2013年 11月 18日

女性に対する暴力をなくす運動:Wen-Do体験会in金沢が終わりました

こんにちは。
女性のためのセルフディフェンスWen-Doインストラクターの福多唯です。

11月17日に石川県の金沢市にて
「女性に対する暴力をなくす運動」週間にちなんだ企画としての
Wen-Do体験会を開催しました。

Wen-Doって何?というかたにもご参加いただきたいし、
リピーターさんも楽しんでいただける場にしたいなあと考えて、
前半は初級動作編、後半は応用編(寝室&床技中心)という2部構成にして、
トータルで3時間40分ほどの講座になりました。


今回はとにかくWen-Doの体験会なので、
なるべく動作を沢山ご体験いただける時間を心がけていました。
冒頭のトークで、女性が暴力を受けがちな社会の中に、
 それを(悪気はなくても結果的に)下から支えてしまっている人々の意識があることにも触れて、
Wen-Doの概要や理念、目的をご紹介してから、
あとはたっぷり動作体験の時間としました。


応用編でやったことを少しご紹介します♪


応用編は、寝室という、自分が無防備なところに、目を覚ましたら侵入者がいた!という場合に、
何ができるか?を中心に考えて体験しました。


「体験会」なので、考えてみるだけではなく、「体験」をするのがポイントです。


それは、例えば
 「目を覚ましたとき、寝室の出入口のところに不審者が立っていることに気づいた、とすると、
 その位置関係やその距離で、何ができるかを考えて、やってみましょう」ということです。

それぞれ寝室の様子は違うので、ご自身の寝室を思い浮かべていただきながら行います。
もし「大声を出します」と発言する参加者さんがいらしたら、

   大声を出す。いいですね(^^)
 どんな大声を出しますか? セリフはどうしましょう?
 声は不審者のほうに向かって言いますか? それとも…?


というところまで具体的にします。

すると例えば、「誰っ?! って言います」という方が出てきたり、

「私は、寝ている位置からなら、部屋の出入り口よりも窓のほうが近いので、
   窓を開けて外に誰か来て!と大声を出そうかな」という方が出てきたりします。


加害者が接近したときの対応についても同様です。
・気づいて目を覚ましたら、すぐ側に立っていました。
 ↓
・加害者が太もものあたりに乗ってきて目が覚めました。
 ↓
・加害者がお腹のあたりに乗ってきて目が覚めました。

など、実際にその体制をとって(*これは『せっかくだからやってみよう』と思う人だけです。見学のみでもOKで、その体制での練習をするかしないかは参加者が自分で選ぶことが出来ます)、
相手との距離感、身体のどのあたりならどのように動かせるか…などを確認していきます。

そして最後には、加害者に上に乗られて両手も押さえつけられたら?という状態からの
離脱の方法と、私達の上につっぷしてしまった加害者の避け方(笑)まで体験しました。


《方法があるということを知っているだけで、大きな自信になることがわかりました》
とのお声をいただきました。


ここでの「自信」は、男性加害者を女性でもやっつけられるぞ!という自信ではなく、
どんな暴力や抑圧に大しても自分の方法や力は万能だ、という自信でもありません。きっと。


女性や子どもの護身って、よくそうした誤解を受けることがあります。
そして『過剰な自信を持ちすぎると事態を甘く見ることになり、却って危険だ』と言われることもあります。


でも、Wen-Doを体験してみるとわかるのです。
私達がWen-Doを通して得る自信というのは、そんなレベルのものではない。


方法があることを知ることで得られる自信とは、「どんな場面でも、何か方法があるだろうと私は思える!」という自信です。
言い換えるとそれは、希望。


八方ふさがりに思える事態の中で、誰にも助けてもらえない中で、
「きっと何か方法がある」と思える自分と共に居ることが出来たら、どんなに心強いか。


Wen-Doを体験するとそれがわかるから、多くの女性がWen-Doを好きになってくれるのだと思っています。


ご参加くださった皆様、応援して支えてくださった全ての皆様、
ほんとうにありがとうございました。
これからもWen-Doをよろしくお願いいたします。


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by selfdefence | 2013-11-18 10:14 | 講座の御礼


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