2012年 01月 11日

態度+言葉のパワー

 いつもありがとうございます。Wen-Doインストラクターの福多唯です。


 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


 去年から先日の連休にかけて、私は「ラビング・プレゼンス
 コミュニケーター養成講座」に参加してきました。1月9日が
 そのコース最終日で、今、ひといきついています。
 

 ラビング・プレゼンスについての説明は今日は割愛するとして
(興味がある方は下記URLをご覧ください。
  日本ラビング・プレゼンス協会 サイト
  http://loving-presence.net/members.html )


 コミュニケーター養成講座では、実際に人前でレクチャーを
 したり、演習の仕切りをしたり、シェアでの発言や質疑応答
 に応えるなどしながら、実際の講座をひとりで担当できるよ
 うに学んで行きます。


 一番微細で難しく、かつ講座に深みをもたらせるかどうかの
 鍵になるのが、Wen-Doの講座のときと同じく、質疑応答と
 シェア場面での発言の受け止め方だなと改めて感じました。


 養成講座内では、お互いに受講生役になって、ファシリテー
 ター役の人に質問をしてみたり、発言をしてみたりします。
 ファシリテーター役は、『え? どう応えよう??』となり
 ながらもそれぞれに思う方法で応え、後に全員で振り返りを
 し、『こんな一言があるともっとわかりやすい答えになった
 かも』など、フィードバックをし合うわけです。


 そうした練習を何度も何度も養成講座の中でやる中で、これ
 が一番大事なんだなと私の中で確信に至った思いがひとつあ
 ります。


 それは、『発言者の思いを受け止めるということと、《受け
 止めましたよ》ということを態度と言葉で示すことと、その
 上で、思い遣りと愛情を持って答えること、この3点はワン
 セットであり、このワンセットはどんな質問/発言への対応
 でも、欠かせない!』という思いです。


 対人支援に関連する仕事をしている人や、傾聴やカウンセリ
 ング、セラピー等に携わっている人にとって、これはさほど
 新しい発見ではないですし、耳タコになるほどよく聴くこと
 です。


 でも、わかっていても、身に付いていないことって、意外と
 多いよな〜って思ったのです。


 あ、違うな。身に付いていないというより、無意識に身に付
 くレベルに達するまでには、それなりの時間や努力が要るも
 のだ、という感じかな。



 例えば、言葉では「〜〜とお思いになったんですね。ご質問
 ありがとうございます」と言っていても、緊張しすぎて目が
 笑ってないよ、とか。

 その逆で、態度や物腰はにこやかで温かいのだけれど、「〜
 とお思いになったんですね。ご質問ありがとうございます」
 の一言(あるいは、それに相当するような間や他の表現)
 がなくいきなり返答に入ってしまう、とか。


 質問/発言者の思いは、その人が発した言葉に全てが表現さ
 れているとは限らないので、「〜とお思いになったんですね」
 や、「今おっしゃってくださったのは〜ということですよね
 ?!」があるだけで、確認/擦り合わせが出来ますし、その
 結果、質問/発言した人は、『ああ、自分の気持ちをより理
 解しようとしてもらえているのだなぁ』と感じることが出来
 ます。



 というか、『ああ、自分の気持ちをより理解しようとしても
 らえているなぁ』と、はっきり自覚することはないのかもし
 れないのですが、少なくとも気持ちの面では安定するので、
 その後も引き続き前向きな姿勢でその講座で学べるというか。



 実は、この養成講座の期間中に、個人的にもある出来事がありました。
 ここに書くにはささやかすぎるほどささやかなこと。


 ある人から、ある言葉とある態度をセットでもらいました。
 その人が私にそのセットをくれることは、その人と私の間柄を思えば
 当たり前すぎるくらい当たり前で、今さら感動するのもどうなの?と
 自分でも思うくらいなのですが、
 そう言えば、セットでもらったことはなかったなーと。


 自分でも想像しなかったほどその言葉+態度のワンセットが私に響いて、
 涙が出て、嬉しくてたまらなかった、そんな出来事がありました。


 態度(行動)+言葉のセットは、やっぱ最強!!! と感じ
 ました。


 相手が自分に対して思いやりを持ってくれているかどうか、
 愛情を持っているかどうかは、ほとんどは、…そうだなあ、
 人によるかもしれないけど、8〜9割近くは…態度や目線で伝
 わって来るように思います。また、言葉でウソを言うほうが
 まだ比較的容易で、態度や目線はウソをつきにくい。


 そのことを思うと、言葉なんてなくても、こちらの思いはも
 うちゃんと伝わってるはず、と考えてしまう。態度のほうが
 大事、と思ってしまう。つい、言葉が欠ける。


 言葉がなくても伝わるのは確かで、大抵の場合、あながち外
 れてはおらず、相手も感じ取っているとは思うけれど、


 そこに言葉が加わることによって、メッセージの発するパワ
 ーには雲泥の差が生じるのだな、と。


 虐待関連などでは、『自分を虐待した親からの「すまなかっ
 た」の一言が、どうしても聞きたい、そう思っているのだろ
 うなということは薄々わかるけれども、やはり言葉で聞きた
 い』とおっしゃるかたに出会うのはよくあることですし、


 夫からの「ありがとう」の一言が聞きたい、それがあるだけ
 で全然違うのに、という妻の声も頻繁に聞きます(笑)。



 これまで、私はその現象について、「人はどうしてそんなに
 言葉に引きずられてしまうのだろう?」と不思議に思ってい
 ました。私自身が言葉にこだわる面があるので、そんな自分
 がちょっとイヤだったってこともあります。


 態度や行動で相手の思いは伝わってきているはずなのに、言
 葉などなくてもいいと、私が満足できないのはなぜ? と。


 なんだか、自分が欲張りなようで、また、「言葉がないでし
 ょ!」と人の揚げ足を取ることになりそうで、イヤでした。
 だから、「言葉で言って欲しい」と自信を持ってリクエスト
 できなくて、そうすると言葉が聞けないから、言葉が欲しい
 欲求は膨らむばかりで…の悪循環。



 でも、そう感じる必要はなかったんだなと今思っています。


 例えが適切かどうかはわからないけど、テストで95点なのと
 100点満点が取れるのとでは、その差がたった5点でも、達
 成感、「ヤッター!!!!」の実感が全く違うように、


 態度や行動だけで満足・安心しきれなくても、それはある意
 味あたり前だったのだなあ…と。


 今後のWen-Doの講座でも、受講してくださる皆様に、態度
 と言葉のどちらもフルに取り入れながらお伝えしたり応えた
 りしていきたいと、強く思います。


 それが無意識レベルで出来るようになるまでには、時間がか
 かるかもしれないし、どちらかが抜けることがあるかもしれ
 ませんので、そんなときには皆様、遠慮なくご指摘ください。


 なお、ラビングプレゼンスについては、このあと審査に進み、
 認定を得ると、皆様に講座をさせていただけるようになりま
 す(^-^)


 もし、ラビプレ講師として実績の浅い私でもいいとおっしゃ
 ってくださる方がいらしたら、真っ先にそのかたのところに
 行って講座をさせていただきますので、ぜひご連絡ください。


 …ってPRする前に、無事に認定をいただかなくては!w
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by selfdefence | 2012-01-11 10:52 | つれづれ


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