女性のためのセルフディフェンスWen-Doの福多です。
Wen-Doをやっていると、ときどき、「子どもにも教えていただけますか?」の声をいただきます。
Wen-Doには、子どもプログラムというものはないので、
各インストラクターがそれぞれの工夫でお引き受けしています。
私の場合は、小学校低学年のお子さんと保護者さんとで一緒にご参加いただく
『親子護身術』としてお引き受けしています。
未就学児をお持ちのお母さんのご要望については
《子どもに護身術を教えるためのママ講座》としてお母さんがたにWen-Doをご体験いただいて、
それをご自宅でお子さんに伝えていただくスタイルを提案しています。
その講座では、子どもが巻き込まれやすい犯罪や暴力についてと
親が何を心がけると子どもの『セルフディフェンス力』に役立つか・効果的か、などをお伝えして、
Wen-Doの実技をいくつか体験します。
そんなわけで、内容的にはぶっちゃけ、ほとんどWen-Do。
通常のWen-Do講座と何が一番違うかというと、
《子どもに護身術を教えるためのママ講座》は、他者(子ども)に護身術を教えるのを前提に
女性達は学びにいらしてくださるので、
超スーパープチ講師養成トレーニングに近い内容になります。
(↑スーパーとプチってなんか矛盾するような…。まあいいか)
私が講座でお伝えしよう、と頭に入れている要素を全て書き出して内容をご紹介します♪
1)護身術と暴力 〜暴力とは?〜
2)暴力や犯罪をなくすための様々なアプローチとその特徴
・「女の子だから気をつけようね」のおかしさに気づく
・予防や啓発を呼びかけるときの注意点
3)子どもが巻き込まれやすい犯罪や暴力 〜年齢や性別に応じて〜
4)暴力が人から奪い取るもの
・加害者は暴行時になんて言う?
・加害者がそのように言うのは何が目的?
・言われた側はどんな気持ちになる?
・暴力が、暴力を向けられた人から奪い取るものを知っておこう
5)人が生きていく上で大切なもの ニーズ
6)危機回避のために役立てたい感覚 〜境界意識(バウンダリー)〜
7)子どもがいざ逃げるために絶対必要なもの
8)日頃の関わりで子どもの護身力の育ちを支える
9)子どもにもすぐにできる、いざというときの護身動作
・手技
・キックをするなら
・ひじ打ちのコツ
・はがいじめからの脱出
・習っていない状況・状態になったらどうすればいい?
・全力で自分を護るとは
・首に手をかけられたときの外しかた
10)声と呼吸と護身力との関係
11)力や体格でハンディがある人(子どもや女性など)が必ず知っておきたい
護身のための急所の知識
12)護身力をアップする必須の4要素
13)無事に逃げてきた、そのあとのフォロー
14)サクセスストーリー
15)身近なニュースや報道の『使い方』
充実しているなあ〜!(←また自分で言うんだ?)
私は、この講座は他に比べるとけっこう好きで、ご依頼が入るととっても嬉しいです。
全国、どちらにでもお伺いします。
機会がありましたらぜひご用命ください(^^)/
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11月17日(日)午後、
《女性に対する暴力をなくす運動週間》Wen-Doスペシャル体験会をします。
詳細はWANのイベント情報欄にて。
http://wan.or.jp/information/index.php/event_show?id=2268
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