つれづれ

恋愛と性に関するおしゃべりで女性のセルフディフェンス?!

こんにちは。Wen-Doインストラクターの福多唯です。


H24年9月2日、愛知県で有志女性が自発的にWen-Doの講習会を企画してくださり、
3時間弱の講座をしてきました♪


CAPや性教育のご活動に携わっていらっしゃる方々が多いと
予めお伺いしていたので、私自身、とても楽しみでした。


講座終了後は交流会♪
参加くださった方の中にお料理の大好きなかたがいらして
素晴らしい手料理をたっぷり振る舞ってくださいました。
そのごちそうに、交流会に参加する女性の皆が驚嘆の声をあげ、

「もし生まれ変わるなら、料理が楽しく上手に出来る人になりたいな〜」
などのつぶやきもあったりして、大爆笑。


交流会では色んな話が出来て、とても興味深い時間になりました。


中でも私の印象に強く残っているのは、
(話を聞いていて、私がこう捉えただけで、このような言葉遣いで語られたわけではないけれど)
女性への暴力は、男性からの言動だけではなくて、
社会システムや女性による女性への抑圧など、あらゆるものがあるね、というような話。


性に関しては特にそうで、

「今の性教育は、生殖の話の範囲内に留まっているし、そうでないと受け入れられないのが残念」


「中絶をすると女性の心身はとても傷つくものだ、というのが流布してて、
 『傷ついたでしょう。大変だったね』って勝手に言われちゃうことが多いけど、
 中絶してホッとする、っていう本心を抱く女性がいるのも事実。
 『(中絶ができて)良かったね』って言ってもらえたときに、
 命を断った罪悪感よりも安堵感が強い自分に感じていた罪悪感が
 すーっと溶けて流されるようで、ものすごく嬉しかった」


「『女の子は彼と手をにぎって抱き合っているだけで満足だけれども、
  男の子はそうでない場合が多い。その違いをお互いに理解しあいましょう』
 とかも定説になってるけど、あれって本当はどうなのかな?
 私はすっごくしたい。会えると決まったときから腰がソワソワする(笑)
 抱き合うだけで満足とか、ホント?と思う」


などの本音での話しが飛び交いました。面白かったです(^^)


定説とされることも、少しずつ、声があがるごとに変化します。
そのこと自体は嬉しく、大歓迎なのだけれども、
たったひとつの定説が万人をカバーしきれるはずはないので、
定説は抑圧として暴力的に作用する可能性が、常にあるよなぁ…、とも思います。


あと、これは知多の交流会とは全く別個のエピソードで。


かなり昔。友達と恋愛の話をしていて、
『どんなときに、相手から自分は大切に愛されていると実感できるの?』
『自分(友人)は、彼から愛されているかどうかいまひとつ自信が持てない』
という話が持ちかけられたことがあり、


うーん、私の場合は…と私が自分の話をしたことがありました。


私が当時つきあっていた人は、好きだとか愛してるだとか、
わかりやすいことは一度も言ってくれたことがなく、
プレゼントをくれるわけでもないし、
どのようにしてつき合い始めたのかすら自分でもよくわからなかったくらい。


けど、私に触れるということや、私と性的な行為をする、ということに関して
(私に限らず他の女性でも彼はああなのかもしれませんが)、
ものすごく丁寧な人だったのでした。
何がどう丁寧なのか、詳しくブログに書けないのが残念(笑)。


で、具体的にどう丁寧なのか、というエピソードを交えながら
私が「そのあたりを通して、想ってもらえている実感があるから、
   言葉がなくてもあまり不安にはならない」と友人に話したところ、
友人が驚いたのです。
「そんな風にしてくれるの?!」と。


まあ、よく考えてみると、そんな話を具体的にする機会なんて
親しい友人関係だとしてもかなり限られています(普通はあまりしないよね)。
私も、その手の会話を出来た友人の数は片手の指以内で、限られていますし。



私達は、自分の経験している恋愛や性的行為と他の人のそれらとを
擦り合わせる術を持っていません。


せいぜいが、映画やドラマやマンガなどの『創られた』ものと
自分のリアルな体験を並べてみて、どうかな〜?と見てみる程度しかできない。

ただ、そのとき驚きだったのは、実は私も。
というのは、友人が話してくれた、友人の彼の友人への関わり方や言動の中には
私が経験したことがないものが含まれていて、
「え〜! そういうときにそんな風にしてもらえるなんて、すっごくステキじゃん!」
という発見があったからです。


××してくれる ということが必ずしも愛情の証拠ではないから、
本当のところなんてなかなかわからないし、
結局は相手が自分にどうしてくれるか、ではなく、
自分が相手を信じるのかどうか、好きなのかどうか、って話にはなるのだけれど、


けど、自分が経験したことのないそうした具体的でリアルなエピソードを聞くと、
「そういう扱いをされたら、それは嬉しいだろうなあ〜」と思えるようになり、
私もそういう風にしてもらいたいな、と具体的なイメージを持てるようになり、
パートナーにそのようにできる自分にもなるし、
パートナーにリクエストも出しやすくなり、


結果的に、関係が良好になりやすい、と言ってもいいのではないかという気がします。


何をどうしてもらえたら、
嬉しいのか、快適なのか、ホッとするのか、ワクワクするのか、大切に愛されていると実感できるか…は
そうしてもらえてはじめて気づくものであって、
経験がなく、増してや身近に見聞きできるサンプルすらないとなると、
何をどうしてもらえたら自分が喜ぶのか、自分でもよくわからないままになってしまう。

ノーも言えないし、
こうして欲しいというリクエストも出来ないままになってしまう。
我慢していることにすら気づかないままで行ってしまう。


恋愛や性行為で女性が傷つくのを減らすためにも、
このあたりの、「何をどうしてもらえることが嬉しい/快い/ホッとする」ことなのかの
リアルな情報交換が、もっともっと出来るようになったらいいのにな。

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by selfdefence | 2012-09-04 16:51 | つれづれ

Wen-Do Japanの福多唯です。今、あなたが抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


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