つれづれ

添いながらズラす

こんにちは。Wen-Doインストラクターの福多唯です。


私は元来、ものすごーく怒りっぽくて(今もかな? だいぶ穏やかになれたと思いたいな)、
常にプンプンしていきりたっていたような人なのですが、

ここのところは怒りを感じたり憤ったり腹をたてたり切れたり…ということが
なくなってきました。


以前あんなにプンプンしてたのに、なにゆえに今はこうなんだろう?


筆頭要因として思いつくのが、今の私の家族(いわゆる 現家族 ですね)は、
あまり怒る人がいない、ということ。


怒らないし、私の怒りの影響もさほど受けずにスルリと交わすことが上手いのです。


 * * * * *


先日も、こんなことがありました。


高校に入学したうちの双子の保護者面談が、各自の通う高校でありました。

子ども1号の通う高校の面談のほうが日程が先でした。
1号の担任の先生のお話は、先生が1号をどのようにとらえているのかが伝わってくるもので、
意外だと思う部分もあれば「そうなんです。あの子ってそういう感じなんです!」と同意できる部分も。
総じてそういう面談は楽しいですし、先生と話せて良かった!という気持ちになります。


けれど、別の日の、子ども2号の高校での保護者面談は、
残念ながら、ちっとも楽しくなかった。


楽しくなかった要因は、先生のお話が「受験とは…」「進路選択というのは…」という、先生の視点での説法で2号についての話ではなかったのと、保護者との対話(面談)ではなかったから。
あの一方通行な話だけならプリントでいいのになー。


「せっかく時間を割いて行ったのに」との軽い怒りと落胆を感じた私は、
最初は友達とか誰かに話したい気持ちになりかけていたのですが、


できれば負の感情とか嫌な感情は外部に伝播させたくない私。
特に怒りについては、まず自分で、自分だけで無理なら身内(現家族)内で、
感情の処理を試みるようにしているので(それでダメなときに友達に話すかな)、
その日も、家で、家族に話をしました。


家族に「2号の面談に行ったんだけど、こんな感じでさー。次回は気が進まないな。
    誰か他の人に行ってもらえたらいいのにー」と
面談の愚痴と、家族へのちょっとした甘えを私が話していたそのとき、


「へえー」「そうなんだ?」等聞いてくれていたある家族メンバーが、私に何か尋ねました。


難聴のある私はそのとききちんと聞こえず。
ただ、会話の流れからして、『次回の面談っていつごろなの?』と聞かれたのだろうと推測し、



     12月か、それか2月かな。


と答えたところ。
質問者は超驚いた表情で「ええっ?!?!」と私を見るのです。



     なんでそんなに驚くの?



と尋ねると、
「ごめん。今、会話がすれ違ってたよね。(私には)内容が聞こえてなかったんだ?」と。


そして続けて、

「ごめんごめん。今、『タヌキになりたいと思ったことある?』って聞いたら、
 《12月か2月かな》って返事だったから。ちょっとビックリして。
 面談ね。次回の面談。そう、保護者面談の話だったんだよね (^^;;;」と。



なんでそこでタヌキーーーー??  ですし、
『聞けよっ! ちゃんと!! 人が話してんだからさーーー!!』って怒っても正当なのかもしれないけど、


なんとなく、こういう対応の家族の様子を見ると、
私の家族って他人の負の感情に巻き込まれずに自分を保つのがホントに上手いよな〜と思うのです。
(多分無意識なのでしょうけど)


だって…、いきなりタヌキですよ、 タ ヌ キ。


なんかもう、そこまで別方向に会話をひっぱられると、
あっけにとられすぎちゃって、「なんで今タヌキなわけ???」になり、
その瞬間、結果的に、私の中での保護者面談に関する気持ちはどっかに行っちゃって。


そしてそれは、後から振り返ると、すごくありがたくて。
あのズレた反応に、私は助けられたんだよなーって思うのです。


私がものすごく真剣に、仮に涙しながら怒りをぶつけたとしても、
私の現家族のメンバー:夫や子どもたちには、どこかこういう飄々としたところがある。


ズレてる、というか。
本人たちも、ズラしたい という衝動的欲求がわいて突拍子もないことを口にしてしまうらしい。



ふーん。なるほど。ズラしたいのかぁ…。


それはなんとなく、わからないこともないな。


相手に添いつつもちょっとだけズラすってことをやると、
何事も、余裕というか隙間が生まれて、面白みが出やすい(見つかりやすい?)気がする。確かに。


尽きることなく続く楽しい会話 っていうのも、
途中途中で、ちょっとずつズレが生じていて、「それで思い出したんだけど…」「●●って言えばさ」みたいな要素があって、シナプスがつながる感じがありますもんね。



自分を護るとか、安定させるとか、『楽しめるモードに保つ』とかに、
この《添いながらズラす》って使えるよなー。


というようなことをふと思った、タヌキ騒動でしたww


もちろん、自分の尊厳をかけて、正面から怒りを表明すべき重要な事態なら話は別です(^-^)


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by selfdefence | 2012-07-25 17:45 | つれづれ

Wen-Do Japanの福多唯です。今、あなたが抑えているものは何でしょう? 本当の声をあげたそのとき、世界は変わる。


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