つれづれ

ぴったり来るまで探す

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多唯です。

先日、ある講座で、自己確認チェックというのをしました。
DVやDVにあった女性とその子どもの支援についての知識や意識と理解度の自己確認のためのミニテストのようなもの(←長すぎて却ってわかりにくいよ!)です。


『DVの定義とは?』とか『DV法の保護命令とは?』など、
全体的に、落ち着けばちゃんと書ける、特別に困難ではない設問が8つ。

それが、やってみてちょっと面白かったのでした。

というのは、

設問の書かれた用紙が配られて、制限時間を聞かされたときに
「考える時間はないな、こりゃ…」と前のめりな姿勢で臨んだからなのか、
《その瞬間に自分の中に何が最優先でポコンと浮かんでくるのか》が
とてもよく見えて、ちょっと驚きで。

例えると、

右脳が答えることに左脳がびっくり!みたいな(←例えが足しになってないよ!)


例えばこんな設問がありました。
『DV被害の女性が加害者のもとを離れられない理由のいくつかをあげましょう』


私の中に最初にポコンと浮かんだのは

「相手の行為によってわたしが耐えられないほど傷ついたのだということが、
 離れることで相手に伝わり相手を傷つけることになるのが見えてしまうと、
 『私がしたいことは相手を傷つけることではない』と感じ、
 離れるという選択をしにくくなってしまう」

とか、

「自分が今まさに行おうとする選択に自信を持つには、
 過去の選択が間違っていなかったという自負が必要。
 けれど、パートナーから離れるには
 自分の過去の選択=パートナーをパートナーに選んだこと が
 誤りだったのだと認めなくてはならない。
(とその女性が感じているとしたら)
 過去の選択が誤りだったと認めた直後に、
 再び人生にとって大きな選択をするだなんて無理」

とかの思いでした。

ホントはもっと短時間で簡潔に書けること/書くべき事柄が
他にもいっぱいあるはず…と気づいてはいたけれど、
冷静に考えている余裕はないぞ!という姿勢になったときに、
自分の本音というのはこんな風にポコンと浮上してくるのだなぁ、と思って。


あとで答え合わせ(?)をして、
他の人が
「『子どもには父親が必要だ』と考えているから」
「逃げると追ってこられてもっとひどい目にあうから」等を答えていらしたのを見て、
ああ、そうそう、それ!
制限時間が短いのに、そういうシンプルなのをなぜ真っ先に思いつかないかな、私! みたいな(^^;


 *  *  *  *

そんなこんなの後日、整体の稽古会に行きました。

欠席ばかりで、何年間も「???」な状態でいて、今もさほど変わらないけど、
それでも最近、ちょっとだけ見えてきたのは、

整体って、自分にとってぴったりくるものを丁寧に求めてあせらずに探す稽古でもあるのだなあ。

『ぴったり』って、簡単には見つからない。
けれど、どこかにそれは必ずある。
静かに、焦らないで、充分に時間をかけて、丁寧に、ほんの少しずつでやっていけば見つかる。


大騒ぎして、ハラハラドキドキしながら、なるべく早く、効率良く、一気にガーッと!を求めがちな私には、ホントに重要な稽古ですf^_^;


自己確認のためのミニテストも、
呼吸を深くして取り組んでいたらただそれだけで、思い浮かぶものが違っていたのかも。


あのときに思い浮かべて書いた回答が間違っているとは思わないけれど、
あのとき思い浮かんだことに「え? 私ってばそんな風に考えてるの?」となっちゃったのは、
私個人にとって重要なことが出てきてしまっていたからです。
『支援者役割を担う私』が重要にすべきだと見なしていることが出てきたわけではなかった。
だから設問への回答として、間違いではないけど…思いつつ、
ぴったりな納得感が自分で得られませんでした。


『支援者役割を担う今の私』が重みをかけて意識すべきことは、
どこかで意識しておかないと抜けがちなこと、のほう。
私個人にとって重要なことは、意識しなくても常に私の中にあることだから、
そうじゃないほうも、いざというときに取り出せるように、
一拍とって、深く呼吸をして、『ぴったり』を探す心持ちで。


プライベートモードから支援者ロールに切り替えるときには
そこを大事にしよう。


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2014年1月末〜2月に、
「心の傷と私らしさ」という学習会を金沢市で行います。
女性ならどなたでも参加できます。
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by selfdefence | 2013-12-23 23:48 | つれづれ

女性のためのセルフディフェンスWen-Do Japan代表福多唯です。本当の声をあげたそのとき、世界は変わる☆と信じて、女性の声とエンパワーのための研修・講習・講師養成をしています。


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