2015年 02月 17日

Wen-Do講演会『十人十色の私らしさ 〜ピンチで光る、心とからだの近いかた〜』

こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。

2月15日に、石川県羽咋市の粟ノ保公民館で、
粟ノ保女性の会の総会での講演として大役をいただきました☆
ありがとうございます。


タイトルは

『十人十色の私らしさ 〜ピンチで光る、心とからだの使いかた〜』。



私たちは《護身術》と聞くと、ある共通のイメージを思い浮かべますし、

《自分で自分の身を守れる女性》と思い浮かべようとすると、

ある固定化した共通の女性像が、なんとな〜く出てきてしまうわけですが、



Wen-Doが心がけていることは

まさに女性が『十人十色の私らしさ』を発揮すること。

従来の固定観念からもっと自由になれると、

十人十色の力も発揮できるようになるだろう…ということで、

講演も、そのストーリー路線(?)にしました。



痴漢を撃退した女子高生、

街で絡まれて「財布を出せ」と言われた女性の驚きの対応、

すっかり眠っていたところに突然男性が体の上に覆い被さってきたとき

目を覚ました女性が取ったとっさの見事な護身法、

82歳女性の強盗撃退法…など、



なるべく沢山のサクセスストーリーもご紹介!

…したいところなのですが(したのですが)、

講演ではいつも、加減が難しいなと感じます。



実技をしながらのワークショップでは、

参加してくださる女性達は実際に体を使ってやってみていますので、

「なるほど!」「できた!」

「本当だわ。私にもできるんだー♪」という実感を持ちやすいです。


そうした心境のときに聴くサクセスストーリーは

どれも面白くてすんなりと聴きやすいもの(^-^)



それに対して、実技がなく、

受け身で話を聞き続ける場(講演会)でサクセスストーリーが紹介されると、

聴講してくださる女性たちは

実際には体を動かしておらず実感が伴わないままですから、



『ふ〜ん…。

 まあ、そういうことがそのときに出来たその女性達は確かにすごいけど…。

 私には…できないな…』


みたいな、


こちらが意図するのとは逆のトーンに気持ちが落ちていってしまう女性も、

中にはいらっしゃるかも、という気がするのです。



かといって、サクセスストーリーが少なすぎると抽象的すぎて、

一般のかたにとっては全く面白くない内容ばかりになってしまう。

その加減が難しい…。


  *  *  *


実際、講演会よりも発言や質問をしやすいWen-Doのワークショップでは、

3回に2回ほどの頻度で、ある共通点のあるご発言をいただきます。


共通点その1は、

発言してくださる女性が、概ね50歳以上に見えること。


共通点その2は

話の内容が、その女性たちが昔若かった頃の体験についてで、

(もちろん個別の事情はそれぞれ全く異なっている上で)

「あのとき、私はどうしていれば良かったのでしょう?」という主旨であること。



そして、共通点その3。


みなさん別の地に住む別の女性で、

相手が知らない人だったのか知人だったのかも違うし、

場所が屋外だったのか室内だったのか職場等だったのかも違うし、

時間帯も、どんな暴力だったのかも、

もちろん発言している講座の機会も、

それぞれに異なるにもかかわらず、


まるでお約束であるかのように、必ず添えるワンフレーズがあります。



それは、

「私にスキがあったのだろうと思うのですけれど…」。



誰にも話したことがない、という女性もいます。

目に涙を浮かべながら話してくださる女性もいます。

中には、

「私はあのとき何もできなかった」と無力感を訴えてくるかたもいます。



何十年間も、自分が悪かったのだと自責の気持ちを携えて、

それをずっと誰にも聞いてもらうことなく、

胸の奥にしまったままで生きてきたのだろうか…と、

こちらの胸に迫るご発言を、たくさんいただきます。



女性が、被害にあってまで自分を責めてしまうのは

どんな要因があるためなのか、

『私には…できないな…』となってしまう背景には何があるのか、


何を変えていけば、私たち女性は『十人十色の私らしさ』を発揮して、

女性の暴力被害を減らしていくことができるのかについて、

今回の講演の機会をいただいて、整理することができました。



 *  *  *


そんなわけで、これからは講演のご依頼にも

勇気をもってもっともっとお応えすることができそうです。



講演は、Wen-Doプログラム側でテキスト(セリフ)の定型があるわけではなく、

参加者さんの層、人数、会場の形や広さ、

研修なのか総会なのか授業なのかイベントなのか…などで、

その都度内容を考案します。


会場に余裕があれば、その場で皆さんに

ちょっとした動作体験をしていただくこともできますし、

積極的なスタッフさんがいてくださいましたら、

相手役などをしていただいてロールプレイの時間も入れられます。



最近は私もやっとパワーポイントの扱いや

アニメーションの入れ方を少しだけ覚えたので(今頃…笑)、



実技体験を入れられない会場や、

即興でロールプレイの相手役だなんてとてもとても…、

というご講演のご依頼にも、

これからはもっとお応えする勇気を出せそうです(^-^)



さて、次は月末の3時間のワークショップのお仕事、

そして親子護身術、

そして高校での授業でのWen-Doワークショップです。

講演からまたモードと頭を切り替えて、

ワークショップの練習に励みます(^-^)


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by selfdefence | 2015-02-17 16:02 | 講座の御礼


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