2013年 09月 19日

セルフケア&ラビングプレゼンス in前橋


9月15日は群馬県前橋市にて、『DV被害者アドボケイター養成講座』でした。
前橋市と(特)ひこばえさんとのパートナーシップ事業です。


連続5回講座の最終回が私の担当で、テーマはWen-Doではなく、
「支援者のセルフケア」と「支援者として身につけたいありよう」でした。


セルフケアに正解なんてなく、
各自が自分の心身の調整やヘルシーさに思いやりと配慮を持ちつつ生活をして、
ときどき、心身がリフレッシュできたり、リラックスできたり、元気になれたりする、
各自の好きなことをすればそれでいいじゃん♪と思っている私ですが、
それを言っちゃ〜講座にならない ^^;


支援者としてのありよう についても同じですよね。
人には元々の個性やキャラクターがあるので、皆が同じように振る舞ったら不自然です。
終始笑顔が得意な人もいれば、
一見無愛想に見えても冷静沈着で熱いハートを秘めている人もいるし、
コミュニケーションが苦手だから的確な実務で私なりに支援しますという人もいれば、
一体一でのコミュニケーションは得意でも、
多数の人員のコーディネイト的な要素が入ると苦手だ、という人もいる。


ただ、セルフケアにおいても、他の人と関わる場面においても、
自分が自分とちゃーんとつながっていて、
自分に必要なものを自分でわかっていて、
自分を抑えずにそれに手を出せる主体的な自我状態にあるってことが、
とても大事だと私は感じているので、


午前の90分ではそこに役立つ『マインドフルネス』を、
午後の2時間半ではマインドフルネスをベースに行う『ラビングプレゼンス』を紹介しました。


 * * * 

セルフケアのほうでは、

・リフレッシュやケア目的で、こころや身体に良いと思ったはずのことをしても、
 いまひとつ…となってしまうことって日常でけっこうある。
 →例えば、のどが渇いて飲み物を買ってみたら、なんか違った…とか。

・そうなってしまうときには、たいてい、
 何が/どんなものが必要なのかをさほど吟味していない。

・逆に、実際に行動をしなくても、何かを思い浮かべるだけで心身モードが切り替わり、
 実際にそうしたかのように心地良くなるということも多々ある。
 →例えば、どこか行きたいなあ…と思って、温泉を思い浮かべたときに、
  もうそれだけで、あたかも温泉に行ったかのように心地良くなってしまう。
  旅館にとまって、のんびりして、食事も美味しくて…と想像するとそれだけでほんわかするような♡

・心身が『本当に』必要とすることや求めることが出来るかどうかが、
 セルフケアの質や深さに大きく影響するのではないか。
 本当に必要とすることをキャッチして、それが出来る自分になるために、
 《マインドフルネス》のモードを使う方法をやってみよう。


ということで進めました。


マインドフルネスになって、
『こころや身体が、今求めていること、必要としていることって、何かあるかなあ〜?』と見てみて、
思いついたものはどんなものでも
(どんなに些細に思えても、実現可能制が低いように思えても)全て受けとめてリストに上げます。


似通ったものが何度も出てくることもあります。
例えば私の場合、
 折り紙がしたい、消しゴムハンコを作りたい、ペーパーバッグを作りたい、水引き細工をしたい
などがズラッと出てくることがあります。


そのときに『要するに何か作りたいってことだな』とまとめようとしちゃうと却って上手くいきません。
まとめようとか、整理しようとか、《手を加えようとすることを一切手放して》、
思い浮かぶものが出てくるに任せて、リストに上げて行きます。


最後にリストを眺めながら気づくことがあるかどうか、
近くの人とおしゃべりしてシェアして、90分は終了です。


 * * * 


マインドフルネスになって…というところをサラッと通過してしまいましたが、
お察しのとおり、ここが鍵になります。

瞑想とか、呼吸法とか、他の呼び名や方法で
既にマインドフルネス状態に馴染みがある人もいらっしゃると思います。


普段は私達は
「あれをしなきゃ」「ここを片付けなきゃ」「◎◎さんが××を欲しいって言っていたから届けておこう」などなど、
自分を取り囲む物事や他者にどう関わって対応/処理していくかに意識が向きがちですけど、


マインドフルネスモードでは、
意識を自分側に向けて、自分が今どんな風なのかに焦点を合わせます。


具体的には呼吸に意識を向けていくところからはじめ、
徐々に、『ああ、今、こんな考えが浮かんでいるなあ』『こんなことが気になっているんだなあ』『身体のこのあたりが凝っている/疲れている/なんとなく重いなぁ』などなど、
今の心身のありのままの様子に気づいていきます。


そんな、普段とはちょっと異なるモードになってから、
『こころや身体が、今求めていること、必要としていることって、何かあるかなあ〜?』と見てみると、
ポコンと、思いがけないことが浮かんでくることがあったり、
霧が少しずつ晴れるように、求めているものが見えてくることがあります。


って書くと、何か特別な気づきがマインドフルネスによって起こるのかしら?と
期待したくなっちゃうかもしれないけど、
大げさなことに気づくとは限らなくて、
私自身も「ああ、(気づいてなかったけど)肩甲骨の下が凝ってるなあ。誰かにもんでもらおう」
程度の気づきで終わることは多々あります(笑)。

でも、マインドフルネスになっていなかったら、その凝りにも気づかなかったでしょうし、
普段のウォーキングやストレッチではその凝りに焦点をあててほぐすには至らなかったわけで、
マインドフルネスになった甲斐は充分にあるわけです。


 * * * 


午後は、午前に体験したマインドフルネスなモードを生かして、
ラビングプレゼンスを体験しました。

ラビプレ(ラビングプレゼンス)は、シンプルでパワフルな方法ですが、
初回で習得できるかというと、ちょっと難しいかもしれません。
というか、本人は習得できた!と思っているのだけど、
3〜4回ラビプレを学んでみると「今まで思ってたアレは違ってたんだな…f^_^;」
となることが多いような気がします。
  って、それは私自身の体験談(笑)。


ただ、さらにラビプレの回数を重ねて今に至ってみて思うのは、
私達のやる内的な作業が、厳密な意味でラビプレなのかそうでないのかは、
大きな問題ではないんだなと。

ラビプレで最も大事なことは、
自分にとってなにかこれは良い、と感じられるかんじや、
心地良いな〜というかんじが、
実は私達のすぐ近くには沢山あふれているということに気づいて、
そこに意識を向けてじっくり味わうこと、なのだろうなと私は思っています。


こうしていても、PCの画面が汚れているとか、窓が台風で汚れたなとか、
床に髪の毛が落ちているなとか、
私の脳は、あるがままにしておくと、周囲にあふれる不快な事柄にはとてもよく気づいてくれます。
それはそれとして、
でもたまには、良いこと、心地良いかんじにも気づけるようになると、世界が変わる♪



 * * * 

ところで、
以前に、
「マインドフルネスになるとき、なぜ呼吸から始めるんですか?」と聞かれたことがありました。
鋭くていい質問です!(笑) ホントですよね〜。

また機会をとらえて、呼吸の不思議やすごさについても書いてみたいと思ってます♪


  ☆  ☆  ☆


写真は、前橋市の男女共同参画室の室長さんや職員さんがチョイスしてくださった
私の家族へのお土産です。
ラスクで有名な「ガトーフェスタ ハラダ」のチョコケーキ『ティグレス』。

こういうお土産を用意するのって、大変ですよ。
何を買ったらいいかな?と考えるところから始まって(『考えて決める』って労力使うよね〜)、
合間をぬって買いに行き、事前に用意しておいて、
当日、様々な準備品があるのに加えてさらにお土産も持って会場へ行くわけです。
費用だってどこから捻出してくださんだろう?と思います。


お心遣いを本当にありがとうございます。美味しくいただきました。

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by selfdefence | 2013-09-19 09:23 | 講座の御礼


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