こんにちは。Wen-Do Japanの福多唯です。
先日、金沢市の粟崎公民館の皆様の、男女共同参画に関する研修という
貴重な機会をお預かりさせていただきました。
責任重大〜!
ご要望は、
「男女共同参画っていう言葉は聞いたことがあっても、
その意義や目的や、重点課題等を詳しく知っているわけではない人向けとして、
男女共同参画推進についての理解を深められるよう、
ワークショップ形式でやさしい内容で(^^)」でした。
調査結果によると、
主導権役割志向(妻には思い通りに動いて欲しい/妻には夫の家のやりかたにあわせてほしい/生活の重要なことは夫が決める などの主導権意識)と、
配偶者への行為(どなる、声を荒げるなど)には関連があります。
また、配偶者への行為があった中でも、殴るなど、実際に身体的行為のあった人については、
日常生活依存志向(妻が数週間いないと日常生活が困難になる)が高い傾向がある…とも出ていました。
いきなりその話になるのもナンなので、ワークショップは以下の順で進行しました。
①導入
マンガの吹き出しにセリフを入れてストーリーを創ってみるワークです。
《性別役割意識はストーリーの創造に関連している》を実感。
②役割意識・規範意識・制度 のつながり
スタンフォード監獄実験について簡単にご紹介し、
人の役割意識は規範意識化し、ときには怖いことにもなりうる可能性をご紹介。
③地域での防犯・暴力防止について考える
痴漢防止や路上での犯罪抑制のために地域に見られがちな看板や標語をみて、
その看板や標語にはどんな意識が反映されているかを考えたり、
その看板や標語が女児/男児にどんな影響を与えそうかについて
意見を出し合ったりしました。
家庭内での暴力についても、性別役割意識が関連していることをご紹介。
⑤女性・女児にもすぐに出来る護身術
首に手をかけられた場合の外し方をご紹介しました。
「地域での犯罪の防止」や「女性や女児への犯罪や暴力の防止」というテーマは
多くの方から賛同と関心を持っていただきやすいので、
Wen-Doをやっていて良かったなーと、今回のようなお仕事のときには特に実感します。
皆様にはお疲れのところでご参加いただきました上に、
熱心に集中してワークにも取り組んでいただいてありがとうございました(^^)/
会場設営をとっても絢爛豪華にしてくださって、金屏風があったので、
『首に手をかけられたときの外し方』は壇上で金屏風前でさせていただきました(笑)。
その後、会場から声についてのご質問をいただいたので、
Wen-Doでのあの大きな声を出すことのメリットをお答えさせていただいたところ、
「『助けてー!』みたいな叫び声のほうがいいのかと思っていました」というご意見があがりました。
『助けてー!』でも、もちろんいいですよ。
実技練習のときに、特定のセリフではなく先ほどのような声を出すのは、
どんな状況でも使いやすくするためなので、
助けを得られる可能性のある状況で、助けて!と言おう!と思いついたら、
もちろんそのように声を出していただいても大丈夫です。
そのときに、
私がさきほど出したみたいに、低い大声で思いっきり、「助けてぇー!」と…
と、Wen-Doのあの声バージョンでやってみせたところ、これもとてもウケました ^^;;
一目瞭然でインパクトに残りやすいWen-Doは、こういうとき本当にありがたいツールです☆
それにしても…。 金屏風って本当に明るいのね〜〜。びっくりしちゃった!!
クセになりそうです(笑)
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