つれづれ

映画『悪人』 感想2


『悪人』を見ての感想や思ったことの続きです。
感想1 はこちら。

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 現実の世界で、女性が男性に殺されたとか暴行を受けたとかの事
 件があると、被害女性について、よくもまあそんなに…と思うほ
 ど勘ぐられます。


 その真偽が定かでなくても、ネット時代ですから、噂は瞬く間に
 広まり、すると被害女性を護ろうとする動きも起き(それはきっ
 と善意なのだろうけれど)、結果として騒ぎが大きくなり…。
 よくある悲しい光景のひとつです。



 そうした、『リアルでの女性の傷つき』には、『フィクション』
 の中で何がどう描かれるかが色濃く関係している、と、長年言わ
 れてきましたし、そこに私も賛同はするのだけれども、

 
 私が『悪人』を見ながら体験した限り、事はそう単純ではない気
 がしてきました。



 どういうことか。
 

 イヤな女がいて、そのために男はカッとなり、女を手にかけてし
 まう…という描かれ方は定番と言えば定番です。


 それがゆえに、「男がそこまでしたのは、よほどのことを女がし
 たんじゃないのか?」と、リアルな被害者がいる事件ですら、人
 々が〈下衆な勘ぐり〉をするようになってしまっているという構
 造は、確かにあると思うのだけど、



 そもそも(その女のその行為や態度で)、なぜカッとなる?


 そもそも(その女のその行為や態度が)、なぜ不快?


 という問いを、私は自分に対して感じています。
 


 というのは、私には身近に、
「別に。ああいう態度を取られても、自分は何とも思わない。好き
 でもないけど、ほっときゃいい」って言うだろうなーという人が
 いるからです。
 


 その人と一緒に『悪人』を見ていたら、その人の感想ってどんな
 ものになるのだろう?


(感想3に続く)
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by selfdefence | 2010-10-22 16:32 | つれづれ

女性のためのセルフディフェンスWen-Do Japan代表福多唯です。本当の声をあげたそのとき、世界は変わる☆と信じて、女性の声とエンパワーのための研修・講習・講師養成をしています。


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