こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。
昨夜はスタッフメンバーでの試写会と打ち合わせでした。
私は以前にも見ているので、今回はちょっと余裕を持って見ることができました。
ああ、何度見ても、大好きな作品です。
自分自身の問題に向き合いながら
それを乗り越えようとする女性達が美しいのはもちろん、
描かれているのが、
「共に居る」こと、「同じことを一緒にする」こと、
自分のことを正直に明かすこと、
相手に耳を傾けること、理解しようとすること、
「あなたが大好きだ」と伝えること、
そしてたくさんのハグ。
だから。
…というか……
ああ、今書いてて思った。
そうじゃなくて、逆かも☆
「共に居てもらえる」と何が起こるか、
「同じことを一緒にして」もらえる、ただそれだけで、何がどうなるのか、
相手が、正直に自身を明かしてくれると、私がどうなれるのか、
耳を傾けてもらえて、
理解しようとしてもらえると、何が起きてくるのか。
「大好きだ」と伝えてもらえると、
ほんとうに全身で抱きとめてもらえると、
どんな奇跡が起こるのか。
どん底を経験した女性たちの語りに「わかる〜!」となって、
そこがはっきり見えてくる。
見るたびに私もここを大事にするぞ、と思えるから、
昨夜は新聞社さんも取材にいらしてくださったので、
そのうち新聞にもご掲載いただけそう♪ 楽しみ!!(*石川県版だけかもしれません)
取材は、何度受けても難しいね。
たいていは(Wen-Doのことでも、他のイベントや企画のことでも)
最初に「なぜ、それをしようと思ったのですか?」と動機を尋ねてくださいます。
その返答からして、しょっぱなから詰まる自分がいつもいる(^^;;
「あなたはなぜ、それをしようと思ったのですか?」
この問いは、
「あなたはなぜ、今のその生き方や有り様を選んでいるのですか?」に等しくて、
ひとことで答えるのはとても難しいのだけど、
生まれてきて良かった、と思える人生がいい。
死ぬ間際に、たとえどんなに体が辛い状態になっているとしても、
「どうして私はこんな目にばかりあわなきゃならないの?」じゃなくて、
「生まれてきて良かった」と思えるような。
『生まれてきて良かった』と心底思える時間。
誰かと愛情をやりとりしたときにお互いの中に生まれるもの。
それを大事にしあえる時間を人生の中でたくさん持ちたいな。
金沢では2015年7月24日(金曜日)の夜の上映です。