時に(もしこういうタイプの返答が返ってきたら次はこうだな…)と
先のことを考えはじめたり、

過去の自分のパターンや経験からして多分こうかもしれないな…、ということを
勝手に推測しはじめて準備をはじめたり、

ガマンなんてすることないのにどうしてしちゃうの?
みたいな主観が質問に混ざったり。

上記の3つはたとえであって、
やっているときはそこまではっきり何かが起きるわけではないのだけど、
重要な質問であればあるほど、
自分で自分に尋ねてみようとすると、上記に類するようなことが、自分の中で起きかけるのが、わかるので、

それをある意味抑えながら「言うのをガマンしているのかな」と聞き、
答えをじっと待たなきゃ!!と身構えてしまうことで、余計な力が入ってしまう。

というわけで、
セルフで、自分で自分に、フラットに、ただ、とりあえず聞いてみる、ということをするのは
けっこう高度なことなのではないか、と私は感じているので、

そんな私にとっては、そういうときに、リスナーに、
「『言うのをガマンしているのかな』って聞いてみて?」とリクエストができ、
そう言ってもらえるのは、とてもありがたいことです(^-^)

私が私に尋ねる必要がなくなると、
その一瞬先で、自分を抑える必要も生じなくなって、

リスナーが尋ねる声→『うるさいと思っている部分』の応答を、
ただ私は見ていればいいだけになれるのが、とても楽

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(4)イラっとしなくなるように、自分で自分をなだめる

『うるさいと思っている部分』は、うるさい!と吐き出したいわけではなく、
できるなら言わずに済ませたいと思っていることがわかったのと、

【自分で自分を律したい】

     ああ…。自分で自分を律したい…

とやっていたら、

あんな風に言えて(*ウニャジーちゃんが、傍若無人に振舞ったり物を言ったりすること)、
いいなと、本音はちょっとうらやましさもあるのだ、

ということを、みせてくれるようになりました。


     ああ、そうか。うらやましい感じもちょっとあるんだ。

とやりとりを続けると、
『うるさいと思っている部分』はそれまで、雲みたいな綿みたいなふわっとした白い感じだったのが、
ほんのりチークをさしたみたいな、一部ピンク色に変わりました(照れてるのかも)。


 あー、なんか、うらやましいみたいで、
 ちょっともも色に、感じが変わった(^-^)

と、私がリスナーに、私の中で起きていることを説明的に口にしたところ、
リスナーが、『ああ〜、うらやましいんだ、そっかそっかー』と応じてくれたので、
『うるさいと思っている部分』も、さらに一段気持ちが楽に。

*ここから、『うるさいと思っている部分』を、もも色ちゃんとしたいと思います。


今こうして(もも色ちゃんの)気持ちが楽になったみたいに、
もも色ちゃんが、ウニャジーちゃんにイライラっとしたときに、
楽になれるような、気持ちをなだめられるような何かがあると良さそうだな、ということで、


もも色ちゃんに、どんなことをしたら良さそうかを尋ねてみると、


渇いていて、水分が欲しそうでした(^-^)。
  なるほど。渇くと一段とヒリヒリするよね…


で、もも色ちゃんを、透明できれいな水で浸してみたら。


ああ、なんか、水があると、音が静かになる。

ウニャジーちゃんの声も、さっきよりは気にならなくなる。
(水の中で音が聞こえにくくなるのと同じ道理ですね)


ウニャジーちゃんの振る舞いは、目では見えているのだけど、
声や音が聞こえなくなると、それだけでだいぶイライラが違うのが実感できます。


そうか、目で見える姿より、音(耳ざわり)のほうが、嫌だったのだなあ。
(そうだよね。最初から
 うるせーという言葉がのどから出かかっていたってことは、黙ってほしい、ってことだよね。
 消えろ!とか、姿を見せるな!というセリフは、一度も言いたくなったことがないので、納得です)


もも色ちゃん自身にとっても、
そのウェットな感じは、悪くはないのだけど…、
ないのだけど…、

なんか、…重い^^;;  と言ってます(^^;;


もうちょっと、ウエット感はありつつも、かろやかでいられるような方法がお望みのようで

一度もも色ちゃんを絞ってその重みをとってから(重いままだとかわいそうやし)、


どんな方法で潤いや湿り気をもたらせると良さそうなのかな?と対話をつづけました。

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(5)リスナーからも提案

もも色ちゃんも、それを知らないからイライラザリザリに悩んでいたわけなので、
私は私の内側で、こうかな、ああかなとやってみて、
どう? とその都度もも色ちゃんに確認してみるも、


どれもなんとなくイマイチ。


そのとき、リスナーが

「提案があるんだけど、言ってみてもいい?」

    言ってみて! なになに?

「霧吹きとか、加湿器はどう?」


加湿器! ナイスかもーーー!

霧吹きは私もやってみていたのだけど、
霧を吹きかけられる感じが、消臭や防虫のスプレーのイメージ(嫌なものを除去するためにする行為)と重なって
もも色ちゃん的には、それはイマイチだったのでした。

加湿器は思いついていなかったよ♪


    加湿器!! それいいね。やってみる。


とリスナーに伝え、ちょっとやってみました。

加湿器のスイッチをオンすると、もも色ちゃんのいる場所全体の空気が潤って湿っていきます。
もも色ちゃんも無理なく潤うし、なにより、周りにとけこみつつ潤う感じが、気に入っている♡
ウニャジーちゃんのジージー音が、水のときと同じく伝わりにくいのもGoodです。

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(6)自分でオンオフのできるスイッチを見つける

加湿器という良い方法が見つかったあたりで、ちょうどセッション時間も程よくなってきていて、
終わりにしてもいいかなあ?ともも色ちゃんに聞いてみたところ、

「加湿器のスイッチが欲しい」。

ごもっとも! 自分で必要なときに、オンオフのできるスイッチが欲しいよね。


今度はどんなスイッチだと良さそうかなあ…と、あれこれやってみました。



壁にある電気のボタンのスイッチみたいに、指で押してパチンとするようなものとか、

ちょっとレトロな、和室の電灯みたいに、ヒモを引っ張るタイプとか。

足で踏むだけでスイッチが入る、とかはどうかな?とか。



でも、どの動作も違うのです。


どの動作も、スイッチのオンオフ作業で、一瞬力を入れて発動しなくちゃならないのが
なんか違う〜〜〜。

加湿器は、和らげるための手段として出てきたものなので、
それをオンオフするときに、力をエイっと入れたり発動したり、ってなるのは嫌で、

どちらかというと、それをすると体が緩むような動作をスイッチにしたい。
(ということが、わかりました)


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(7)ゆるめる動作

緩めるって、難易度高い…(^^;;

整体で、ほんのちょっと、意識や動作のしかたを変えるだけで、
例えば小手先だけでの動作だったものが、腕全体での動作にできたり、体ごとでの動作にできたり…
その結果、筋肉に力を入れるようなやりかたよりもずっと楽にスッとできる、
みたいな感じのことがあるのを、そのときに思い浮かべていました。
(表現が正確ではないかも。
 あと、私はその手の意識の向け方や体の使い方を、
 自分がそうとわかりたいときにいつでもできるみたいなレベルで自由自在に使いこなせるわけではないので
 そういうものがあるらしいぞ、という入り口だけ、なんとなくわかりかけている、という程度)
 

「ああ、なんか、ここをこうすると自然に体が緩む みたいなのが
 整体をきちんとやっていればわかったのかもしれないのにぃーー」と自分のなまくら加減を悔やみつつ、


とりあえずこのときには、もっと普通にできる方法、
体のどこかを意図的に緊張させ(力を入れ)ることで、弛緩(脱力)を容易に引き起こす方法》を取ることに。


肩のあたりでやってみたり、こぶしを握ってやってみたり、
いろいろ試してはみるのだけど、

これも、どのやり方もイマイチ。見た目でオーバーな感じなんだもの。
周りにとけこみつつ は、もも色ちゃんにとって重要なポイントなので、ここは外せません。


「もっとこう、指一本とか、流し目ひとつとか(笑)、
 さりげないやり方がいい」ともも色ちゃん。

   そうだよね^^;;
   流し目ねぇ…。おっ! 目と言えば、眼球運動は使えるんじゃない?!


目を閉じたままで、眼球を思いっきり上にして(首は動かさずに眼球だけで上を見るようにして)、
5秒ほどキープ。
そのあとふっと脱力して弛緩させると、…ああ、これならいい感じ♪
やってるのも人にバレないし(笑)


緩める動作を私が探している間、リスナーは何も言いませんでした。
私も、実際に自分の身体であれこれ試してみていたので、
何か言ってもらう必要は皆無な場面だったから、無言でいくつかを試していて、

眼球でのそれを見つけたときに、

    
    あ! うん。見つけた(^-^)

とだけ言うと、
リスナーも
「見つかったんだね(^-^)」とだけ言いました。

こういう一言が、フォーカサーの私自身 に対してもらえるのも、大事だなと思います。
フォーカシングしてると、フェルトセンス重視だけにかたよりがちなので(私だけ?)。
これも、リスナーがいてのセッションならでは♡

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(8)スイッチを試してみて、終わりにする

眼球運動を使っての『緩めるスイッチ』が、
加湿器のスイッチとして良さそうかどうかを、一度試しました。

すっごくいい感じ(笑)。
はやくこの加湿器を、使う機会が来て欲しいような、来てほしくないような(笑)。


そこまで行けるともも色ちゃんも満たされてます。
フォーカシングはそこで終了です。

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(9)ふりかえり

3人でのセッションだったので、
私、リスナーをしていた人、オブザーバーだった人の、それぞれが、
振り返りをしてこのセッションの終了になります。

私は、フォーカシングをすることに今はもう不便さを感じておらず、
ひとりでしようと思えばできる、と思えているので、
フォーカシングをさらに学ぶ場、みたいなものは、
自分自身のためにはもうさほど、求めていません。

だから、フォーカシングは大好き!でありながらも、
自分の生活や時間の使い方としてはフォーカシングを学ぶ・体験することへの優先順位は下がりがちになっています。
(研修会とか講習会とかフォーカシングの集い等に行かなくなってる、という意味ね)


Wen-Do等での講習講師経験を生かして、
フォーカシングを広める活動をしたいという気持ちはそこそこあるのだけど、
それをちゃんとするためには、
フォーカシングの優先順位をもっとあげて、
時間やエネルギーを確保し、投入しないとな〜…なので、
そのことも、ずっと後回しになっていました。


昨日フォーカシングを久しぶりにやってみて、フォーカシングがやっぱり好きだと思えたし、
リスナーがいてのフォーカシングは、
セルフでできるようになってからもやっぱり大事!とよくわかったので、
すぐに…とはいかないけど、
なんとかできるものならしたいなあ。


ちょっと、フォーカシングへの気持ちが、再燃してきたぞ。


とりあえず、今年の日本フォーカシング年次大会は行ける日程♪
しかも京都♪
行く根回しからはじめます(^-^)


フォーカシングに興味のあるかたは、
ぜひ、日本フォーカシング協会のページをどうぞ。



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by selfdefence | 2015-06-30 12:23 | 学びのシェア

女性のためのセルフディフェンスWen-Do Japan代表福多唯です。本当の声をあげたそのとき、世界は変わる☆と信じて、女性の声とエンパワーのための研修・講習・講師養成をしています。


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