つれづれ

隠すことより明かすこと Pablic rather than Plivate

こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。


歯の詰め物が歯磨きでポロっととれてしまい、急遽歯医者に行くはめになりました。


歯医者って…恥ずかしくないですか?\(//∇//)\


私は体があまり丈夫な方ではないし、頭痛や腹痛も人並みに起こすし、

ずっと服薬してるから肝機能とかすごい悪いし、

怪我は多いし、腰や股関節も痛むことがあるけれど、


歯と、生殖器関連だけは丈夫です(←いきなり何を言い出すんだか


だから、歯医者と産婦人科は縁遠さも手伝って、ひときわ苦手。


第一、口の中なんて誰にも見せないじゃないですか、普通。

好きな人と性行為したって口の中なんて見せないよ!


そんなところを、しかも虫歯だったり…で悪くなっているところを

見られるとかいじられるだなんて、顔から火が出るほど恥ずかしい…。



婦人科も抵抗あるけど、婦人科は一応、なんていうんだろう、

(*日本で今一般的なあの診察室とか診察方法についての議論は別として)

その恥や抵抗心を配慮しますよ、という前提みたいな空気があるのに対して、


歯医者さんは、そうした『恥』への専門家としての配慮はしっかりありながらも、

一般的な建前としては、

歯医者で恥ずかしくなるって、それどうなの?みたいな。

歯医者の治療なんて皆平常心で受けるものでしょ、みたいな。



平常心と平常な表情で処置を受けなければならない…というところがまた

さらに恥ずかしさを助長する~~~(わかりにくいよ!!)。



どうせ苦手な歯医者に行かなきゃならないのなら…と、

今回は私が他の保険外治療についても相談したこともあって、

口中の写真までバシバシ撮られてしまいました。


「もっと力抜いてくださいね~」「あ、そこ、その角度でちょっと保っててください」

「そこはもっとゆるめて大丈夫ですよ~」とか言われながら(笑)

12枚くらい撮ったのかなあ。



明かしたくないところを明かす、とか、

さらしたくないものを提示する、とか、

隠したいものを包み隠さずに出してみる、とか、



そういう、勇気を伴う作業でしか、手に入れられないものってあるよね…とか思いながら、

なんとか1回目の診察は終了です。



  *  *  *


《そういう、勇気を伴う作業でしか、手に入れられないものってあるよね》

などと、

歯医者で大げさにも考えていたのは、

ちょうど昨日、《摂食障害回復サポート あかりプロジェクト》のセミナー案の打ち合わせで、

そんな話をしたばかりだから。



自助グループ活動で大事なことって、これとこれと…と確認をしながら、


治療共同体のアミティでは

『隠すことより、明かすこと  Public rather than Private』という、

成長のための理念が大切にされている…ということについて、

あかりPの村田いづ実ちゃんとあれこれ話をしたのでした。



人に知られたくないこと。知られちゃならないと思うこと。

大切な人には特に、絶対にばれたくなくて、それを思うと怖くなるようなこと。

隠し通さなければこの社会で生きていけないだろう、と思うようなこと。

見せたくないところ、見られたくないところ。



そういう秘密って、自助グループやTC(治療共同体)を特に必要としない人にでも、

誰にでもきっと、何か、あるもので、



それを、誰かに自ら明かせたときに、

自分の中に自分への愛情が生まれるのは、

一体どういう仕組みなんだろう(^-^)



この辺のことは比較的長く学び続けているはずなのだけれど。

いまだにその仕組みは、不思議で深くて、よくわからないです(^-^)



 *  *  *  *  *



治療を終え、待合室の受付で次回予約等をして、

「今日はこれで終わりです」と言われたときのことです(まだ続くのか! 笑)



私は、診察券だけではなく、お薬手帳など他にもいろいろ提出したものがあり、

それらの一部が何かまだ戻ってきていないような気がして、

『あれ? えっと(全部あるかな)…』とつい言ってしまったのですね。


すると、受付の人も、「そうかも!!」と焦って

とっさに周囲をパタパタと見てくださったのですが、


オチは、私の気のせい(//∇//)


    うわーっ!! ごめんなさい! 

    私の気のせいです。全部私の手元にありま~す!

    大失礼で、ドッキリさせてすみません(笑)


と言ったら、


受付の人が、

「いえいえ、なんだか、こちらもすみません」と言って、


「本当によくあるんですよ。

 患者さんを『お大事に~(^-^)』と手を振ってお見送りしたとたんに、

 その手に診察券を持っていてお渡ししてないことに気づく、みたいなのが。

 ほんとにイヤですよね~

 しかも、3人ほど立て続けにやっちゃったりして…」


と、ものすごい照れ笑いのご表情で、関を切ったみたいにだーっと話しはじめました。


その受付の人は、

ワールド・テキパキ・チャンピオン・コンテストがあれば優勝するんじゃない?というくらいに、テキパキしているかたで、

どちらかというと笑顔は少なめで、ピリッとしていて、ピシッとしている。


そのような人が、いきなり別人みたいな表情になり、

ご自身の失敗についてペラペラと話しはじめたのが、私にはとても意外でした。

しかもその顔が、超キュート♡



私がヘテロ(異性愛者)でなければ、恋に落ちてるかも!みたいな。



     いや、そんな風に言っていただいて、益々すみません。

     こちらの完璧な思い違いでしたのに、

     普段の失敗話まで引き出しちゃいましたよね、私(^^;

     悪気はないんですけど、イヤですよねぇ(笑)



「そう!悪気はないんです! ないんですけど、ついお渡しするのを忘れるんです。

 それで、表まで走って追いかけてお渡しする…ってことがしょっちゅうで。

 お恥ずかしい話です~」



思いがけない表情で、思いがけない失敗談を話すそのかたを見ることができて、

なんか、

言い方が大げさかもしれないけど、ちょっと幸せでした(*^^*)



私が失敗をし、それを彼女の前で明かしたことになったのが、

彼女の失敗談や、一枚奥にしまわれていたご表情を、表に出すことになったのだなあと。



お互いに、恥や失敗について話しているわけですけど、

なんか幸せ、って。

なんなんだ、これは(笑)



Wen-Doでも、ときどきこんな瞬間があります。

隠すことより明かすこと。

それができる場や関係を、大事にしたいな。


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by selfdefence | 2015-05-14 13:53 | つれづれ

女性のためのセルフディフェンスWen-Do Japan代表福多唯です。本当の声をあげたそのとき、世界は変わる☆と信じて、女性の声とエンパワーのための研修・講習・講師養成をしています。


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